Makoto Iijima(@makokujira)さんの人気ツイート(新しい順)

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人は30分の美しい思い出を糧に3年は生きる事ができる。
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人は生きているだけで傷ついていて、息をするごとに心が削られている。芸術はその傷のために存在していると言うところがある。
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本当に疲れたり傷ついている人には、一般的に言われるような癒しは気がまぎれる事はあるかもしれないけれど癒える事はないのではないかと思う。芸術には深い傷にも寄り添えるだけの底の無いの包容力があり、何かの支えになり得るのだと思っています。
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誰にも言えない思いがあるなら、ここではない違う世界への憧れがあるなら、日々溜め込まれていくやるせなさがあるなら、暮色に暮れる空の美しさに感動する心があるなら、創作を始めるといい。 創作という無限空間は日常のすぐ傍にあって全てを受け入れてくれる。
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理不尽な上役や経営者に多いかもしれないこの手の輩。間違いが出来ない息詰まる空気を作り上げ、その人が思う事を察して行動していくように仕向け、次第に人格を奪ってコントロールしようとしてくる。このワードを感じたら最大限に警戒し取り込まれる前に逃げるのがいい。
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「細かな気遣いができる」「よく気がつく」「言われなくても率先して動く」のような言葉は一見耳障りが良いですが、それを美徳として押し付けてくるような人の近くにいなければならない事は(自分にとっては)控えめに言って地獄であり、これらの言葉は一級の警戒対象だと思っている。
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感受性が鋭く意識の奥で思考をし始めるような人は、周囲との温度差に気づき、表層に馴染まずに世間を持て余し始める。 そのような人の帰すところが文学や芸術の世界であり、唯一自らを自由に解き放つことができる。
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本当は「こうでなければならない」などと言うことは何もなく、それは育って行く中で誰かに植え付けられたり、知らぬ間に思い込んでしまった事かもしれない。力を抜いてその思い込みを疑ってみる。解けていくと見える景色が変わっていき、自分にとって本当に大切なものが見えてくるかもしれない。
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↑ツイート続き 人は「こうでなければならない、こういうものだ、自分がすべき事はこれなんだ」という思い込みに知らずのうちに縛られてしまうことがある。そこに固執すると、心や体のサインが聞こえなくなってしまう事がある。
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目標として頑張っていた事がなぜ目標にしていたのか分からなくなったりするのと同時に、今まで格好悪いと思っていたものが優しく響いてとても大切なものに思えたり、気にも留めなかった景色が美しくて涙が溢れたりする。世界を見る角度が変わる。
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色の変わった世界ではどれがまやかしで、どれが本質であるかが分かるようになるし、自分にとって何が良いものか、何が必要ないものかが分かるようになる。 悲しみを、今後長く付き合っていく友達のようなもの、と思えれば、淡い色の景色の中に、小さな輝きが見えるようになる。
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一度、精神的に危険なところまで追い詰められた事のある人にとっては、求めるものは心の平静であり、それ以外の事は大して重要ではないという心境になるものだ。 その時点から物事の価値が根本から変わり、世界の色が変わる。
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絵が売れず経済的に困窮し自殺未遂にまで追い込まれたモネに、ルノワールがパンを持って行ってあげていたという逸話があるけれど、その時食べるものもない中で描いていた絵が将来数十億円にもなる訳で、価値というものは何なのかという事を考えさせられる。
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音楽や映画や絵画、その中にある美しさ。抜き差しならない現実を、ひと時でも忘れられる何かというのは時にとても重要だったりする。時にそれは命をも救うものになり得る。
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ルノワールは「人生には嫌な事が多すぎるのでこれ以上嫌な物は作りたくない、愛らしく美しいものだけを作りたい」の様な事を言ったらしいけど、その気持ちも良く分かる。暗く辛い事ばかりの世界で、生きるためにファンタジーが必要な時もある。
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昔から集団が嫌いでどんな所にも所属しているという感覚が無かった。常にここは僕がいるべき所ではないという疎外感があった。時を経て、人が形成する集団に心から帰属できる場所などないと言う事に気付いた。しかし、何かに帰依する感覚が美しい自然の中にいる時と絵や音楽を作っている時にある。
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一人で曲や絵を作っていても需要ないかも知れないし、周りからはお金にもならないのに何をやっているんだと言われたりすると本当に萎えるけれど、やめなくていい。それが好きなら堂々と好きでいればいい。たとえ誰も聞いてくれなくても作った曲や絵は絶対にあなたの支えになる。
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心に何か抱えた人が作る作品には星が入っていて、その星は誰かの心に直接届くことになっている。 例え売れたり人気になったとしても星の入っていない作品は忘れられていく。星の入っている作品は、たとえ人気にならなくとも、届いた一人の心に深く刻まれて、時代を経て光を灯し続ける。
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音楽から景色が見えてくる事があるように、絵から音楽が聞こえてくる事がある。
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砂糖は甘いけれど本当は甘い訳ではなくて、人にとって効率的なエネルギー源だから多く摂取させる為に脳が「甘い」という幻想を人に見させているだけ、という風に考えていくと、自分が感じること、楽しいとか苦しいとか言う事も全部幻なんだなと言う気がしてくる。
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描いている絵をどの時点で完成とするかは難しいですが、「音楽が聴こえるか」「詩が聞こえるか」の二つの基準にするとうまく行くことが多いです。
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絵を描く人にとっては、ずっと前に描いた作品と全く同じものを、もう一度描くという事は難しいという事が分かるはず。それは、時間とともに技術力が変わり、心境も変わっていくから。 人間の精神は時とともに変容するもので、絵はその人のその瞬間の精神を封じ込めている。
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絵から音楽が聴こえてくるような風景画が描きたい。
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「どんなに教養があって立派な人でも、心に傷がない人には魅力がない。他人の痛みというものがわからないから。」フジコヘミング 心に傷があるから他の人の痛みを解ることができ、その慈しみがその人やその人の作るものを魅力的にするという事もあるのかもしれない。
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悲しみには二種類ある。何かのきっかけがある一時的なものと、ずっと続いていくもの。 ずっと続いていく悲しみのうちで、明確な心的外傷を原因としないもの、すなわち治療のしようが無いものを哲学的悲しみと呼びたい。哲学的悲しみの帰すところが芸術なんだと思う。