【死んだふりをするキタオポッサムの湯たんぽ袋】 Didelphis virginiana 北米〜南米北部に生息。体長は50㎝に達しオポッサム科で最大。 外敵に襲われると「擬死行動」をとる。(→ 体を丸めて倒れ込み、口を半開きにして悪臭のする唾液を分泌する。棒でつついたり尻尾を掴んで持ち上げても反応しない)
【ムネアカセンチコガネのポーチ】 Balbocerosoma nigroplagiatum 体長9.0〜14.0㎜。北海道〜九州、屋久島に生息。橙色と黒色の斑紋が美しく、変異に富む。 オスの頭部にあるちっちゃなツノが愛らしい。 長く食糞性とされていたが、最近、植物と共生する菌根菌の子実体を食べていることがわかった。
【セミヤドリガのポーチ】 Epipomponia nawai 幼虫がセミに寄生する蛾。 5齢幼虫は白い粉をふいたような蝋物質で覆われる。 セミの背中につかまって体液を吸って育ち、やがて糸を吐きながら降下し、樹木や草葉の上で繭を作って蛹化する。 成虫のほとんどが雌で、単為生殖を行う。…など、謎多き蛾。
【シマアメンボの書類ケース】 分かりづらいけど縫い目が脚になっています。 【ゴキブリの卵鞘ポーチ】 分かりづらいけど種類はクロゴキブリです。 【オニヤンマヤゴのマスク】 分かりづらいけど顎の部分だけです。 #昆虫大学2018
【ツバキシギゾウムシのお面】 【リンゴコブガの幼虫カチューシャ】 #昆虫大学2018 は「大学」と言っても虫好きの人の為のお祭りのようなものです。 とはいえ、個人的には大学祭みたいなノリは大変苦手なので、町内会の夏祭りといった気分で参加させて頂いております。
グループ展「害虫シンフォニー」が明日から始まります。 刺繍、ガラス、切り絵…など、表現方法の異なる7人の作家による「害虫」モチーフ作品をご堪能ください。 即売品は、イラガ繭ポーチ、トコジラミの小銭入れ、クリシギゾウムシ、日本住血吸虫、エキノコックス、蚊のエコバッグ、作品集、です。
【カタオカハエトリのヘッドライト】 体長3㎜前後のハエトリグモ。北海道、本州、四国、九州に分布。オスの鮮やかな橙色の脚が魅力。 ※着脱式。使用したライトは↓ Catalast LEDヘッドライト 超軽量 充電簡単 バッテリー2200A USB充電式 IPX6防水仕様 ... amazon.co.jp/dp/B07BFR2ZB1/… @AmazonJPより
【サソリモドキのポーチ】 Typopeltis crucifer(タイワンサソリモドキ) 体長40㎜。八重山・宮古諸島、台湾に分布。夜行性で昆虫やクモ類を捕食。 ガッチリした触肢とムチ状の尾節が魅力。 外敵に対して肛門腺から酢酸臭の液体を噴射する。が、あえて刺激しなければヒトに向かってくることはない。
【ネコザメの卵のポーチ、赤ちゃん付き】 Heterodontus japonics 太平洋北西部の沿岸海域に分布する底生性のサメ。最大で120㎝。夜行性で、サザエなどの貝類や甲殻類を食べる。 ドリル型の卵が有名で、胎児はこの中で約一年過ごし、18㎝ほどに育ってから出てくる。 カプリコケースに最適。
【ニシツノメドリのポーチ】 Fratercula arctica チドリ目ウミスズメ科。体長28〜30㎝、体重400g。 北大西洋と北極海に分布し、水深60mまで潜ってイカナゴやニシンなどを捕食する。 色鮮やかなクチバシは、繁殖期 が過ぎると剥がれ落ちて地味になる。
【アメフラシのポーチ】 Aplysia kurodai 腹足綱アメフラシ科。巻貝の仲間で、背中の皮フの下に薄く小さい木の葉状の殻を持つ。 日本各地で見られ、体長は10〜15㎝。アオサやワカメなどの海藻を食べる。 雌雄同体で、複数個体が繋がって「連鎖交尾」を行うことがある。 黄色いヒモ状の卵を産む。
