フランスに留学していた時、地下鉄一番線で中心部の駅Saint-Paul(サン・ポール)に行くたびに、「ああ、あのトイレ用洗剤は聖パウロのことだったのだ」と、これも非常に強い感動を覚えた。
あとフランス語で「くっつく」「張り付く」を意味するadhérer(アデレ)を習った時、「ああ、その現在分詞がアデランスの起源なのか。くっつく…。なるほど…」と感動した。
朝日新聞に載せた憲法論、様々なコメントをいただきました。ありがとうございます。結構時間がかかっているので、うれしいです。 言葉が失墜、「物語」なき憲法論 寄稿、哲学者・國分功一郎:朝日新聞デジタル asahi.com/articles/DA3S1…
ちょっとバカバカしい話をすると、LINEのようなアプリの衝撃は人が言葉を使わなくても十分にコミュニケーションできることを明らかにしたところにあると思います。尻尾を振るとかいった動物の情動的コミュニケーションで十分だということが分かってきたのではないか。
言葉はというと、お店で使われる定型句が典型で、殆ど透明な記号になりつつある。僕らもメールを書くとき、予測変換で出てくる言葉を選んでいるだけです。それで十分コミュニケーションできてしまう。もちろんこの点はAIが人間に近づいているのではなく、人間がAIに近づいているという論点につながる。
ハンナ・アレント曰く、伝統的な政治思想によれば暴政とは「みずからについての説明をまったく要求されない統治」のことを言う。 そのような「暴政」を絶対に認めてはならない。世論もマスコミも断固として説明を求めていかねばならない。 twitter.com/yujinfuse/stat…
森友問題で問われるべきは、首相を筆頭とする関係者の政治責任ではなく、その刑事責任だと思います。
隣国韓国の人々は、権力を意のままにした大統領を罷免し、裁判にかけた。日本でもできないはずがない。
「伝統的な政治思想によれば、暴政とはみずからについての説明をまったく要求されない統治を言う」というハンナ・アレントの言葉を自ら引用してツイートしながら、権力者に説明を求めること、権力者に説明させることは、非暴力的でありつつも爆発的な力を持つ政治手段であることを実感した。
「安倍内閣の本質は、言葉の支配と操作にある。人間は言葉の動物だ。…その言葉を権力者が恣意的にコントロールすると、私たちは世界を奪われる」 公文書改ざん問題 中島岳志 nishinippon.co.jp/sp/feature/pre…
「作家の星野智幸は…公文書改ざんを「国家が言論を独占しようとする行為にほかならない」と警告…「国家が言葉を独占したら、法律は骨抜きになり、機能しなくなる…法律は言葉で書かれているから。…意味の運用の範囲を決める司法も機能しなくなる…」中島岳志 nishinippon.co.jp/sp/feature/pre…
こちらできちんとご報告するのが遅れてしまっていたのですが、この4月に東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授に就任しました。新しい職場でも頑張っていきたいと思います。
現代日本を分析したいなら、『エルサレムのアイヒマン』は重要ですけれども、『全体主義の起源』の全体主義運動、全体主義組織についての分析をこそ読むべきでしょう。そこにかかれていることがいかに現代日本に当てはまるか、本当に驚きます。 twitter.com/lethal_notion/…
「マスコミ各社には、一過性のセンセーションを求め、たとえば…学生たちにマイクを突きつけるよりも、ジャーナリズムの本義にもとづき、プロフェッショナルの力量で日本大学の構造的問題を徹底的に追及していただきたい」 日大教職員組合声明「大学存続に関わる」 nikkansports.com/sports/news/20…
これにメンションでくっついているような、読まないでテキトーなことを言う人も増えますし、学生さんたちにも読んでもらいたいので、ぜひともこのような記事は無料公開でお願いいたします。行きたくても抽選に漏れていけなかった人たちがたくさんいますので、せめて記事ぐらいは無料にしてください。 twitter.com/asahi/status/1…
国家上層部で「説明は差し控えさせる」などという説明回避がまかり通ったのだから、当然こういう連中も説明回避しても大丈夫と確信し、今後は社会のあちこちでこうした場面が増えるだろう。そうして育まれた連中の倫理観を矯正することは困難であり、つまり何十年もこうしたことが続くことになる。 twitter.com/kentaro_s1980/…
「「Japan's Secret Shame」は6月28日にBBCTwoで英国内で放送された番組です。6月29日現在、日本での放送は未定です」とのこと。 ぜひ日本で放送してください。 BBCニュース - 「日本の秘められた恥」  伊藤詩織氏のドキュメンタリーをBBCが放送 bbc.com/japanese/featu…
英紙ガーディアン「Japan's Secret Shameは、見るのがとても大変なドキュメンタリーだ。痛ましく、不愉快で、動揺させられる。このドキュメンタリーはそれに加えて、勇敢で必要な、極めて重要な作品」 Japan’s Secret Shame review - breaking a nation’s taboo about rape theguardian.com/tv-and-radio/2…
またゆっくり書こうと思いますが、海外の学会に来ると「資本主義をどうするか」という問いかけにいつも出会います。前はそれを周回遅れみたいに思ってました。でも最近はそれに真剣な新しさを感じるようになっています。日本でそういう問いかけが出てこないことの方がおかしいと思うようになってます。
哲学的になりすぎないこと~マルクス・ガブリエル氏との対談を終えて gendai.ismedia.jp/articles/-/562… #現代ビジネス
学生たちにタダ働きさせたいから、大会期間中は授業をするなと国が大学に通達。本当に頭おかしい。しかも「首都大学東京は…期末試験を大会前に終了させるなどして大会期間中に原則、授業や試験を行わない」って何? 東京五輪「授業避けて」国通知、ボランティア促す headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-…
問題が多すぎてどこから指摘していいのか分からないが、これほど人びとを自分たちの思う通りに動かせると思っているのだとしたら、それは当該機関がもはや組織を運営する力を失っているということだ。 headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180727-…
文科省は日本の大学のレベルを上げたいんじゃないのか。15回必ず授業しろとかどうしようもない形式主義で縛り付けておいて、実際には学生の質を高めることには何の関心もない。挙げ句の果てには労働力としてタダで利用したい、と。沈没まっしぐらだ。
若い人たちはいろいろな出来事をよく覚えておいて欲しい。自分たちの見ている前でこうやって没落が起こっていったと後世に伝えて欲しい。世界史上のその他の没落との比較も後世が行ってくれるであろう。
「自立」とは、社会の中に「依存」先を増やすこと ――逆説から生まれた「当事者研究」が導くダイバーシティーの未来 | Mugendai(無限大) mugendai-web.jp/archives/8758