KoichiroKOKUBUN國分功一郎(@lethal_notion)さんの人気ツイート(いいね順)

《これは表現が難しいのですが、加害性を自覚するだけではなくて、生い立ちも含めて、自分の中にある「被害性」に気付く、向き合う、ということが極めて加害性の自覚にとって重要な条件なのではないか》熊谷晋一郎「自分の中の優生思想に気づいたら、どうすべきか?」 huffingtonpost.jp/entry/story_jp…
先週フォーラムでご一緒した熊谷晋一郎さんの印象的だった指摘。 「"分かりやすい言葉"と呼ばれているものは、往々にして健常者向けの言葉」。 たとえば、哲学的で極めて抽象度の高い言葉は、時に、強い実感をもって当事者に受け止められることがある。納得。
質問に答えるのはなかなか大変だ。海外学会でも発表後の質疑応答が大変だが、それに応答できるのが学者の条件。ましてや、政治家が国家的危機に際して「まだ質問があります!」と言われているのに立ち去るなど論外。質問に答えないなら、それは記者会見ではなくて演説会だ。
ちょっとバカバカしい話をすると、LINEのようなアプリの衝撃は人が言葉を使わなくても十分にコミュニケーションできることを明らかにしたところにあると思います。尻尾を振るとかいった動物の情動的コミュニケーションで十分だということが分かってきたのではないか。
再放送情報のため画像を再掲載。それにしてもあんなに長くアガンベンの話を放送してくれるとは思ってなかった。またバリバール先生についての話もきちんと採用されていてうれしかった。話をじっくりと聞けたという感覚が残る番組でした。そういう感覚は最近のテレビ番組では珍しい。
経済的な格差は「格差」と呼ばれているのだから「分断」はそれとは別の何かを意味しているはずだ。それが「意見の不一致」を意味しているなら、むしろ「分断」の位置を確認することが大切なのだから、「社会の分断が深まっている」という言い方は嘆くべき箇所を間違えているように思われる。
白井聡『武器としての「資本論」』実に面白かった。爆笑した。 amazon.co.jp/dp/4492212418/…
いよいよ明日です。 9/19(月祝)14時から シンポジウム「国葬を考える」 石川健治 片山杜秀 國分功一郎 白井聡 三牧聖子 山口広 YouTube等で視聴できます。 sites.google.com/g.ecc.u-tokyo.… デモクラシータイムスのYouTubeチャンネルにてアーカイブ配信することが決まりました。9月25日配信予定です。
問題が多すぎてどこから指摘していいのか分からないが、これほど人びとを自分たちの思う通りに動かせると思っているのだとしたら、それは当該機関がもはや組織を運営する力を失っているということだ。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-…
こちらできちんとご報告するのが遅れてしまっていたのですが、この4月に東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授に就任しました。新しい職場でも頑張っていきたいと思います。
もう一つ。スピノザの言う〈意識〉について恐らく最も重要なことは、身体がなければ〈意識〉はないということ。どれだけ計算が発達して量も速度も上がっても、その「(人工)知性」に身体がない限り、意識は芽生えないとスピノザは考えている。この命題が、AI時代の今、にわかに重要性を増している。
「社会の分断が深まっている」との表現を有意味に解釈するただ一つの仕方は、極右的な立場と極左的な立場が強まっているということになると思う。この場合、議会制が機能しない。林健太郎が『ワイマル共和国』で指摘したようにそれがワイマル期に起こったこと。妥協しての歩み寄りがありえない状態。
現総理大臣の自信のなさ全開の語りを見ると、やはり彼は私たちの鏡、私たち自身であると思えてくるとの投稿を某所で読み、「確かに」と頷く。同時に、あの語りに自信のなさ全開を感じる人は決して多くはないのかも、と気づく。この国では自信のある語りは長らく経験されてこなかったのではないか。
「みうらじゅんが、映画を見続けることを「自分なくしの道場」と呼んでいて、それを知ったとき私は「あああ、やっぱこの人天才だなあ」と思った」 自分なくしの文法、あるいは戦争を防止する文法 國分功一郎「中動態の世界」-感想文|Seiji Bito @bitoseiji|note(ノート) note.mu/bitoseiji/n/n9…
柄谷行人さんにお話を伺います。聞き手を私が、コメンテーターを今年から駒場の同僚になった斉藤幸平さんが務めます。 柄谷行人さんに聞く〜疫病、戦争、世界共和国〜 | Events | University of Tokyo Center for Philosophy utcp.c.u-tokyo.ac.jp/events/2022/07…
昨日の「オープンダイアローグと中動態の世界」シンポにお越しいただいた皆様、ありがとうございました。必要なのは「意志決定の支援」ではなくて「欲望形成の支援」ではないかという提言に共感をいただけてホッとしています。
高度4000キロメートルの高さをミサイルが飛んだ時には大学にまで「何か落ちていても触るな」とか文科省から通知がきたが、こういう時は何かしてるのか。 東海村で放射性物質漏れ 人への影響などは確認中(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?… @YahooNewsTopics
Philosophie noire 04: perversion 〈映像による哲学の試み〉第四回 vimeo.com/700041712 ドゥルーズ『ザッヘル=マゾッホ紹介』について、精神分析の観点からお話ししています。そもそもなぜ精神分析は哲学において論じられてきたのか?マゾヒズム、倒錯、そして想像力。
芸能人は娯楽的・大衆的性格の濃い出し物を見せて人を楽しませるのを生業とする人であろうからこの職業の人に社会規範のモデルを求めるというのは、社会があまりにもモデルを欠いていることの徴候であろう。そんなにモデルが欲しいならアッシジのフランチェスコのWikiでも皆で読めばいいのではないか。
しかし「社会の分断が深まっている」が社会の極右・極左化を意味するとするのだとすると、議会制は意見の不一致を、歩み寄り(要するに妥協)で乗り越えないとどうにもならないことを大前提とすることになるが、そもそもそんなことが大前提として共有されているのだろうか。とてもそうは思えない。
「数々の違法な行為を行い、法をねじ曲げ、民意をないがしろにし、県の頭越しに工事を進めることは、法治国家そして国民に主権があるとする民主主義国家において決してあってはならない…」辺野古土砂投入:デニー知事のコメント「地方自治を破壊する行為」 | 沖縄タイムスokinawatimes.co.jp/articles/-/359…
飲食業界等が危機的状態でも単なる民間人を平気で特別待遇。出自・組織を背景に権力を振るう人間にへつらい、つけ上がらせる。平和とか聞えのいい言葉でイメージ操作しても全て見えている 「バッハ会長の歓迎会を迎賓館で開催 菅総理や小池知事ら40人余りが参加する見込み」 news.yahoo.co.jp/articles/fb11c…
斎藤環さんと與那覇潤さんの共著『心を病んだらいけないの?―うつ病社会の処方箋―』が第19回小林秀雄賞を受賞されました。おめでとうございます。 shinchosha.co.jp/prizes/kobayas…
昨日9/19のシンポジウム「国葬を考える」は、YouTubeアーカイブ映像 youtu.be/q8Oq3OSUoRw を見ると、既に再生回数が21000回を超えているようです。 「安倍政権の問題を示す必要ある」 元首相国葬を考えるシンポ、3200人視聴 東大の國分教授研究室が開催:東京新聞 tokyo-np.co.jp/article/203449
前回に続いて、マゾッホについて語った映像を公開します。最近読んだマゾッホ関連本の紹介、マゾヒズム的ユーモアと「私」の関係の話です。 Philosophie noire 02: Masoch, le moi et le surmoi vimeo.com/693520015