国立公文書館(@JPNatArchives)さんの人気ツイート(新しい順)

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今日(3/9)はサンキューの語呂合わせで「感謝の日」。そこで「感謝」という言葉を調べてみると、どうやら明治時代以降に一般的になったよう。古い用例では室町時代に成立した『太平記』の中に見つけることができました。画像は天正10年(1582)に書写された紅葉山文庫旧蔵書。 buff.ly/3kQKEgf
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少しずつ春の訪れを感じる季節になりましたね。今日は季節の花をご紹介します。画像は『庶物類纂図翼』より「水仙」です。同書は、江戸時代の幕臣の戸田祐之(とだすけゆき)が著した薬草類の写生図画集で、国の重要文化財に指定されています。 buff.ly/2A6AxgH
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おうち時間を利用して古代の味覚「蘇(そ)」の再現にチャレンジした人が多かったようですね。蘇は大量の牛乳を使用するため高価で、朝廷にも献上されていました。画像は平安時代に律令の施行細則を定めた『延喜式』。蘇の記載があります。紅葉山文庫旧蔵の慶安元年(1648)版です。
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#週刊少年ジャンプ で連載中の #逃げ上手の若君 は、鎌倉幕府第14代執権北条高時の遺児時行が主人公だそうですね。画像は天正6年(1578)に書写された『太平記』で、時行の挙兵を描いた「相模二郎謀反之事」の箇所。この争乱はのちに「中先代の乱」と呼ばれます。 buff.ly/37Ijz9H
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渋沢栄一の従兄、渋沢喜作。大河ドラマ #青天を衝け では #高良健吾 さんが演じています。一橋家に仕えた喜作(成一郎)は一橋慶喜を守るため、慶応4年(1868)2月23日、彰義隊を結成します。画像は『続徳川実紀』より、彰義隊頭取の成一郎が御使番詰を命じられた記録です。 buff.ly/3ba9NOz
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今日(2/22)は「ニャンニャンニャン」で猫の日。平安貴族は猫派が多く、一条天皇(在位:986~1011)は愛猫「命婦のおとど」に五位の位階を授けて可愛がっていたと『枕草子』に書かれています。まさに昇殿を許されたセレブ猫。画像は紅葉山文庫旧蔵の慶安2年(1649)版です。 buff.ly/2Jb3x9x
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徳川幕府最後の将軍、徳川慶喜。大河ドラマ #青天を衝け では #草彅剛 さんが演じています。画像は、慶喜の事績を記した『続徳川実記(徳川慶喜実記)』より、慶喜の誕生について書かれた部分です。水戸藩主徳川斉昭の七男として生まれ、幼名は七郎麻呂でした。 buff.ly/3jQtr6a
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2月を如月(きさらぎ)と呼ぶことがありますが、平安末の歌人藤原清輔の歌学書『奥儀抄』には、寒くて衣服を重ね着する月なので衣更着(きぬさらぎ)と言っていたものが誤って「きさらぎ」と呼ばれるようになった、と記されています。暖かい春の到来が待ち遠しいですね。 buff.ly/3rTFB11
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元暦2年/寿永4年 2月19日(1185年3月22日)、讃岐国屋島(現高松市)で源平両軍が衝突、屋島の戦いが始まりました。那須与一の扇の的の逸話などで有名ですね。画像は『観世流謡本』より「八嶋」。源義経の亡霊が屋島の戦いを語る謡曲で、現在でも上演されています。 buff.ly/2ZhUwG3
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今日(2/18)は二十四節気の一つ「雨水」。雪が雨に変わって氷が解け始める頃。梅の花も見頃ですね。林羅山旧蔵『万葉集』巻十「春の相聞(春をテーマにした恋の歌)」からこの季節にふさわしい和歌をご紹介します――梅の花散らす春雨いたく降る旅にや君が廬せるらむ buff.ly/2QCrZaO
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紀貫之が『土佐日記』の旅を終えて京へ帰ってきたのは、承平5年2月16日(945年3月23日)のことでした。旅先で亡くなり、共に京へ帰ってくることのできなかった娘のことを想い、悲しみに暮れて日記は締め括られています。画像は紅葉山文庫旧蔵の寛永20年(1643)版。 buff.ly/2LqsksI
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願くは花の下にて春しなんその二月(きさらぎ)のもち月のころ――西行のこの和歌に基づき、今日(2/15)は西行忌。ただし実際に亡くなったのは旧暦2月16日(新暦では3月末日)と言われているので、この「花」は桜のこと。画像は紅葉山文庫旧蔵の『六家集』から『山家和歌集』です。 buff.ly/3aNParn
