Makoto Iijima(@makokujira)さんの人気ツイート(いいね順)

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音楽や絵画に心から感動するような豊かな感性を持った人は、社会の中の乱雑な感情のやり取りに辟易とする事が多いと思います。
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その学問や芸に興味を持つ可能性があるのに、苦行に仕立ててその物事を嫌いにさせるのは、それに心奪われ、続けていくという未来を奪われるという事だ。一見つまらなく見えても、隠されている魅力をいかに伝えられ学生、生徒の興味をいかに引き出すかに腐心する事が本来の教育の役割だと思う。
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友人と会って、じゃあね、また今度ね、などと言いつつ別れて、それから何年も何十年も経ち「あれが最後に会った時だったな」と思い返す事って結構良くあると思う。 友人でも恋人でも家族でも、いつも当たり前に居るという事は当たり前では無くて、「これが最後」と常に隣り合わせなのだと思う。
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心が成長するにつれ、物事を理解するにつれて、好きなもの、心奪われるものが変わっていくのは当然であり、その年齢、時期だからこそ感じられる感動というものが音楽や映画、絵画にはあると思う。なので好きになれる時に思いっきり好きになっておいた方がいい。
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暗い絵が描きたいからと暗い色を使っても、心が浮かれていれば浮かれた絵になるし、明るい色を使っても心が暗黒であれば暗黒の絵になる。 絵画は嘘がつけない。小手先の技術の奥に本質が透けて見えるし正直にならないと良い作品は描けない。
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芸術作品を購入するという行為は、ただ欲しいからという側面だけではない。自分にとって価値があると思うものと、それを作り出す人をーその精神をー世の中に存在させる手伝いをしているという側面がある。世界を深みのあるものに変える手伝いをしている。
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心に何か抱えた人が作る作品には星が入っていて、その星は誰かの心に直接届くことになっている。 例え売れたり人気になったとしても星の入っていない作品は忘れられていく。星の入っている作品は、たとえ人気にならなくとも、届いた一人の心に深く刻まれて、時代を経て光を灯し続ける。
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一人で曲や絵を作っていても需要ないかも知れないし、周りからはお金にもならないのに何をやっているんだと言われたりすると本当に萎えるけれど、やめなくていい。それが好きなら堂々と好きでいればいい。たとえ誰も聞いてくれなくても作った曲や絵は絶対にあなたの支えになる。
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ツイッター。誰にも言わない事を瓶に入れて海に流しているようなものだと思っているので、拾ってくれる人がいるのは奇跡だと思っているし、知らない誰かと深い共感が生まれたりする事に驚く。魔法か何かじゃないかと思うことがある。
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音楽から景色が見えてくる事があるように、絵から音楽が聞こえてくる事がある。
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全ての人に好かれようと調整しながら作っていると薄っぺらな物ができる。幅を限って掘り進んで行くと、一部の心を深く掴むような表現が出来る。執拗に作品と対峙し主観的になって掘り進んだ先は再び視界が開け、深く且つ幅広く共感されるような普遍的な景色が現れる。
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繊細な感受性を持っている人にとって今の社会は生き辛い。なぜならこの過度な競争社会の余裕のない感情の押し付けに辟易としてしまうから。 でも、その感受性があるからこそ、風の香りや日差しの声や、音楽、芸術をーその繊細な機微と深みをー受け取ることができる。
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【大阪での個展/展示会のお知らせ】 会期:2022年8/3(水)~8/9(火) 時間:10:00~20:00(最終日は16:00迄) 場所:大阪•高槻阪急3Fイベントスペース(アートギャラリー) 油彩原画20余点を展示いたします。複製画、水彩抽象画小品も展示即売する予定です。皆様のお越しを心よりお待ちしております。
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本当に疲れたり傷ついている人には一般的に言われるような癒しは気がまぎれる事はあるかもしれないけれど癒えることはないのではないかと思う。芸術には深い傷にも寄り添えるだけの底の無いの包容力があり、何かの支えになり得るのだと思っています。
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前に好きだった画家の個展に行った時に、技術は本当に上手くなっているのに、絵としての魅力をなぜか感じなくて拍子抜けしてしまった事があった。技術に走りすぎているから魅力が無くなっているのか。技術と魅力は全く別物であるという事を改めて感じさせられた出来事だった。
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悲しさと美しさはなぜか相性がいい。
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音楽や芸術は直接的な生活の為には不要、と言われてしまうこの時世だけれど、音楽や芸術が無くなった世界を生きることが出来る気はしない。
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気にしなくて良いような事を気にしたり、考えなくてもいいような事を考えたりして、周囲との間に温度差が出来てしまうような人は、創作活動に向いている人と言えると思います。 その感受性で繊細な精神の機微や、周りが気付かない美を捕まえる事ができるという事だから。
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プチバズっているようなので絵を置いておきます。コロナで5月の個展が延期になってしまい、リスケジュールしようと思っていた矢先に東京の感染者が増えてきてしまい悩ましいですが、開催が決まりましたらまたこちらでお知らせいたします。
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音楽や映画や絵画、その中にある美しさ。抜き差しならない現実を、ひと時でも忘れられる何かというのは時にとても重要だったりする。時にそれは命をも救うものになり得る。
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絵を描く上で一番大切な事は技術ではなく、自分の心が何を求めていて、何を魅力に思い、何を美しいと感じるかを的確に把握、理解しているという事だと思う。
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絵を描く人にとっては、ずっと前に描いた作品と全く同じものを、もう一度描くという事は難しいという事が分かるはず。それは、時間とともに技術力が変わり、心境も変わっていくから。 人間の精神は時とともに変容するもので、絵はその人のその瞬間の精神を封じ込めている。
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音楽や絵画、文学における深く繊細な機微に心から感動するような、豊かな感性を持った人は、社会の中の乱雑な感情のやり取りに辟易とする事が多いと思います。
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学問、科学や芸術を「楽しいもの」として心奪われるという事は、世界の仕組み、有り様をに興味を持つという事であり、物事を自分の目で見て解釈し、俯瞰的に考えられるという事に繋がる。混沌の時代、個々人がこの意識を持つという事はこの国、ないしは世界の未来にとって重要な事と思う。
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たとえ作っているものが仕事に結びつかなくとも、それを作っている時の何事にも代え難い、掛け替えの無い時間こそが生きていると言う事であり、それによって自分が生かされていると言う事。「売れなければ無駄」などと言う人の意見を聞く価値はない。