国立公文書館(@JPNatArchives)さんの人気ツイート(古い順)

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天平9年(737)6月11日、小野老(おののおゆ)が没しました。ご存知ない方も多いかもしれませんが、「令和」の典拠となった『万葉集』の「梅花歌卅二首」にも一首を寄せた、当時を代表する歌人なんです。――梅の花今咲けるごと散り過ぎず我が家の園にありこせぬかも buff.ly/31mTjNd
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天正10年(1582)6月13日、山崎の戦いで明智光秀が敗走。その途上で死去したといわれています。画像は貞享3年(1686)に編纂された、徳川家康の政権樹立までを記した書『武徳大成記』。ここにも光秀の死が。来年の大河ドラマ #麒麟がくる ではどのように描かれるのでしょうね。 buff.ly/2Xyb4H3
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今日はこの季節にぴったりの虫、『虫譜図説』より「デンデンムシ」(カタツムリ)をご紹介。同書は幕臣の飯室昌栩(いいむろまさのぶ)が著した虫類図鑑。全970品の虫類を『本草綱目』を基礎に体系的に分類し、図と説明を加えています。近頃は見かけませんね、デンデンムシ。 buff.ly/2YioQOo
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7/7まで開催の企画展「紙に願いを」では、珍しい形状の所蔵資料を紹介しています。画像は渡良瀬川の砂で、農商務省農事試験場技師の坂野初次郎により採取されたものです。坂野は足尾銅山鉱毒調査委員会の一員となり、この砂を参考資料として添付した報告書を提出しました。 buff.ly/2IgMIdf
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この季節の雨は「虎が雨」と呼ばれています。旧暦5月28日の雨の夜、曾我兄弟が仇討を行ったことにちなみます。このとき死んだ兄の十郎には虎御前という恋人がいました。今でも虎は恋人の死に涙しているとか…。詳細は7月からの企画展「雨に詠えば―空模様の古典文学―」にて! buff.ly/2IgMIdf
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永禄6年(1563)7月6日、三河の松平元康は実名を家康に改めたとされています。後の徳川家康です。この改名の時期については諸説ありますが、今川義元から貰った「元」の字を変えることで、それまでの今川氏との関係を断ったことを示しています。画像は『徳川幕府家譜』です。 buff.ly/2JkG2MW
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7月7日は七夕。雨が降ると織姫・彦星が逢えないと言われていますが、『万葉集』には雨を彦星が天の川で漕ぐ舟の櫂の雫に例えた和歌が載っています。旧暦の七夕はもう秋なので、秋雨のことですね。詳しくは27日(土)から開催の企画展「雨に詠えば―空模様の古典文学―」にて! buff.ly/1Sm1TmO
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今年(2019)は日本オーストリア友好150周年。国立新美術館のウィーン・モダン展など、関連イベントが盛りだくさんです。画像は公文附属の図より、当時のオーストリア皇帝フランツ・ヨーゼフ1世に宛てた国書委任状。岩倉使節団がそのまま持ち帰ったため、当館に残っています。 buff.ly/32cWh7B
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保元元年(1156)7月14日、公卿藤原頼長が亡くなりました。画像は頼長の日記『台記(たいき)』の別記から近衛天皇即位に伴う康治元年(1142)の大嘗会(だいじょうえ)に関する部分。先例や有職故実書を参照しながら、雅楽で用いる和琴の扱いなどの細部にまで記述が及んでいます。 buff.ly/2XHSYSi
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承和9年(842)7月15日、嵯峨上皇が崩御しました。この時代には、弘仁格式の制定・施行により、朝廷の儀式などが整備され、宮廷儀礼や詩文などの文化が栄えました(弘仁文化)。画像は嵯峨天皇の勅撰とされる鷹狩りに関する書物『新修鷹経』です。 buff.ly/30sry4B
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新海誠監督の新作「 #天気の子 」が公開されましたね。新海監督は日本の古典文学に造詣が深いそうで、「 #言の葉の庭 」では『万葉集』の雨の和歌が登場しました。この和歌、27日から始まる企画展「雨に詠えば―空模様の古典文学―」で展示しますよ! buff.ly/2Z2aCBU
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明日(7/22)から、つくば分館で企画展「平家物語―変わりゆく時代を学ぼう―」を開催します。当館所蔵資料により、『平家物語』に登場する天狗・怨霊・物怪( もののけ) などに注目し、武士たちの物語の背後にある妖しくも美しい世界をご紹介します。ぜひお立ち寄りください! buff.ly/32EwEN5
