1626
悪夢を見て飛び起きた人が、相手に甘える姿がいじらしいですよね。夢の名残りに引っ張られて心拍数は早いままなのに、傍にいる人を見たならば息が落ち着いて、本能のままに抱きついてしまって。「どうしたの」と夢うつつの声を聞きながら、この人がいれば夢は夢なんだと実感して涙が静かに溢れたら良い
1627
身長差がある2人が、キスをする瞬間にその事実を思い知るのが甘いですね。普段は顔を傾けて会話するのも大変とは思わないのに、「キスをしたいな」と思った時に、簡単に触れ合えないことを実感して。生まれながらの差ではあるのに邪魔されている気がして、「屈んでよ」を苛立ちながら言ったなら良い
1628
独占欲が強いから腰に腕を回して唇まで奪って「この人は俺のもんだから」と他人に対しての牽制でせせら笑ってみせる人と、愛されている実感が持てて内心嬉しいから「そーいうこと言うなよな」と口先だけで呆れた様子は見せつつも回された腕は解かず唇が近づいても避けない人のバカップルが愛しいですね
1629
「恋人本人がいなくても、恋人の匂いを嗅ぐだけでストレスが下がる」という説、素敵です。恋人と触れ合えない期間が続いている人が、どうにも寂しくて辛くて恋人の服を持ってきて呼吸を繰り返して。「不思議…これだけで癒される気がする」と相手への愛を再確認すれば良いgigazine.net/news/20180109-…
1630
朝、ベッドの中でグズグズと愛を見せつけ合って、なかなか起きようとしない恋人たちが愛おしい。「もう、起きなきゃダメだよ〜」と口では言いつつも、指では髪に甘えるのをやめられなくて、「もうちょっと。もうちょっとだけこうしてようよ」とねだられたら嬉しそうに「しょうがないなぁ」と許せば良い
1631
「相手の匂いが好き」という、隠された秘密を持つ人が色めいています。汗ばんだ肌が近づくたびにざわめいてしまう自身がいて、眠りに落ちる相手にこっそりと近寄って深く息を吸い込んで。鼻腔を満たされると「落ち着く」と思うと同時に、自分がいかに相手に毒されてしまっているかを、思い知ったら良い
1632
進展のきっかけを掴まない両片思いに胸奪われます。傍の手に手を重ねたなら、その身体を抱き寄せたなら、一言愛の言葉を告げたなら、揺れ動く関係性は定まって今までとは変わっていくんだろうなと想像しながら、まだ新しい関係性になるのが怖くて今の関係が心地よくて、また想像するだけに止めたら良い
1633
喫煙者と非喫煙者の恋人達は甘美に見えてしまいます。非喫煙者が喫煙者の煙草の香りの染み付いた服に身体を埋めて、「僕の匂いがつくよ」と気遣われると「ついてほしいの。君のものだってマーキングされたい」と答えて、「馬鹿だなぁ。そんなことしなくても君は僕のものなのに」と頭を撫でられたら素敵
1634
人前では「バーカ!」と鼻で笑っていた人と笑われていた人が、2人きりになると立場が逆転していて、笑っていた人の「バカ」の声も弱々しく掠れて、笑われていた人は余裕たっぷりに「誰がバカだって?」と尋ねているような関係が好きです。生意気言ったツケを、払うといった形でいちゃつく2人は可愛い
1635
年上が年下に拗ねる年の差カップルたちに惹かれます。年下が普段から「あなたってば本当に子供っぽいです」と笑ってきたり、「こんなに可愛いくせに年上なんて反則ですよ」と囁いてきたりするので、なんだか気になって。「どーせ子供っぽいよ」と、ますます可愛がられるようなことを言ってしまえば良い
1636
「自惚れて」と言い放つ瞬間に愛を感じてときめきを覚えます。どれだけ長くともにいようとも、どれほど胸の内を曝け出そうとも、自信が持てない相手が、「あまり浮かれてはダメだ」と自分に言い聞かせているのが分かるので苛立って。「本気で愛されてるんだって少しは自惚れなよ」と、啖呵を切れば良い
1637
寛大な恋人だからこそ、「嫉妬されたい」と思ってしまう人がいじらしい。誰と話しても仲良くしても、ただ見守られて「友達が多いんだね」と微笑まれるだけだから、優しさを感じるのに納得できないと思ってしまって。「嫉妬、してくれないのかな。してほしいのに」とふと面倒な願望を持ってしまえば良い
1638
