【ウグイスコガネのBAG】 Chrysina beyeri 貴金属的な光沢を持つことから「宝石コガネ」とも呼ばれるプラチナコガネの仲間。 色彩のバリエーションが豊富で、主に中南米とアメリカ南西部の標高の高い地域に生息する。 今回モチーフの種は鮮やかな黄緑色のボディと附節の先まで紫に輝く脚が美しい。
【エビガラスズメのハサミ入れ】 Agrius convolvuli 5-11月に日本全国で見られる夜行性の蛾。長い口吻で筒状の花の蜜を吸う。85㎜前後。腹部の模様が美しい。 背景は月をイメージして、満月と新月と朧月みたいな3色の牛革にしました。 未使用時は口吻(丸牛ヒモ)を穴に通して、鋏の脱落を防止します。
【バイカルヨコエビのポーチ】 Acanthogammarus lappaceus ヨコエビは端脚目に属する小型の甲殻類で、大半は数㎜~数㎝程度。 世界に約1万種、日本に400種以上いるとされる。 バイカル湖にいる259種(亜種を加えると335種)のうち98%が固有種。 大型でトゲトゲしたカッコイイやつがたくさんいる。
【オサガメの赤ちゃんの小銭入れ】 ご注文は過去作品「アオウミガメの赤ちゃんの小銭入れ」でしたが、我儘を言ってオサガメに変更させて頂きました。 オトナの甲羅はツルッとしているのに、赤ちゃんのはビーズ細工のようにツブツブしていて面白いです。 ※腹部のDカンでエコバックに提げられます。
【ネコザメの卵のポーチ、赤ちゃん付き】 Heterodontus japonics 太平洋北西部の沿岸海域に分布する底生性のサメ。最大で120㎝。夜行性で、サザエなどの貝類や甲殻類を食べる。 ドリル型の卵が有名で、胎児はこの中で約一年過ごし、18㎝ほどに育ってから出てくる。 カプリコケースに最適。
【ハタハタの数珠入れ】 Arctoscopus japonics 体長20㎝程のスズキ目の魚。 ふつう水深250m前後に生息し、産卵期の11月〜1月には浅い岩場の藻場をめがけて秋田県沿岸部に大量に押し寄せる。 「ブリコ」と呼ばれる団塊状の魚卵は、赤褐色〜青緑色など変化に富む。 ※額絵は矢口高雄先生のカレンダー
【アラビアサンドボアの指ぬき】 別名ホシニラミスナボア Eryx jayakari アラビア半島の砂漠に生息する小型のヘビ。 夜行性で昼は砂の中に身を隠す。 目が上向きについた独特の顔つきが忘れられない。このやる気の無さよ…! #いきもにあ2021 素材はピッグスエード、3色、表情は色々。
【クワガタコガネのキャリパーポーチ】 Kibakoganea tamdaoensis akitai 東南アジアに生息するコガネムシの仲間で、ずんぐり体型と多様なツノ・キバ・突起が魅力。 特にこのtamdaoensisのオスは、細長くて湾曲した大顎が特徴。挟む力は非常に弱い。 [仕様]大顎はお手持ちの外パスに取り替え可。
【シャチホコガの幼虫のBAG】 Stauropus fagi 体を目一杯反り返らせて、異常に細長い胸脚を広げる「威嚇のポーズ」が奇天烈で格好良い。 背中に並んだ突起と棒状の尾脚も魅力的。 ※ 腹部にファスナー、尾端にウンコ的なモノが入るポケット有り。とまり木には「よっちゃんシリーズ」が3本入る。
【ツチブタ赤ちゃんのまくら】 Orycteropus afer AARDVARK 管歯目ツチブタ科 サハラ砂漠以南のサバンナなどに暮らす、ブタとは何の関係もない生きもの。 前足の強力な爪でアリやシロアリの巣を破壊して長い舌で食べる。 夜行性で警戒心が強く、危険を察知すると素早く土を掘って隠れる、穴掘り名人。
