101
102
夏休みの遊びといえば昆虫採集!しかし酷暑の中、野を飛ぶ蝶を追いかけるのはなかなか大変です。そんな時は当館所蔵『蜻蝶譜』(せいちょうふ)は如何でしょうか。『蜻蝶譜』は近江国宮川藩主堀田正民が写生した昆虫類をまとめた図譜で、画像は鳳蝶(アゲハチョウ)の図です。 buff.ly/3oIDvBi
103
江戸後期、泰平の世に馴れ、鎧(よろい)の着方を知らない武士たちのために、鎧を着る手順を図解した『擐甲図歌(かんこうずか)』が刊行されました。buff.ly/3lq1yU7
本資料を題材とした「クリアファイル鎧の着方」は企画展「江戸城の事件簿」のお土産にもおすすめです。buff.ly/3EVetX6
104
治承3年閏7月29日(1179年9月2日)、平重盛が病没。人望厚く仏教に深く帰依していたと伝わりますが、父清盛に先立ち夭折しました。今年は #アニメ平家物語 でも注目されましたね。画像は紅葉山文庫旧蔵の『建礼門院右京大夫集』で、重盛の妻へと送られたお悔みの和歌。 buff.ly/3BdXKyx
105
天福2年7月27日(1234年8月23日)、源頼朝の孫娘に当たる竹御所が難産の末に母子ともに亡くなり、頼朝直系の血筋が断絶しました。藤原定家は日記(『明月記』)に「平家の遺児たちの命を奪った報い」と記しており、当時の死生観がうかがえます。 buff.ly/3yYfJX0
106
夏を彩る朝顔。江戸の人々にも人気の園芸植物で、朝顔市は盛況でした。品評会も開かれ、愛好家達は品種改良に夢中だったようですよ。画像は文化13年(1816)に編まれた『あさかほ叢』。本資料はデジタル展示「江戸の花だより」でも紹介しています。 buff.ly/3aYh0W4 buff.ly/3RNgaMh
107
現在開催中の企画展「江戸城の事件簿」では、期間限定で「御席御役図」の原本を展示しています。江戸幕府の各役職の殿席、役高等が一覧できる図です。ご覧になれるのは8/5まで。予約不要です。お見逃しなく! buff.ly/3ySM8xR buff.ly/37SkqHT
108
今日(7/23)は二十四節気の一つ「大暑」。一年で最も暑く、蝉の声も勢いを増してくる頃です。画像の大永2年(1522)写の『後撰和歌集』には、平安時代の貴族・源重光が蝉の抜け殻と共に女性に贈ったという和歌が載っています。真夏の熱烈アプローチといったところでしょうか。 buff.ly/3uXg8ru
109
建武2年(1335)7月、北条時行(相模次郎、勝寿丸)が信濃国で挙兵。同月22日には武蔵国に進み、足利直義の軍を破りました(中先代の乱)。画像は紅葉山文庫旧蔵『梅松論』より、時行の挙兵を伝える記事。同書は南北朝時代の歴史書ないし軍記物語です。 #逃げ上手の若君 buff.ly/3PBfCHA
110
元久2年(1205)閏7月20日、北条時政と妻の牧の方が出家し、鎌倉を追放されます(牧氏の変)。将軍擁立を巡って義時らと対立したためと言われます。 #鎌倉殿の13人 では #坂東彌十郎 さんと #宮沢りえ さんが演じていますね。画像は延宝3年(1675)版『鎌倉北条九代記』。 buff.ly/3vlwyKz
111
元久元年7月18日(1204年8月14日)、鎌倉幕府第2代将軍・源頼家が暗殺されました。 #鎌倉殿の13人 では #金子大地 さんが演じています。伊豆修禅寺に幽閉中、北条氏の命によって襲撃を受けました。画像の紅葉山文庫旧蔵『愚管抄』には頼家暗殺の様子が記録されています。 buff.ly/3c6Zxe8
112
今日(7/16)は閻魔賽日。地獄の釜の蓋も開いて、獄卒も亡者も休むとされることから、各地の寺社で閻魔参りなどの法要が行われます。画像は林家旧蔵の『今昔物語集』。嵯峨天皇に仕えていた小野篁は、閻魔王に仕える冥官でもあったという伝説が収められています。 buff.ly/3Ri3HQB
113
『吾妻鏡』は鎌倉幕府の正史とされ、当館所蔵の「北条本」は小田原北条氏が所蔵しており、黒田家に渡った後、徳川秀忠に献上されたものと伝わります。今回の特別公開では、展示替えを予定しています。7/16~7/29、7/30~8/12、8/13~8/26の日程で、展示箇所が変わります。ぜひご来館ください。