【スッポンモドキのBAG】 Carettochelys insculpa オーストラリア北部、ニューギニア南部の河川、湖沼に生息。産卵時以外は完全水棲。甲長50㎝、体重20㎏、植物食傾向の強い雑食性。 愛嬌のある姿が人気でかつてペットとして安価で販売されていたが、乱獲、生息環境の破壊などにより個体数が激減した。
【オウギワシのわし掴みホルダー】 メキシコ南部〜南米中央部に生息。全長1m、翼開長2m、体重7.5kgに及ぶ。 極太の肢と巨大な鉤爪が魅力で、その握力は猛禽類最強と言われる。 敏捷に樹間を飛び、ナマケモノ、サル、イグアナなどを捕食する。 近年、生息地の分断・破壊により個体数が激減している。
《お知らせ》 5月12-13日、東京ビッグサイトで開催される「デザインフェスタ」に出展します。 ブース番号は、B -406、407。 変態陶芸家の工房うむき@kobo_umuki さんと連番です。 即売品は、 コウイカのキーケース、 カッコウの托卵エッグスタンド、 カメノテの手袋、 …などなど(画像参照下さい)
【オオバンの弁足キーホルダー】 水鳥の趾(あしゆび)にヒレ状の膜が発達しているものを弁足という。 カイツブリは木の葉型だが、オオバンは串だんごのようにくびれている。面白い。 仕様: 針金入りで趾は各々曲げられる。趾を曲げたら立たなくなるけどまずキーホルダーを立てる必要がなかった。
【カイツブリのポーチ】 全長25-29㎝。体は丸っこくて尾羽が非常に短い。水かきがヒレ状に発達した足(弁足)が体の後部から生える。主に水上で生活し、歩くのは苦手だが潜水は大得意。 ヒナを背中に乗せて泳ぐ。 仕様: 親の両翼下にファスナー。ヒナは親から離れてもシュッと戻るリールキーホルダー。
#男っぷりを爆上げするバッグ #女の価値を決めるバッグ タグ関連で新たに興味を持たれた方へ いきもにあ@equimonia 博物ふぇすてぃばる!@hakubutufes 昆虫大学@konchuuniv などのイベントではこんな感じの作品はザラです。溢れんばかりの素晴らしいグッズ・作品に出会え、圧倒されること必至です。
【托卵エッグスタンド】 カッコウのヒナは、本来の巣の主のヒナよりも早く孵化する。そしてまだ目も開かない状態で、宿主の卵を背中に乗せ、巣の壁をよじ登り、外へ捨てる。先に孵化したヒナが居ればそれも押し出す。 ずる賢いとか残酷とかでなく、巧みで鮮烈な「生き残り戦略」にシビれるって話。
【イモムシの持ち手】 白: カイコの幼虫 緑: メンガタスズメの幼虫 買い物袋の持ち手に付ければ指が痛くならず、紙袋の取っ手に付ければ手汗や摩擦での劣化を防げる。 握ってみたくなるよね、イモムシ。
【アオアシカツオドリのバッグ】 Sula nebouxii 全長80cm、翼開長150cm。 名前の通り青い脚と愛嬌のある顔だち、そして脚を交互に上げる求愛ダンスがなんとも可愛らしい。 採餌の際、群れをなして上空から海中へダイブする様は圧巻である。 (両翼の下にファスナー開閉のポッケ有り)
【イラガの繭ポーチ】 毒棘を持つ幼虫が有名だが、その繭も魅力的で縞模様が工芸品のように美しい。枝の分かれ目によく見られる。 右: イラガ成虫。繭上部をフタを開けるように出てくる。 左: 寄生蜂のイラガセイボウ。繭内でイラガ幼虫を食べて成長し、繭側面をキバで齧り丸穴を開けて出てくる。
【カメノテの手袋】 ミョウガガイ科カメノテ Capitulum mitella フジツボの仲間で、亀の手に似ているのが名の由来。大きさは3〜7㎝。潮間帯の岩礁の隙間に付着している。 食用とされ、味噌汁や塩茹でなどで美味。 参考:岩波科学ライブラリー「フジツボ 魅惑の足まねき」倉谷うらら著、岩波書店(2009)
クリスマスプレゼント…お悩みの方へ、老若男女問わずお勧め致します。 誰でもきっとひとつくらいは好きな生きものが載っているはず(…嫌いなのは3つくらい居るかも)。 充実の内容に手頃なお値段、そしてきらめく箔押しがクリスマス感あります。 #WANDERING ANIMALS #あまへそ本