国立公文書館(@JPNatArchives)さんの人気ツイート(古い順)

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今日(2/22)は、にゃんにゃんにゃんで猫の日だそうです。画像は『想山著聞奇集』から。ここに描かれた猫は、なんと猫股。まわりにいる人々と比べても、とても大きいです。しっぽも二股に分かれていますよ…!
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延喜3年(903)2月25日、菅原道真が左遷先の大宰府(太宰府)で没しました。のち天変地異が続いたことから、朝廷に祟りを為したとされ畏れられました。画像は道真が編んだとされている『新撰万葉集』の写本で、林羅山が所蔵していたものです。buff.ly/2Hxw4GE
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慶長5年(1600)2月、徳川家康は『貞観政要』の出版を命じました。同書は唐の太宗が群臣と交わした政治論義を記録した書。中国では為政者の必読書とされ、日本でも広く読まれました。家康も本書を愛読していたそうです。画像は序文の部分。buff.ly/2C80FuF
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天正19年(1591)2月28日、わび茶を大成した茶人・千利休が自刃。その理由は今もなお謎に包まれています。画像は茶人の師弟関係を系譜にまとめた『茶人名譜』(昌平坂学問所旧蔵)で、この頁には利休の弟子たちの名前が並んでいます。織田有楽斎や古田織部など偉大な茶人ばかりですね。
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天平勝宝2年(750)3月1日、大伴家持が詠んだ和歌が『万葉集』に収められています。「春の苑紅にほふ桃の花下照る道に出て立つをとめ」――桃の花が照り映える美しい道に佇む少女よ――麗らかな春の庭の様子を写しています。いよいよ春ですね。
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平成28年春の特別展で好評を博した「徳川家康」がデジタル展示として再登場!岡崎城での誕生から、元服・婚姻と改姓、豊臣秀吉との攻防、関ヶ原の戦い、そして東照大権現として祀られるまで、家康の人生を振り返ります。ぜひご覧ください。buff.ly/2F0ccKB
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今日(3/3)は桃の節句。平安時代以前は曲水の宴(小川を盃が流れてくる間に詩歌を詠む行事)が催されていました(上巳の節句)。紅葉山文庫旧蔵『御堂関白記』には、寛弘4年(1007)3月3日に藤原道長がこの宴を催したことが記されています。
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3月31日(土)より春の特別展「江戸幕府、最後の闘い」を開催します。今話題の幕末ですが、「旧態依然とした幕府を志士たちが倒し、新しい時代を作った」時期だと考えていませんか?外圧に晒される中で、幕府は何をしていたのか…知られざる幕末をお見せする本展。どうぞお楽しみに!
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今日(3/6)は二十四節気の一つ「啓蟄」です。冬のあいだ眠っていた虫たちが、春の暖かさを感じて動き始める頃といわれています。画像は昌平坂学問所旧蔵の『虫譜図説』で、安政3年頃に編集された虫の図鑑です。蝶々が飛ぶ季節が待ち遠しいですね。buff.ly/2t93XdE
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展示会も面白そうだけど、他にももっと幕末のことを知る機会はないかしらと思っているあなた。ありますよ!4月8日(日)には、芳賀徹氏(東京大学名誉教授)とロバート・キャンベル氏(国文学研究資料館長)をお招きし、幕末をテーマとした記念講演会を開催します。詳細はこちら↓をご覧くださいね!
