先日、修繕依頼を受けて「コウイカのキーケース」が里帰りしました。(左は新品) この色、この艶、最高にカッコ良いエイジングっぷり!男前になったなあ。 作品が持ち主に大切にされていて、その成長した姿を見られるなんて、作家冥利に尽きるというものです。 これからも末永く使ってもらえますように
「ミジンコのキーケース」 内臓をひっぱり出すと鍵がかけられます。卵もついています。 過去の作品ですが、ご注文を頂いたついでにいくつか作りました。 ご希望の方には通販いたしますのでDMにてお問い合わせ下さい。 (写真2枚目は1年間部屋に提げて日焼けした個体)
ついに…!ついに…!! 作品集が発売されます。 この本は…なんと言うか、とんでもない本です。 どうしてこんな素晴らしい事になってしまったのか…未だに夢じゃないかと思う次第です。御尽力頂きました全ての方々に心から感謝いたします。 どうかたくさんの人に手にとってもらえますように。
【マダラスカンクの消臭スプレーカバー】 Spotted Skunk 独特の逆立ちポーズで敵を威嚇し、肛門の両脇にある臭腺から強烈な悪臭がする分泌液を噴出する。 敵の顔を狙って放つ分泌液は4~5メートル飛び、1キロ以上離れた場所まで漂う。 衣服に付いたら捨てるしかないし、目に入ると一時的に盲目になる。
【托卵エッグスタンド】 カッコウのヒナは、本来の巣の主のヒナよりも早く孵化する。そしてまだ目も開かない状態で、宿主の卵を背中に乗せ、巣の壁をよじ登り、外へ捨てる。先に孵化したヒナが居ればそれも押し出す。 ずる賢いとか残酷とかでなく、巧みで鮮烈な「生き残り戦略」にシビれるって話。
【カイツブリのポーチ】 全長25-29㎝。体は丸っこくて尾羽が非常に短い。水かきがヒレ状に発達した足(弁足)が体の後部から生える。主に水上で生活し、歩くのは苦手だが潜水は大得意。 ヒナを背中に乗せて泳ぐ。 仕様: 親の両翼下にファスナー。ヒナは親から離れてもシュッと戻るリールキーホルダー。
【ハリモグラの赤ちゃんのペーパーウエイト】 Echidna puggle 卵を産み、育児嚢で母乳をあげて育てる単孔類。 先端が4つに分かれた陰茎とか、世界最大のノミが寄生しているとか、成獣の生態も形態も相当おもしろい。 が、幼獣のビジュアルインパクトが凄まじくて… なにこの謎の生きもの感…かわいい…
【ババヤスデのブレスレット】 日本産では大型のヤスデで体長40〜55㎜。主に森林の腐植土中で落ち葉などを食べている。 背中の色は黄褐色、青灰色、紅褐色など多様。 歩脚の数は多いが、具合が悪いのかしらと心配してしまうほどの全速力の遅さ(?)が魅力。 ムカデのように噛んだりはしない。
【アオイガイの小銭入れ】 Argonauta argo 名前に「貝」とあるが浮遊性のタコの仲間で、温帯・熱帯海域の表層付近に生息。 殻を持つのはメスのみで、第一腕の膜状に変形した先端部分から炭酸カルシウムを分泌して、自ら形成する。 体の成長とともに大きくしていき、成熟するとその中で卵を産む。
【アオドウガネのポーチ】 Anomala albopilosa 市街地や公園などで普通に見られるコガネムシ。 緑色の金属光沢と丸っこい体型、脇腹の毛が魅力。食葉性。 夜行性だからか昼間はのそのそしている。 セミと並んで「夏に道端に落ちてる虫」ランキング上位の虫。死んでいても美しい。 拾わざるをえない。
【アゲハチョウ前蛹のカラビナ】 「前蛹」は、幼虫が蛹になる前の準備段階。 蛹になる場所を決めたアゲハ終齢幼虫は、尾端を固定し、帯糸を張って体を支え、体を縮めて「く」の字に曲げ動かなくなる。この状態で1〜3日過ごしたのち、最後の脱皮をして蛹になる。 なんか知らんけど好きなんです前蛹。