別に新作じゃありません。着用写真を撮るまでに何年もかかっただけなのです、シリーズ。 大きさがわかりやすいと好評でしたので…。
そしてまた1頭、旅立ちます。密猟撲滅親善大使。 センザンコウ、特にアフリカにいる種の認知度が低いのはわかっていたけど、「これ、モンハンに出てますよねっ」とか言われてガッカリした。代わりに狩られてくれ。
ミジンコのキーホルダー。 内臓ごと引っ張り出すと、カギも出てくる。 卵が3つ、ついています。
【オオオニバスのポットマット】 Victoria amazonia 大鬼蓮 アマゾン川流域に生育するスイレン科の水生植物。 2メートル以上にもなる巨大な葉が、水面にズラリと浮かんでいる光景は圧巻。 上に乗って昼寝したい。 ※ 鍋敷ではないので直火ポットや水滴のついたコップなどには使用できません。
こんなの、買うひとの気が知れない。 つか、作るやつの気が知れねえ。
【アリノタカラのポーチ】 ミツバアリと絶対的共生関係にあるカイガラムシの一種。 植物の根の汁を吸い、腹の先端から甘露を出す。ミツバアリはこの甘露を食べ、アリノタカラはミツバアリに世話をしてもらって生きる。 結婚飛行に飛び立つ際、新女王は必ず一頭のアリノタカラを加えて巣を出る。
「ニイニイゼミのポケットティッシュケース」ご注文を頂いたついでに、(今更なんですが、やっと)展示保存用の個体を作れました。本来、羽化のイメージで作ったものですが、冬虫夏草にもできます。
【ジャコウウシのマスコットストラップ】 (Ovibos moschatus) Muskox 極北のツンドラ地帯にすむカモシカの仲間。 極寒の気候に対応した長い体毛と、大きくて幅広い曲がった角が特徴。 オオカミなどに襲われると、子ウシを真ん中に囲んで外側を向き、円陣を組んで守る。 ※ 中に鈴が入っています。
【オサガメの背負い鞄】 最大で全長2m、体重900㎏にも達するウミガメ。世界中の海に広く分布する。 英名Leatherback turtleの通り、甲羅ではなく革のような厚い皮膚に覆われる。 主にクラゲなどを食べ、食道の棘状突起が口からの逆流を防いでいる。 とにかくカッコイイ。
@equimonia 革で、カバンやリュックや巾着など、使いづらい実用品を作っています。12月までに何が出来るのか、自分でも全く分かっていないので楽しみです。
謎の本を手に入れた
作品のモデルはミカドチョウザメ(Acipenser medirostris)。 かつて北海道の石狩川・天塩川などで見られたが、乱獲と産卵地の環境変化によって激減し、国内では絶滅したとされる。(ロシア沿岸の一部分には生息) 体長最大2.7m、体重150㎏。
【パンケーキガメのポーチ】 アフリカの乾燥した岩場に棲む、甲羅が扁平なリクガメ。 危険を感じると岩の隙間に逃げ込み、柔軟性のある甲羅を膨らませ、四肢を突っ張って、引き出されないようにして身を守る。 生息地破壊やペット目的の乱獲により激減。2019年ワシントン条約附属書Ⅰ類に登録された。
マレーシアの百貨店で本革製品にカビが生えてるツイート写真にしばし魅入ってしまいました。 それで思い出しました。 こんなひどい状況下でもこんな不愉快(かつ愉快)な作品を注文して買ってくれた人がいるんですよ。しかも二人。世の中捨てたもんじゃないですね。
【アカモンオウサマゾウムシのBAG】 Branchycerus ornatus アフリカ南部と東部に生息する大型で丸っこい体型のゾウムシ。 体長25-45mm。 黒地に赤色斑点と、前胸背板のデコボコがかっこいい。