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今日(3/7)は消防記念日。昭和23(1948)年の3月7日に「消防組織法」が施行されたことに由来します。春季全国火災予防運動(例年3月1日~7日)の最終日にあたり、各地の消防本部等において様々な行事が行われているそうです。画像は「消防組織法の施行に関する政令」の公布原本です。
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明治15年(1882)3月10日、福井で初めての鉄道(現在の北陸本線の一部)が、敦賀-長浜間で開業しました(柳ケ瀬隧道(ずいどう)部分は除く、同隧道は明治17年開通)。画像は、上記の区間の開業を知らせる工部省の告示です。(続く
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3月31日(土)から開催される春の特別展「江戸幕府、最後の闘い」。黒船来航をはじめとした西洋諸国の外圧。江戸幕府が取り組んだ「文武」改革とは?江戸幕府公文書「多聞櫓文書」などから見えてくる、江戸幕府が急速に進めた改革の内容に、驚かされること間違いなしです。 #知られざる幕末
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本日(3/13)、当館の加藤館長が参議院予算委員会の公聴会に出席しました。「公文書管理・行政の在り方」に関して、公文書管理の意義・理念、それを支えるアーキビストの育成などについて意見陳述しました。
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慶応4年(1868)3月14日、新政府の基本方針である「五箇条の御誓文」(画像)が発せられました。その草案にあたる「議事之体大意」を著したのは、福井藩出身で当時新政府の参与であった三岡八郎(由利公正)です。御誓文の「万機公論に決す」の文言などに、草案が活かされています。(続く
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今日(3/15)は靴の日。明治3年(1870)、佐倉藩士西村勝三が日本ではじめての西洋靴の工場である伊勢勝造靴場を開設したことに由来します。のちに桜組製靴と改称、さらに明治35年に日本製靴株式会社(現在のリーガル・コーポレーション)になりました。画像は桜組製靴のカタログです。
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天文24年(1555)3月、徳川家康は元服し、今川義元の名から一字与えられ、松平次郎三郎元信と名乗ります。画像は「松平記」で、徳川氏創業の事績を記した資料の一つです。詳しくはデジタル展示「徳川家康」をご覧ください!buff.ly/2FyM8KM
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陰暦3月18日は人丸忌。「歌聖」と称された伝説的な歌人柿本人麻呂(人丸)の忌日とされます。画像は林羅山旧蔵の『小倉山庄色紙和歌』より「足引の山鳥の尾のしだりをのながながし夜を独かもねん」。実はこの和歌、人麻呂作かどうかは疑わしいとか…。buff.ly/2tLoV2p
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特別展「江戸幕府、最後の闘い」では外圧の中で幕府が取り組んだ「文武」改革を紹介します。文化や言語の異なる西洋の知識が受容されるに当たり、一つの下地になったのは「会読」という学習方法でした。杉田玄白・前野良沢らの『解体新書』に始まる蘭学も「会読」から発生しています。 #知られざる幕末
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ここで問題。オランダ語訳の解剖学書を翻訳しようと決意した杉田玄白。しかし、オランダ語の知識はありません。辞書もなく、共に翻訳に取り組む前野良沢が少しオランダ語を理解できる程度…ここで活用された「会読」とはどんな手法でしょうか?答えは3/23発表! #知られざる幕末
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慶長10年(1605)3月、徳川家康は、小田原北条氏に伝来した『吾妻鏡』を底本として、『新刊吾妻鏡』を出版させました。木製の活字を用いており、「伏見版」と総称される古活字版の一つです。家康は収集した書籍の出版を積極的に進めました。buff.ly/2HzteQG
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今日(3/21)は春分の日。また陰暦3月21日は歌人の和泉式部の忌日でもあります。画像の『後拾遺和歌集』より彼女の春の歌をご紹介しましょう。「長閑なるおりこそなけれ花を思ふ心のうちに風はふかねど」――春の気持ちが詠まれています。buff.ly/2FMGNQl
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桜の開花宣言の直後、まさに花冷え…雪が降ったと思ったら今度は気温が上がるそうですね。週末には満開になりますでしょうか。楽しみです。画像の『桜品』は宝暦8年(1758)に刊行された桜の図譜。69種の桜を取り上げシンプルな図と共に開花時期や花葉の特徴を解説しています。digital.archives.go.jp/DAS/meta/listP…
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寛元4年(1246)3月23日、北条時頼が鎌倉幕府の5代目の執権に就任しました。兄の経時が重病で、その子供たちも幼少だったため、弟の時頼が執権職を継承しました。時頼は能の「鉢木」の登場人物としても有名です。画像は、『吾妻鏡』の該当部分。buff.ly/2DHdHvt
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浪の下にも都の候ぞ――元暦2年/寿永4年(1185)3月24日、壇ノ浦の戦いで平家一門が滅亡。画像は徳川家康に仕えた神道家・梵舜自筆の『平家物語』で、幼い安徳天皇を抱いた二位尼(時子・清盛の妻)が入水する場面です。涙を誘いますね…。buff.ly/2IH02sg