常に身なりに気を使っている相手が見せる、だらしない一面には胸がざわめきますよね。目を覚ましたら、隣でスウスウと眠っている相手の髪に寝癖がついて乱れているので、「珍しいなぁ」と思ったら愛おしくなって、「こんな特別な姿が見れるのは僕だけなんだ」と上機嫌で髪を撫でて起こしてあげれば良い
1639
年上の人間が年下の人間に甘えるのは、倒錯的な美しさがありますね。普段は自分が年上だからと世話を焼いて引っ張っているけれどもたまに、甘やかされたい衝動に駆られて。「年下に甘えたくなる自分っておかしいのかもな」と思いながらも逆らえなくて、「甘やかして」とそのままにおねだりしたなら良い
1640
体格の優れた人が、体格の劣る相手を抱き潰すように抱きしめる姿はどこかあやしく目を奪われますね。長い腕を回してその小さな身体を強く抱きしめて。相手は「…どうしたの?」と言いながら張り詰めた背中をなだらかに撫でて、「ごめんね」とだけ返ってくるから「いいよ」と返して抱きしめさせれば良い
1641
相手を自分のもとへ縛り付けるため、相手の身体に自分の香りを染み込ませる人もいいですね。相手の身体に香りのついた身体で絡みついて「何してるの?」と尋ねられると「マーキング」と笑って返し「あなたが、僕のものであることを忘れないように」と囁いて香りのせいだけでなく頭をぐらつかせたら素敵
1642
汗の匂いに、情欲を感じてしまう人がイケナイですね。身綺麗にしている相手の、清らかなままの姿を愛でたいと思うのにどうしても、汗をかいてじんわりと肌を濡らした身体を見ると吸い寄せられて、抱き込んで深呼吸をしたら止まらなくて。「君の汗の匂いって媚薬だよね」と、本能のままに口にすれば良い
1643
夢は本心を反映するものと言われますから、夢で忘れられたと思っていた人に再会してしまう姿に惹かれます。もう二度と触れられない指が優しく自分の頰に触れて、もう二度と聞けない声が自分の名前を甘く呼んでくるから。これが夢だと分かりつつも苦しくて、「このまま覚めないで」と願ってしまえば良い
1644
非喫煙者の人間が、喫煙者の相手への愛が深まると同時に、最初は嫌っていた匂いを嫌とは思えなくなっていく姿が素敵。落ち着かなくて抱きついて、息を吸って今は慣れた香りを味わって。「こんな不健康な匂いに、なんで安心しちゃうんだろう」と疑問が湧いて、自分だけではその答えが分からなければ良い
1645
肌が赤くなりやすい人には色気を感じてしまいます。赤くなりやすい人の肌に順番にキスを落としていって「ねえ、ほら、キスしたはしから赤くなっていってるよ。身体全体で僕を誘ってるみたいでいやらしいな」と囁くものだからますます赤くなるのを止められなくて「もう見ないで…」と顔を手で覆えば良い
1646
片想いだと分かっているからこそ、相手に「優しくされたくない」と願ってしまう、脆い人が愛おしい。髪を撫でられる度に、名前を小さく呼ばれる度に、肩にもたれかかられる度に、背筋が震えて耐えられなくて。これ以上優しくされたら勘違いから抜け出せなくなると、「優しくしないで」と吐き出せば良い
1647
キスだけで、ドロドロに蕩かされてしまう人が色めいていますね。見つめ合っただけで心臓がうるさく鳴って、唇を重ねられたら頭が真っ白になって、侵入してきた舌に散り散りにかき乱されて。「キスだけで終わりじゃないでしょう?」と笑われても、これが始まりだなんて信じられないほどに乱されたら良い
1648
相手を大切に思うあまり、過保護になってしまう人がいじらしいですね。夜道を歩けば襲われるのではないか、包丁を持てば怪我をするのではないか、と次々に心配をして何でもかんでも面倒見てしまって。「赤ちゃんだとでも思ってない?」と呆れ声を出されても、その可愛らしさ故に不安が消えなければ良い
1649
大切にしたいと思うばかりに、手を出すことができない臆病な人が美しいですね。相手に対して欲を感じる自身を、穢れていると思っていて、こんな手で触ってはいけない人だと焦がれる気持ちを強くして。首筋に浮かんだ汗粒を見た瞬間にグラついてしまうのに、目を逸らして今日もいい人のままでいたら良い
1650
寝ない相手をベッドに引きずり込む姿に夢を見てしまいます。喚きながらもがく身体をきつく抱きしめて「寝なさい」と囁いて。「今はなんにも考えずに寝て…面倒なことは明日全部考えよ?」と額にキスを落として。ようやく相手も受け入れて身体の力を抜いたら、自分もホッとしてともに意識を手放せば良い