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大河ドラマ #青天を衝け の舞台は幕末ですが、なんと #北大路欣也 さん演じる徳川家康が登場するとか!当館のデジタル展示「徳川家康」ではその事績や逸話を紹介しています。これを見ればドラマをより楽しめるかもしれません。再来年の #どうする家康 の予習にもなりそう…? buff.ly/2FyM8KM
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2021年の大河ドラマ #青天を衝け#吉沢亮 さん演じる渋沢栄一の物語。渋沢は多くの会社設立に関わったことで有名ですね。明治44年(1911)年に勲一等瑞宝章を授与されていますが、明治25年の勲四等授与時点でも、画像の履歴をみるとすでに多くの役職が並んでいます。 buff.ly/3aNKe5P
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#鬼滅の刃 の主人公 #竈門炭治郎 の「かまど」という漢字はとても難しいですね。業務の中で当館デジタルアーカイブを検索していると「炭竈一郎」という人物の資料が見つかりました。画像は「公文雑纂」より炭竈一郎を内務技手に採用し、四級俸を与えることに関する文書です。buff.ly/3tFCcEG
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慶長8年(1603)2月12日、徳川家康が征夷大将軍に任じられ、江戸幕府が開かれました。画像は『公卿補任』より。同書は公卿の氏名、叙位、任官などを記した職員録。家康は征夷大将軍、右大臣、源氏長者、淳和・奨学院両別当に任じられ、牛車・兵仗が許されたことがわかります。 buff.ly/3rwv4IL
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今日(2/9)は語呂合わせで服の日とも言われています。これにちなみ日本で最初の鉄道員の制服をご紹介します。画像は『太政類典』より、明治5年(1872)3月に工部省が制定した駅長の制服です。ボタンをよく見ると工部省の「工」のマークになっていますね。 buff.ly/36DDBSe
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画像は紀元前の中国の魯という国を中心とした歴史書『春秋』。同書が「獲麟(麒麟をとらえたの意)」と記して終わることから、物事の終わりのことを獲麟(かくりん)と言うようになりました。大河ドラマ #麒麟がくる もいよいよ最終回を迎えます。ドラマの結末が楽しみですね。 buff.ly/39LCx0x
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今日(2/6)は海苔の日。大宝元年(701)に制定された「大宝律令」に、様々な海産物が租税として納められ、その一つとして海苔が表記されていたことに由来します。画像は「養老令」の官撰注釈書である『令義解』より。海苔は「紫菜」と記されています。 buff.ly/2YEEBBn
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今日(2/3)は立春。まだ寒い日が続いていますが、少し心が浮き立ちますね。『玉葉和歌集』の巻頭歌「けふに明て昨日に似ぬはみな人の心に春のたちにけらしも(今日が昨日と違って見えるのは、皆の心に春が来たからだろう)」を思い出しました。画像は林羅山旧蔵書。digital.archives.go.jp/das/image-j/M2…
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天正9年(1581)2月、織田信長が京都で馬揃えを行い、名実ともに天下人であると世に示しました。当時の軍事パレードともいえるこの重要行事の準備を任されたのは明智光秀(惟任日向守)。この翌年の #本能寺の変 で信長は命を落とします。画像は『安土日記(信長公記)』より。 buff.ly/3sXajYo
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当館では計画的に所蔵資料のデジタル化を行っています。現在、所蔵資料の約21%、およそ32万冊をデジタル化しており、国立公文書館デジタルアーカイブで公開しています。本年度デジタル化した資料は3月末に公開予定です。どうぞお楽しみに! buff.ly/3pjMLe4
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和銅5年(712)1月28日、『古事記』が完成しました。稗田阿礼(ひえだのあれ)が誦習(読み覚えること)していた歴史や神話を、太安万侶(おおのやすまろ)が編集。序文にその旨と日付が見られます。画像は徳川家康の命令によって慶長19年(1614)に書写された慶長御写本です。 digital.archives.go.jp/das/image-j/M2…
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ガラスケースに展示された資料の「次のページ」が気になることはありませんか?デジタルアーカイブで公開している資料は、自由にページをめくることができます。画像は過去の企画展「競い合う武士たち」から「擐甲図歌」。鎧の着方を、和歌とともに全ページご覧いただけます! buff.ly/2BK1ATg
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冬の味覚といえばアンコウ鍋。鍋には、身の他に、肝や心臓、皮やひれなども入れられており、無駄なくアンコウを味わえるそうです。画像は江戸時代の魚類画集『魚仙水族写真』よりアンコウの図です。ここでいう写真とは精密な写生画のことで、色味や模様もよくわかりますね。 buff.ly/2M4sk5U