〈ジュンク堂書店池袋本店7階にて個展開催中ー10月31日まで〉 〜納品情報〜 【栗から出てきたクリシギゾウムシの幼虫ストラップ】 茹で栗を美味しく食べている最中に、突然訪れる出会い…忘れがたい。
《本日より個展&先行発売開始》 思えばものづくりをするきっかけを与えてくれたのは、ジュンク堂池袋店でのトークセッションでした。 ジュンク堂で生まれ、育ったといっても過言ではない作家が本を出し、個展をする…「故郷に錦を飾る」とはこのことでしょうか。 ありがたや、ありがたや…
ついに…!ついに…!! 作品集が発売されます。 この本は…なんと言うか、とんでもない本です。 どうしてこんな素晴らしい事になってしまったのか…未だに夢じゃないかと思う次第です。御尽力頂きました全ての方々に心から感謝いたします。 どうかたくさんの人に手にとってもらえますように。
明日のインセクトフェアで売るインセクトじゃないやつ! 左:マダラコウラナメクジを食べるカワカツクガビルのストラップ 右:魚の肝臓らへんにいるアニサキス(1匹出てる)のストラップ
チョウザメ類は、ほぼ全ての種が絶滅の危機に直面している。 成熟まで十数年かかり、産卵間隔が長い(3〜5年以上)うえ、産卵時期(遡上時期)が予測できるために強い漁獲圧にさらされてきた。 加えて、河川改修や水質汚染などによる産卵場所の環境悪化や消失が深刻な脅威となっている。
作品のモデルはミカドチョウザメ(Acipenser medirostris)。 かつて北海道の石狩川・天塩川などで見られたが、乱獲と産卵地の環境変化によって激減し、国内では絶滅したとされる。(ロシア沿岸の一部分には生息) 体長最大2.7m、体重150㎏。
【チョウザメのBAG】 キャビアで有名。サメではない。 体側にある5列の鱗が蝶に似た形をしているので蝶鮫と名がついた。 大きいものは8m、1300㎏を超え、100年以上生きるものもいる。 普段は海で過ごし、産卵時に河川に遡上する。 水底の生き物を吸い込むようにして食べる。
《巡検の思い出シリーズその2》 【パラサウロロフスのハンマーケース】 手にしただけで心踊る憧れのロックピックハンマー。 見通しの利かない沢道では、ノジュールを割る澄んだ音が仲間の位置を知らせてくれる。 その保護ケースには、長い鶏冠で鳴き声を共鳴させていた白亜紀の恐竜が相応しい。
...やばい、やばい
これは...ルイ・○ィトンのカタログか何かですか...?
謎の本を手に入れた
【ウマビルの低反発ポーチ】 環形動物門ヒル綱、顎蛭(がくしつ)目、ヒルド科。 体長:5-10㎝(伸縮する) 水田や溜池に生息し、巻貝などを食べる。発達した筋肉性の3個のアゴを持つが、同じヒルド科のチスイビルと違いヒトから吸血することはない。 ※吸盤部が丸カンで、提げられます。
【ダルマザメと痛々しい水玉模様のポーチ】 ツノザメ目ヨロイザメ科。体長:40-60㎝。深海に生息し、食餌の際に浅海に上がってくる。 マグロやクジラなどの体表に噛みついた後、自らの体を回転させて肉塊を丸くえぐり取って食べる。この為、獲物の体にはくり抜いたような食痕が多数残る。
【ヒヨケザルの風呂敷ポーチ】 サルと言いつつサル(霊長目)ではなく皮翼(ひよく)目。 体長35-40㎝、体重1.5-1.8㎏。 東南アジアの熱帯に分布。樹上に暮らし若葉や果実、樹液などを食す。夜行性。 発達した飛膜(アゴの下から尾の先端、指の間まで!)を持ち100m以上滑空する。
【ヒガシシマドジョウのペンケース】 体長:50-100㎜。 分布:中部以東の本州、佐渡島。 生息場所:河川中・下流域の緩やかな流れがある砂礫から砂泥底。 腹部の金具に紐を通せばネクタイに。 良い本も大概にしてもらわないと手が追いつかない。 楽しい、もどかしい…
【エキノコックスのストラップ】 成虫1.2-4.5㎜。イヌ科の動物に寄生。宿主の小腸で産んだ卵はフンとともに排出され、その卵の付着した草木や生水の摂取によりヒトに感染する。 ヒト体内で幼虫となり増殖し、肝臓に寄生して肝不全を引き起こす。 近年は本州でも感染例が報告されている。
【アカエイのリップケース】 全長1mの座布団型。尾に毒棘があり、刺されると激痛。 日本を含むアジア沿岸に広く分布。食用にもされる。 腹面の困り顔に見える部分は鼻の穴と口。 リップが一本、入ります。(浣腸っぽいね…
【ムカシトンボのヤゴの小物入れ】 北海道〜九州の山間部の水のきれいな渓流域に棲息。原始的な特徴を持つトンボとされ、「生きている化石」と言われる。 幼虫期間が5〜7年と、トンボの中でも特に長い。 ギュッとまとまった感のある姿が断然カッコ良い。 中に入れていいのはトンボ鉛筆だけ!
《あまのじゃくとへそまがり個展のお知らせ》 「Wandering ー好奇心、右往左往ー」 会期: 2017年2月21日(火)−3月5日(日) 場所: 東京・青山「ギャラリー・ドゥー・ディマンシュ」 初日と土日在廊予定です。その他の日も居たりします。 遊びにいらして下さい。
【ヒメアルマジロ】 体長12.5-15㎝、体重80-100gで、アルマジロ科最小。アルゼンチン中南部の半砂漠地帯にのみ棲息。 夜行性でほとんどの時間を地下の巣穴で過ごし、地表に出るのは採餌の時のわずかな時間だけ。 地面に穴を掘って隠れる際、お尻の鱗甲板が蓋の役割をするのだとか…。
【コクレルシファカのBAG】 (Coquerel's Sifaka)マダガスカル島固有種で、西岸の乾燥林に分布するインドリ科のサル。 昼行性で木の葉や果実などを食べる。 頭胴長42-50㎝、尾長50-60㎝、体重3.7-4.3㎏。 付属の木の幹BAGはチップスター専用ケースに。
【オサガメの背負い鞄】 最大で全長2m、体重900㎏にも達するウミガメ。世界中の海に広く分布する。 英名Leatherback turtleの通り、甲羅ではなく革のような厚い皮膚に覆われる。 主にクラゲなどを食べ、食道の棘状突起が口からの逆流を防いでいる。 とにかくカッコイイ。
【アオオビハエトリのアイマスク】 体長4㎜前後。横顔の青ラインが特徴。お得意のバンザイポーズで歩き回る姿がなんとも…可愛らしい。 (参考書籍「世にも美しい瞳 ハエトリグモ」須黒達巳著) ↓起床時間の指定や降車駅のアピールができる。
【ハダカデバネズミの女王】 女王を頂点としたカースト制をしく真社会性哺乳類。 厳しい戦いの末、女王になったデバは背骨が20%伸び、生殖活動を開始。一度に20頭もの仔を産む(乳首は8対しか無いのに…)。 寿命はなんと40年以上!
【ヨゴレのBAG】 メジロザメ科。外洋性の大型のサメ(最大4m)で、性格は凶暴で好奇心が強い。 大きくて丸っこい背鰭、胸鰭、尾鰭だけでも十分好みだが、さらに白斑があるところが格好良い。 取り巻きの「ブリモドキ」も、いちいち小物入れ。