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学校で何かしら問題があると「子どもが多様化している」とか「教師の専門性が足りない」と要因分析を細やかにすることなく問題が個人化されて、一人ひとりの能力をつけることが施策として打たれる。その繰り返し。
心理・福祉の専門性持った教員の養成を kyobun.co.jp/news/20230130_…
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また、今話題になっているニュースはおそらく違うが、例えば過去、少年院や学校、障害者支援機関において「よかれと思ってやった」虐待や暴力の事例もたくさんある。それも「カリスマ」や「専門家」と周りから言われていて講演活動などをしていた人がやっていたケースもある。紙一重。
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“「差別や排除をなくすためにあなたはもっとこうやって闘うべきだ」というアドバイスはいらない。闘い方を強要されたくない。「あなたのために」と言うのであれば、私に助言するよりも、その人はその人なりの闘い方で闘ってほしい。”
差別や排除との闘い方を強要しないでくれnote.com/akinaln/n/n853…
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ケア役割を担うことの価値を低く見ていないか。支援職は給与が低くても仕方ないと思っていないか。家族がケアを担うべき、それが当たり前、と思っていないか。「それを選んだ自分が悪い」「それを選んだその人が悪い」と思っていないか。
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まじでそういう認識のまま少子化対策とか子育て支援とかの意思決定をしないでくれ。
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誰にでも等しく人権があること、そして、自分にはどんな権利があるのか、それを守るために自分はどんな行動ができるのか?を知りそのために行動した経験がないと、他者の権利主張に対して「ずるい」や「特別扱いは無理」と思ってしまうのかもしれない。
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「読んでくださった方から、「男性なのにこんなテーマで書いてくださって」という反応をいただくのですが、これらの問題は、そもそも男性が解消すべき問題であり、先ほども言いましたが、“女性問題”というより“男性問題”です。」
president.jp/articles/-/497…
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「声を上げて社会を変えるべき!」「自分がまずは前例になろう!」みたいなアプローチも一歩間違えると能力主義バリバリになる。
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こうやって一つずつマジョリティ特権のある人には当たり前だったことがマイノリティ属性の人にとっても当たり前になっていくのは、声を上げた人たちがいたから。 twitter.com/akinaln/status…
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マジョリティ属性にとっての当たり前がマイノリティ属性にとって当たり前じゃないという話をすると「自分にとっての当たり前がそうじゃない人もいると知りもっと日々感謝したい」って感想、講師としてはそこからどうやって自分の特権を使って差別をなくすか?って考えたくなるような研修や講義せねばと
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たしかに誰もが何かしらの特徴は持っているし、そもそもグラデーションなので、発達障害の場合は特に「みんなちがってみんないい」トラップに陥りやすい。でもたしかに世の中は発達障害の特徴がない人を中心に作られているということは、可視化し続けなければならない、と思っている。
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民間機関が本来政府のやるべきことを肩代わりしていることがものすごくたくさんある。「本来国の役割ですよね?どうしていくつもりですか?」ってちゃんと言っていくのほんと大事。
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その場は誰が用意すべきなのかというと、教育者としてのアイデンティティを持ちマジョリティ特権を多く持つ私のような立場の人なのだろう。「抑圧を受けている当事者が用意すべきだ」という主張にはまったくもって賛成できない。私と同じく教育者のアイデンティティを持つ人たちと一緒に作戦会議したい
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「相談したり助けを求めたりする力が必要」とか子どもや若者に言うけれど、10代の方と話してると「相談したいと思う人がいない」「上から目線の話されるこら相談したくない」など出てくる。相談してよかったなあという経験がなかったらそりゃ相談しようなんて思わない。
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監修しているNHK番組「でこぼこポン!」が来週27日(月)・28日(火)9:30から放映されます!さまざまな困りごとへの解決策を発明する番組。
nhk.jp/p/ts/K7MMVMLLM…
#Eテレ
#鳥居みゆき
#河合郁人
#猪股怜生
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今こそ全ての障害に関わる仕事をしている人たちにこの本を手に取ってほしい。
seikatsushoin.com/books/%E6%AE%B…
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ここの共通理解がとれていないと、「議論」にすらならない、ということはこれまでさんざん経験してきた。特に意思決定をする立場にある人達がその知識を得られる機会をつくりたい。
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・「気にし過ぎ」
・「もっと冷静に」
・「もっとポジティブに」
・「文句ばかり言っても仕方ない」
・「もっと戦略的に」
と他者の発言に対して思った時は、自分とその人との社会的な立ち位置を踏まえているか、関係性に不均衡さはないか、チェックすることにしている。
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「障害の有無とか関係ないよね!」と障害のない人が言ったり、男性が「男女なんて関係ないよ」と言ったりするのも同じかと。
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一人ひとりの声を聞かずに、「障害がある子は別の学級や学校で学ぶべき」と決めつけていないか。「障害がある人は施設の方が安心して暮らせる」と決めつけていないか。カテゴリーだけ見て、その人のことを知らないのに決めつけていないか。
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ご本人は反差別行動をしているつもりが、その言葉が「読解力ないですね?」「病院行った方がいいのでは?」「IQ大丈夫ですか?」とかもあったりして、しんどい。
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「まあでも仕方ないよね」とか「みんなそれぞれ頑張ってるし」とか「明るくポジティブにいこうよ!」って私は思えない。そういう雰囲気が差別を温存してきたと思うから。私はこの状況を許さない。
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「顔見知りの程度や、駅員さんの優しさに依存する仕組みではなく、「いつでも目の前の電車に乗れる」そんなJRの仕組みが必要なのです。」
「JRも他の鉄道会社と同様に、車いすユーザーが何本も電車を見送らずに電車に乗れる駅間連絡の仕組みを作ってください!」 chng.it/ctySTyBS
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いつの時代だよ... ありえない。
障害者の結婚、不妊処置が条件 北海道・江差の福祉施設(共同通信)
news.yahoo.co.jp/articles/4f2ae…
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もっと言うと、障害のない自分自身に特権があり、自分たち特権者仕様の社会に自分は恩恵を受けてきていること、特権者仕様の社会を維持することにこれまで加担してきたこと、などに気づく。「救ってあげたい」「トレーニングでよりよくしたい」的考えに疑いをもつ機会をつくる大切さ。