114
【期間限定 重文原本特別公開のお知らせ!】国立公文書館東京本館では、7月16日(土)から8月26日(金)まで、国指定重要文化財の北条本『吾妻鏡』の原本を特別に公開します。大河ドラマ #鎌倉殿の13人 で注目が集まる今、ぜひ当館で時代の息吹を感じてくださいね!archives.go.jp/news/20220715.…
115
国立公文書館では明日7月16日(土)から令和4年度第1回企画展「江戸城の事件簿」を開催します。江戸城で起きた事件、江戸城を襲った災害と復旧過程等に関する資料をご紹介します。会期は9/11(日)まで。皆様のご来館をお待ちしています。予約不要・入場無料。期間中無休。 buff.ly/37SkqHT
116
承久3年7月13日(1221年8月2日)、承久の乱に敗れた後鳥羽院が隠岐に配流。画像の林羅山旧蔵『承久記』には、この時後鳥羽院が詠んだという和歌が収められています――我こそは新嶋守よ隠岐の海の荒き波風心して吹け―― #鎌倉殿の13人 では #尾上松也 さんが演じるそうです。 buff.ly/3yKCUoM
117
建久3年7月12日(1192年8月21日)、源頼朝が征夷大将軍に任じられました。画像は当館所蔵の『三槐荒凉抜書要』で、引用されている『山槐記』によると、当初は「惣官」「征東大将軍」なども検討されていたよう。平宗盛や木曾義仲の先例があり、不吉だと退けられたそうです。 buff.ly/3Aixsuu
118
恵みの雨も多すぎれば災害となるもの。源実朝は建暦元年(1211)7月、人々の暮らしを案じて次のような和歌を詠んでいます――時によりすぐれば民のなげき也八大龍王雨やめたまへ――画像は和学講談所旧蔵『金槐和歌集』。 #鎌倉殿の13人 では #柿澤勇人 さんが実朝を演じます。 buff.ly/3P5Pbtn
119
今日(7/7)は七夕。菅原道真の漢詩文集『菅家文草』には、彦星との逢瀬の後、別れを惜しむ織姫の姿を詠んだ艶やかな詩が載っています。「露は別れの涙なるべし」の一節は『枕草子』にも引用されているんですよ。画像は徳川家康の命令によって書写された慶長御写本です。 buff.ly/3R3QScz
120
【次回展示会のお知らせ】国立公文書館東京本館では、企画展「江戸城の事件簿」(会期:7月16日(土)~9月11日(日))を開催します。本展では、江戸城内で起きた事件や災害に関する当館所蔵資料をご紹介します。期間中無休、入場無料、予約不要です。ぜひお立ち寄りください。 buff.ly/37SkqHT
121
建仁3年6月23日(1203年8月1日)、源頼家の命により阿野全成が誅殺。 #鎌倉殿の13人 では #新納慎也 さんが演じています。画像の寛文10年(1668)版『義経記』に幼少期の挿絵がありました。母の常盤が平清盛に再嫁した場面。ハイハイしているのは同母弟の義経です。 buff.ly/3xXxk1I
122
123
元久2年6月22日(1205年7月10日)、畠山重忠が北条義時の軍勢により敗死(畠山重忠の乱)。「坂東武士の鑑」とも称された人物で #鎌倉殿の13人 では #中川大志 さんが演じています。画像は子の重保を主人公にして一族滅亡を描いた御伽草子『はたけ山(畠山六郎しけ体)』。 buff.ly/3Hq8oDp
124
今日(6/21)は夏至。一年で最も夜が短くなる季節ですが、歌聖と呼ばれた柿本人麻呂は、恋の物思いをする人にとっては長い夜だと詠んでいます。画像の『古今和歌六帖』では「独り寝」の項目に収められています——子規(ほととぎす)なくや五月の短夜も独しぬればあかしかねつも buff.ly/3mMpy4m
125
天皇皇后両陛下が令和4年6月14日(火)にご来館され、「沖縄復帰50周年記念特別展 公文書でたどる沖縄の日本復帰」をご覧になりました。
本展示会は6月19日(日)まで開催、入場無料・予約不要です。
archives.go.jp/exhibition/