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【クイズ】突然ですが皆さんにクイズです!次の歴史的出来事のうち、雨の日に起きたと考えられていることはどれでしょう?【答えは次(本日21時予定)のツイートで】
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【クイズの答え】正解は③曾我兄弟の敵討ち。建久4年(1193)5月、源頼朝が御家人たちを集めて富士の裾野で大規模な巻狩を行ったある日、雨の夜に紛れ、頼朝の側近だった工藤祐経が討たれました。詳しくは27日(土)から始まる企画展「雨に詠えば―空模様の古典文学―」にて! buff.ly/2y3h2Vm
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今日(7/23)は二十四節気の一つ「大暑」。本格的な暑さの到来です。画像は林家旧蔵の『源氏物語』より「常夏」。暑さのあまり、薄着で昼寝をしていた雲居雁(くもいのかり)が父親に叱られる場面です。当時の感覚でははしたない行為なのですが、夏の昼寝は良いものですよね。 buff.ly/2JUCdP1
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7/24は芥川龍之介の命日。好んで河童の絵を描き、小説『河童』を著したことなどにより、「河童忌」といわれています。画像は古賀侗庵(とうあん/どうあん)著『水虎考略』から河童の絵。同書は、文献や聞き取り等により河童の情報を集め考証を加えた、河童に関する研究書です。buff.ly/32Mx4Bl
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今日はこの季節によく見かける花「アサガオ」をご紹介。画像は『あさかほ叢』より珍種の朝顔です。文化13年(1816)に浅草で朝顔の品評会が開かれたことをきっかけに、江戸で朝顔の栽培が大流行。多種多様な朝顔が開発され、中には現在に伝わっていないものもあります。 buff.ly/2ybJpku
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1912年7月30日午前0時43分、明治天皇が崩御しました(宮内省公式発表)。ただし、内務大臣原敬(はらたかし)や海軍次官財部彪(たからべたけし)の日記には、崩御したのは7月29日午後10時40~43分頃と記録されています。画像は大正への改元に関する詔書(御署名原本)。 buff.ly/2YpHwPM
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陰暦8月1日、農家では古くから豊作を願う行事や贈答が行われていました(八朔)。鎌倉時代頃には公家や武家にも贈答の風習が広がったようです。江戸時代には、徳川家康の江戸入府の日として、江戸城で八朔の祝いが行われました。画像は『祠曹雑識』(しそうざっしき)より。 buff.ly/2Yfjvvl
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当館のお隣、国立近代美術館では「高畑勲展」が開催中です。画像は当館所蔵の『竹取物語』で、高畑監督の「かぐや姫の物語」の元になった古典文学。「物語の祖」とも呼ばれますね。この夏休み、古典文学の世界を満喫したいという方は、ぜひ当館にもお立ち寄りください。 buff.ly/2xCEVCL
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四国は4県なのに、九州は9県ではない…と疑問に思ったことはありませんか?かつて九州が肥前(ひぜん)、薩摩(さつま)などの9か国に分かれていたためとするのが一般的な説です。現在の日本は「47都道府県」ですが、画像のように昔は「六十余州(拾=十)」とされていました。 buff.ly/2MCbv0t
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源義経の恋人といえば静御前。舞の名手として知られる女性ですが、実は日照りが続いていた京に大雨を降らせたという伝説の持ち主でもあります。詳しくは開催中の企画展「雨に詠えば―空模様の古典文学―」にて!9/8まで休まず開催していますので、ぜひお越しください。 buff.ly/2y3h2Vm
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夏の風物詩といえば、セミの鳴き声ですね。画像は『千虫譜』のセミの図です。幼虫から成虫へ羽化する様子も描かれています。同書は、江戸時代の医者・博物学者の栗本丹洲(くりもとたんしゅう)が著した虫類図譜。彩色図に加え、名前の由来や生態などの解説が付されています。 buff.ly/2Z1FnG0
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8月15日は終戦記念日です。政府主催の全国戦没者追悼式は昭和27年(1952)に1度開催されましたが、しばらく間が空き、昭和38年(1963)から毎年開催されています。画像は昭和38年の追悼式に関する文書です。会場は現在と異なり日本武道館ではなく日比谷公会堂でした。 buff.ly/2MVtijk
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テーマパークでおなじみの浦安は東京?と尋ねられると答えに窮してしまいますが、江戸時代の地誌『江戸名所図会』では浦安よりも千葉市側の市川、船橋といった地域にまで記述が及んでいます。画像は行徳汐浜。現在も舞浜の2駅隣、市川塩浜という駅名にその名残をとどめます。 buff.ly/2TunPRZ