Makoto Iijima(@makokujira)さんの人気ツイート(リツイート順)

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芸術家にとって創作とは、時に心身をすり減らす毒であるのと同時に、この世に自らを繋ぎ止め、息が出来るようになる希望のような薬でもある。
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たとえ作っているものが仕事に結びつかなくとも、それを作っている時の何事にも代え難い、掛け替えの無い時間こそが生きていると言う事であり、それによって自分が生かされていると言う事。「売れなければ無駄」などと言う人の意見を聞く価値はない。
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そもそも創作や表現の才がある人は、感受性が豊かであり、感受性が豊かと言う事は繊細な訳で、周りを不必要に気にしてしまう所もあるんだと思う。 お金にならなければ意味がない、のような意見を正面から受けてしまい、そのダメージも大きい。それにより生き方を変えられてしまうのは悲しい事。
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色の変わった世界ではどれがまやかしで、どれが本質であるかが分かるようになるし、自分にとって何が必要か、何が不必要かが分かるようになる。悲しみは絶えず存在するけれど、淡い色の景色の中の繊細な輝きが見えるようになる。
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辛い練習を乗り越えないと上手くならない、何事も達成できないという精神論は何かの呪縛であり、これに足を取られない方がいい。 好きだから下手でもいいから続けていると自然に上手くなるし、惹かれれる程に真剣になるので鑑賞に耐えうるものになる、と言う事の方が真だと思います。
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昔、好きで繰り返し聞いていた音楽を今聴いても懐かしさ以外には、良さが分からないと言う事も多々あるわけで、何かを強烈に好きになる、という現象はある年齢の自分と、その精神状態にちょうどシンクロする創作物との交点の奇跡的な一致であり。その感動は宝物と思う。
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前に好きだった画家の個展に行った時に、技術は本当に上手くなっているのに、絵としての魅力をなぜか感じなくて拍子抜けしてしまった事があった。技術に走りすぎているから魅力が無くなっているのか。技術と魅力は全く別物であるという事を改めて感じさせられた出来事だった。
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人は褒められて自己肯定感を持つことができ、やっていることが好きになる事ができ、それが物事の上達に繋がると思う。 否定から入り「苦行を経ないと何事も身につかない」等の根性論で物事を強制するのは何も生み出さないばかりか、人格形成に悪影響を与え人の自由な意思や権利を奪う罪だと思います。
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ツイッター。誰にも言わない事を瓶に入れて海に流しているようなものだと思っているので、拾ってくれる人がいるのは奇跡だと思っているし、知らない誰かと深い共感が生まれたりする事に驚く。魔法か何かじゃないかと思うことがある。
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@mph_for_doctors 韓国は12月日本と同じような新規感染者の増加がありましたが、そこから「やみくも」にも思える大量PCR検査を行い感染者数を減らしている傍ら、抑制論のため無症状者への公的検査が絞られている日本の状況はご存知の通りです。感染制御に成功している諸外国を見習うべきでは? twitter.com/bb45_colorado/…
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幼稚園児の絵画教室、生徒の作品。 素晴らしい抽象表現主義絵画。
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ツイッターは、普段の生活では言えない心の奥を、ビンにつめて太平洋に流してるようなものだと思っているので、拾ってくれる人がいるのは奇跡だと思っている。
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「どんなに教養があって立派な人でも、心に傷がない人には魅力がない。他人の痛みというものがわからないから。」フジコヘミング 心に傷があるから他の人の痛みを解ることができ、その慈しみがその人やその人の作るものを魅力的にするという事もあるのかもしれない。
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宮崎駿が言っていた「入り口は広く低く、出口は高く浄化されていなければならない」という彼の創作に対する態度が好きだ。自分の作品もそうあれたらと願う。
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子供の頃に感じた、寂しくて、でも何か暖かいような夕暮れの感覚が、心の中に今もある。
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音楽は見ている景色を変える。 絵画は心に音楽をかける。
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たとえ作っているものが仕事に結びつかなくとも、それを作っている時の何事にも代え難い、掛け替えの無い時間こそが生きていると言う事であり、それによって自分が生かされていると言う事。「売れなければ無駄」などと言う人の意見を聞く価値はない。
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感受性が鋭く意識の奥で思考をし始めるような人は、周囲との温度差に気づき、表層に馴染まずに世間を持て余し始める。 そのような人の帰すところが文学や芸術の世界であり、唯一自らを自由に解き放つことができる。
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目標を達成しないと有意義ではない意味はない、という考えは危険。 生きるという事は1日を、1秒1秒を「過ごす」という事であり、その一日の間にどんな小さい事でも、嬉しいと思えたり、良かったと思えたり、美しいと思える瞬間があればそれこそが生を全うしているという事と思う。
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悲しみと諦めと許しと祈りがある絵が描きたい。そこに希望があるかどうかを見る人にゆだねられるような。
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音楽から景色が見えてくる事があるように、絵から音楽が聞こえてくる事がある。
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プチバズっているようなので絵を置いておきます。コロナで5月の個展が延期になってしまい、リスケジュールしようと思っていた矢先に東京の感染者が増えてきてしまい悩ましいですが、開催が決まりましたらまたこちらでお知らせいたします。
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人が生きるという事の、ほの暗い深淵に気づいてしまう様な人は、深淵の底まで覗きに行かなければならないという運命にあると言える。底にたどり着いて観察し見回してみて初めて、新しい認識と新しい生き方が見えてくる。
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音楽や絵画、文学における深く繊細な機微に心から感動するような、豊かな感性を持った人は、社会の中の乱雑な感情のやり取りに辟易とする事が多いと思います。
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繊細な感受性を持っている人にとって今の社会は生き辛い。それは、この競争社会の乱雑な感情の押し付けに辟易としてしまうから。 でも、その感受性があるからこそ、風の香りや日差しの声や、美しい音楽を、芸術をーその繊細な機微と深みをー受け取ることができる。