Makoto Iijima(@makokujira)さんの人気ツイート(古い順)

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【プレゼント企画】 このツイートをリツイート&フォロー頂きました方に、抽選で写真の「額付き油彩原画」「額付き複製画」のいずれか1点を計3名様に差し上げます。 期間は2022年1月9日(日)23:59まで。 結果は1月10日(月)にDMにてお知らせいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
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絵を描く人にとっては、ずっと前に描いた作品と全く同じものを、もう一度描くという事は難しいという事が分かるはず。それは、時間とともに技術力が変わり、心境も変わっていくから。人間の精神は時とともに変容するもので、絵はその人のその瞬間の心を封じ込めている。
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絵画は作者の思想をそのまま写しとるものなので深みのある心がないと、どんなに技術的に上手くても作品に魅力が出て来ないという事もあるのだろう。 反対に、たとえ技術的に下手でも背景に深い思想、心があれば作者の思い、精神世界の魅力が絵から滲み出てくる。
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絵から音楽が聞こえてくるような風景画を描きたい。
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どの童謡だったか詩だったか忘れたけれど、宮沢賢治が「人は食べ物をだけを食べて生きているのではありません、朝の綺麗な空や空気、きらきら輝く緑の美しい景色を食べて生きているのです」のような事を言っていて。今日みたいな清々しい日にはこの言葉を思い出す。
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音楽や絵画、文学における深く繊細な機微に心から感動するような、豊かな感性を持った人は、社会の中の乱雑な感情のやり取りに辟易とする事が多いと思います。
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絵から音楽が聴こえてくるような風景画を描きたい。
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【大阪での個展/展示会のお知らせ】 会期:2022年8/3(水)~8/9(火) 時間:10:00~20:00(最終日は16:00迄) 場所:大阪•高槻阪急3Fイベントスペース(アートギャラリー) 油彩原画20余点を展示いたします。複製画、水彩抽象画小品も展示即売する予定です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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一度、精神的に危険なところまで追い詰められた事のある人にとっては、求めるものは心の平静であり、それ以外の事は大して重要ではないという心境になるものだ。 その時点から物事の価値が根本から変わり、世界の色が変わる。
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色の変わった世界ではどれがまやかしで、どれが本質であるかが分かるようになるし、自分にとって何が良いものか、何が必要ないものかが分かるようになる。 悲しみを、今後長く付き合っていく友達のようなもの、と思えれば、淡い色の景色の中に、小さな輝きが見えるようになる。
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世界の色が灰色になってしまう事もあると思う。その時は負担になっている外的要因または「こうあるべきだ」と取り憑かれていた自分の思考パターンから逃げる事が大切。充分に休んで散歩をする。季節の風の香りや陽が降る緑の景色を心に取り込む。そうしているうちに淡く綺麗な色が風景の中に戻ってくる
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本当は「こうでなければならない」などと言うことはどこにもなく、それは育って行く中で誰かに植え付けられたり、知らぬ間に思い込んでしまった事かもしれない。力を抜いてその思い込みを疑ってみる、解けていくと見える景色が変わっていき、自分にとって本当に大切なものが見えてくるかもしれない。
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友人と会って、じゃあね、また今度ね、などと言いつつ別れて、それから何年も何十年も経ち「あれが最後に会った時だったな」と思い返す事がある。 友人でも恋人でも家族でも、いつも当たり前に居るという事は当たり前では無くて、「これが最後」と常に隣り合わせなのだと思う。
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過干渉な親が先回りして物事を進めたり、子の発話を遮って意見を被せ過ぎると、話すことに対するハードルが上がっていき、自分の意見を言う事を躊躇うようになる。 言わなかった思考は反芻され頭の中で煮詰まるので哲学的、文学的思考を持つ人はこういう背景を持つ事が多いのではないか、という仮説。
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心に何か抱えた人が作る作品には星が入っていて、その星は誰かの心に直接届くことになっている。 例え売れたり人気になったとしても星の入っていない作品は忘れられていく。星の入っている作品は、たとえ人気にならなくとも、届いた一人の心に深く刻まれて、時代を経て光を灯し続ける。
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ツイッター。誰にも言わない事を瓶に入れて海に流しているようなものだと思っているので、拾ってくれる人がいるのは奇跡だと思っているし、知らない誰かと深い共感が生まれたりする事に驚く。魔法か何かじゃないかと思うことがある。
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宮崎駿が言っていた「入り口は広く低く、出口は高く浄化されていなければならない」という彼の創作に対する態度が好きだ。自分の作品もそうあれたらと願う。
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音楽から景色が見えてくる事があるように、絵画から音楽が聞こえてくる事がある。
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感受性が鋭く意識の奥で思考をし始めるような人は、周囲との温度差に気づき、表層に馴染まずに世間を持て余し始める。 そのような人の帰すところが文学や芸術の世界であり、唯一自らを自由に解き放つことができる。
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前に好きだった画家の個展に行った時に、技術は本当に上手くなっているのに、絵としての魅力をなぜか感じなくて拍子抜けしてしまった事があった。技術に走りすぎているから魅力が無くなっているのか。技術と魅力は全く別物であるという事を改めて感じさせられた出来事だった。
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絵画の大きな魅力の一つは、「何かわからないけどこの絵には何かあるぞ、何だろう」という感覚だと思いますが、それは作者と観覧者が持っている精神世界の近い部分の呼応と、自分の精神世界を作者が凌駕している部分への反応なんだと思います。
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悲しみと諦めと許しと祈りがある絵が描きたい。そこに希望があるかどうかを見る人にゆだねられるような。
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売れない音楽を作るのも売れない絵を描くのも、周りから見れば無駄な事かも知れないけれど「そんなの無駄だからやめなよ」と言う人がいるとすればそれは人間性への冒涜だと思うし、その人をひどく陥れる言葉にもなってしまう。 描く、作ると言う行為自体が生きるために必要という人もいるのだ。
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宮崎駿が「プロ意識というより、好きでやってるという事の方が大切」の様な事を言ってたけど、全ての素晴らしい創作は、対象に対する献身と、内から起こる作りたい作らねばならないという思いから生まれるもの。その気持ちを無くし収益性のみが焦点になった創作はつまらないものになっていくのだと思う
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全ての人は心の中に、言葉にならず音にもならず色にもならない、意識の奥に眠る曖昧な原型を抱えている。それをある人は詩にして、またある人は絵や音楽にしたりするのだけれど、創作をしない沢山の人の心の中にも、素晴らしい音や色や言葉になり得る原型があるのだろうと思う。