301
302
延喜3年(903)2月25日、菅原道真が左遷先の大宰府(太宰府)で没しました。のち天変地異が続いたことから、朝廷に祟りを為したとされ畏れられました。画像は道真が編んだとされている『新撰万葉集』の写本で、林羅山が所蔵していたものです。buff.ly/2Hxw4GE
303
慶長5年(1600)2月、徳川家康は『貞観政要』の出版を命じました。同書は唐の太宗が群臣と交わした政治論義を記録した書。中国では為政者の必読書とされ、日本でも広く読まれました。家康も本書を愛読していたそうです。画像は序文の部分。buff.ly/2C80FuF
304
305
306
平成28年春の特別展で好評を博した「徳川家康」がデジタル展示として再登場!岡崎城での誕生から、元服・婚姻と改姓、豊臣秀吉との攻防、関ヶ原の戦い、そして東照大権現として祀られるまで、家康の人生を振り返ります。ぜひご覧ください。buff.ly/2F0ccKB
307
308
309
今日(3/6)は二十四節気の一つ「啓蟄」です。冬のあいだ眠っていた虫たちが、春の暖かさを感じて動き始める頃といわれています。画像は昌平坂学問所旧蔵の『虫譜図説』で、安政3年頃に編集された虫の図鑑です。蝶々が飛ぶ季節が待ち遠しいですね。buff.ly/2t93XdE
310
311
312
313
3月31日(土)から開催される春の特別展「江戸幕府、最後の闘い」。黒船来航をはじめとした西洋諸国の外圧。江戸幕府が取り組んだ「文武」改革とは?江戸幕府公文書「多聞櫓文書」などから見えてくる、江戸幕府が急速に進めた改革の内容に、驚かされること間違いなしです。
#知られざる幕末
314
本日(3/13)、当館の加藤館長が参議院予算委員会の公聴会に出席しました。「公文書管理・行政の在り方」に関して、公文書管理の意義・理念、それを支えるアーキビストの育成などについて意見陳述しました。
315
316
317
天文24年(1555)3月、徳川家康は元服し、今川義元の名から一字与えられ、松平次郎三郎元信と名乗ります。画像は「松平記」で、徳川氏創業の事績を記した資料の一つです。詳しくはデジタル展示「徳川家康」をご覧ください!buff.ly/2FyM8KM
318
陰暦3月18日は人丸忌。「歌聖」と称された伝説的な歌人柿本人麻呂(人丸)の忌日とされます。画像は林羅山旧蔵の『小倉山庄色紙和歌』より「足引の山鳥の尾のしだりをのながながし夜を独かもねん」。実はこの和歌、人麻呂作かどうかは疑わしいとか…。buff.ly/2tLoV2p
319
特別展「江戸幕府、最後の闘い」では外圧の中で幕府が取り組んだ「文武」改革を紹介します。文化や言語の異なる西洋の知識が受容されるに当たり、一つの下地になったのは「会読」という学習方法でした。杉田玄白・前野良沢らの『解体新書』に始まる蘭学も「会読」から発生しています。
#知られざる幕末
320
ここで問題。オランダ語訳の解剖学書を翻訳しようと決意した杉田玄白。しかし、オランダ語の知識はありません。辞書もなく、共に翻訳に取り組む前野良沢が少しオランダ語を理解できる程度…ここで活用された「会読」とはどんな手法でしょうか?答えは3/23発表!
#知られざる幕末
321
慶長10年(1605)3月、徳川家康は、小田原北条氏に伝来した『吾妻鏡』を底本として、『新刊吾妻鏡』を出版させました。木製の活字を用いており、「伏見版」と総称される古活字版の一つです。家康は収集した書籍の出版を積極的に進めました。buff.ly/2HzteQG
322
今日(3/21)は春分の日。また陰暦3月21日は歌人の和泉式部の忌日でもあります。画像の『後拾遺和歌集』より彼女の春の歌をご紹介しましょう。「長閑なるおりこそなけれ花を思ふ心のうちに風はふかねど」――春の気持ちが詠まれています。buff.ly/2FMGNQl
323
桜の開花宣言の直後、まさに花冷え…雪が降ったと思ったら今度は気温が上がるそうですね。週末には満開になりますでしょうか。楽しみです。画像の『桜品』は宝暦8年(1758)に刊行された桜の図譜。69種の桜を取り上げシンプルな図と共に開花時期や花葉の特徴を解説しています。digital.archives.go.jp/DAS/meta/listP…
324
寛元4年(1246)3月23日、北条時頼が鎌倉幕府の5代目の執権に就任しました。兄の経時が重病で、その子供たちも幼少だったため、弟の時頼が執権職を継承しました。時頼は能の「鉢木」の登場人物としても有名です。画像は、『吾妻鏡』の該当部分。buff.ly/2DHdHvt
325
浪の下にも都の候ぞ――元暦2年/寿永4年(1185)3月24日、壇ノ浦の戦いで平家一門が滅亡。画像は徳川家康に仕えた神道家・梵舜自筆の『平家物語』で、幼い安徳天皇を抱いた二位尼(時子・清盛の妻)が入水する場面です。涙を誘いますね…。buff.ly/2IH02sg