!!!オンラインショップ、OPENしました!!! よそでは売っていない、へんてこりんなものが欲しくなったら、 →→→ amaheso.com まだまだ作品数が少ないですが、随時追加いたしますので、時折のぞいてみてください。
【キリアツメの貯金箱『カネアツメ』】 Onymacris unguicularis 砂漠にすむゴミムシダマシ。霧の出る早朝に砂丘の上で逆立ちをして、体に水滴を集め、口元へ流れてきた水を飲む。 体の表面は一見つるっとして見えるが、実は細かい網目状の独特な構造になっていて、水滴を集めやすくなっているらしい。
【オウギワシのわし掴みホルダー】 メキシコ南部〜南米中央部に生息。全長1m、翼開長2m、体重7.5kgに及ぶ。 極太の肢と巨大な鉤爪が魅力で、その握力は猛禽類最強と言われる。 敏捷に樹間を飛び、ナマケモノ、サル、イグアナなどを捕食する。 近年、生息地の分断・破壊により個体数が激減している。
#おうちで過ごそう #StayHome おうちで過ごしたくても過ごせない場合もあるけど…。 (カッコウの托卵エッグスタンド↓)
【チョウザメのBAG】 キャビアで有名。サメではない。 体側にある5列の鱗が蝶に似た形をしているので蝶鮫と名がついた。 大きいものは8m、1300㎏を超え、100年以上生きるものもいる。 普段は海で過ごし、産卵時に河川に遡上する。 水底の生き物を吸い込むようにして食べる。
スゴイの出来たー‼︎‼︎ カブトムシの幼虫BAG、改訂版! やった、これで今週末の博物ふぇすに間に合う〜。…あれ?
【アカエイのリップケース】 全長1mの座布団型。尾に毒棘があり、刺されると激痛。 日本を含むアジア沿岸に広く分布。食用にもされる。 腹面の困り顔に見える部分は鼻の穴と口。 リップが一本、入ります。(浣腸っぽいね…
幼虫アイマスク。 自宅用・旅行用・スイカ割り用に3種そろえてみませんか。 裏はスエード革で誘眠触感。 幼虫をまぶたの上に乗せて眠りたい〜、という変態がいるかどうかは知りませんが、昆虫大学(11/2-3)に持っていきます。
【アオアシカツオドリのバッグ】 Sula nebouxii 全長80cm、翼開長150cm。 名前の通り青い脚と愛嬌のある顔だち、そして脚を交互に上げる求愛ダンスがなんとも可愛らしい。 採餌の際、群れをなして上空から海中へダイブする様は圧巻である。 (両翼の下にファスナー開閉のポッケ有り)
【カワウのハンガー】 潜水して魚を捕まえるのが得意。 羽毛の油分を出す機能が弱いので、濡れた体を乾かすために翼を広げた姿勢でいることが多い。 1970年頃、河川の水質汚染などにより生息数が激減したが、90年台以降は環境が改善されて数が回復し、今度は増えすぎて害鳥扱いされるようになった。
《巡検の思い出シリーズその2》 【パラサウロロフスのハンマーケース】 手にしただけで心踊る憧れのロックピックハンマー。 見通しの利かない沢道では、ノジュールを割る澄んだ音が仲間の位置を知らせてくれる。 その保護ケースには、長い鶏冠で鳴き声を共鳴させていた白亜紀の恐竜が相応しい。
【死んだふりをするキタオポッサムの湯たんぽ袋】 Didelphis virginiana 北米〜南米北部に生息。体長は50㎝に達しオポッサム科で最大。 外敵に襲われると「擬死行動」をとる。(→ 体を丸めて倒れ込み、口を半開きにして悪臭のする唾液を分泌する。棒でつついたり尻尾を掴んで持ち上げても反応しない)
それから「コウイカのキーケース」もご注文ついでに余分に作りましたので、購入希望の方はDMにてお問い合わせ下さい。