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顔が好きすぎるあまりに、相手の美しさにいつまで経っても慣れない人が愛おしいです。出会ってからは長い月日が経っているのに、今でも見ると「綺麗な人だな」の感情が芽生えて、胸が高鳴ってしまうことを止められなくて。「また見てたでしょ?」と笑ってくる顔も、今もまた新鮮に輝いて見えたなら良い
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言葉を使わずに相手をベッドへと誘う手管が、色っぽくて魅せられてしまいます。座っている相手の首に背後から手を回してぴっとりくっついて耳に息を吹きかけたり、置かれている片手に指を絡めてちゅっと手の甲にキスをしたりして、一瞬で火のついた相手からの熱いキスを笑顔で受け入れていれば素敵です
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いつも優しくて全く怒らずに自分を自由にさせてくれる恋人だからこそ、「束縛されたい」と思ってしまうジレンマは愛らしい。知人と2人きりで遠出をすると恋人に告げたのに「楽しんできてね」と送り出されて、「嫉妬してほしいと思っちゃったのはワガママなのかな。特別になりたいんだ」と悩んでほしい
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「あなたって私のこと大好きですよね」と相手を試すために告げる余裕たっぷりの言葉が好きです。これを聞いた相手は、優しい顔で「そうだよ。愛してるよ」と答えても、薄く笑って「君と同じくらいかな」と答えても、真っ赤な顔をして「勘違いしてんじゃねーよ!」と答えてもどれも良いので悩ましいです
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泣く相手の涙に口付ける姿は甘い愛に包まれるから素敵ですよね。ポロポロ相手が大粒の涙をこぼすものだから、その腕を引っ張って、顔を寄せて、涙に口付けて、唇で吸い取って、ペロリと舐めて「しょっぱい」とかすかに笑って、相手に「君はどうしてそういう…!」と泣き言もらってしまえば愛おしいです
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ふとした時に、失った相手を実感して苦しくなってしまう人が、愛おしいですね。見るものや食べるものや何気ない日常のひとコマから相手の痕跡を見つけだしてしまって、「もういないんだな」と思ったなら急に想いが流れこんできて。悲しむ時間なら散々持ったはずなのに、また動けなくなってしまえば良い
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顎を指先で掬い上げる「顎クイ」は、その後のキスを予感させるからこそ色めいた行為ですね。スッと顎を掬い上げ思わず目を閉じた相手の耳に「期待しちゃった?」と囁く人や、自分の顎を掬い上げる指先が震えているのに気が付いて自分から背伸びしてキスする人など、色事に手慣れた人と絡めて欲しいです
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夜を共にした後の朝の物語としては、自分はまだベッドにとろとろ寝転がっているのに相手は起き上がって日光を浴びながら手早く身支度を整えていて、首元を触りながら「隠しにくいとこに跡をつけて」と文句を言われるので、「昨夜は気にする様子も無かったのに」と悔しくなる話が可愛らしくて好きですね
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圧倒的な才能でねじ伏せてくる天才を憎みながら愛しているので「君に才能がなければ、僕に才能があれば、僕たちは幸せでいられたかも」と時に想像するが、もし天才同士か凡人同士ならば自分は相手に惹かれなかったとも思ったりして自嘲的な笑みを口元に浮かべる、敵わない天才に焦がれる凡人が好きです
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「自惚れていいよ」の一言に、深い愛を見てしまいます。相手が自分に自信がなく、自分が愛を向けられている実感が持てず、悩んでいることが分かるから。腕の中に閉じ込めて「もっと君は自惚れていいんだよ」と囁いて。震える身体を、「ダメ、どれだけ愛されているか知ってもらう」と逃さなければ良い
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相手の寝顔を見ることに喜びを感じる人の優しさが、愛おしいですね。いつも無理をしすぎて唇を噛んででも我慢してしまう相手が、寝ている時ばかり穏やかな表情をしていることに気が付いて。「いい夢でも見てるのかな」と思えばなぜか胸が苦しくなって、この安らぎがいつまでも続くことを願ったら良い
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肌を重ねる時に、声を抑えようと努力してしまう人が艶めかしいです。唇を噛んでいるだけでは耐えられないから、手で口をキツく塞いでどうにか音を出さないようにとして。我慢したばかりに、肌が真っ赤に色づいていることや目が涙に潤んでいることや、その姿がどれだけ扇情的であるかは知らなければ良い
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酔った時にだけ本音を口に出来る人が愛おしいです。普段は決して言葉にすることはないのに、アルコールが入った瞬間、「すき、だいすき」と舌足らずに言って。「本当に?」と尋ねられたなら「疑う気なの?」と蕩けた目を向けて。いつも隠している甘ったるい本音を、洗いざらいぶつけてしまったら良い
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相手に触っていると落ち着く人が、可愛らしいですね。その柔らかな肌と温かな体温にくるまれると、嫌なことが遠ざかっていくように思えて。眠りに落ちている身体にたおやかに触れて、慣れた香りを肺まで吸い込んで。「いないとダメって依存してるのかな」と、しやすくなった呼吸を小さく吐いたなら良い
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苦し気な相手の眠り姿に、胸をかき乱されてしまう人がいて欲しいです。悪夢を見ているのか顔を歪めて、小さな呻き声をもらす姿を見たら、たとえ目覚めたら消えるような辛さと知っていても、無視することは出来なくなって。「…その辛さは肩代わりできないものなのかな」と自分の無力さを痛感すれば良い
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いくらでも関係を持ってきた人が、相手に会って相手一筋になってしまうのが好きです。その場限りの関係の儚さや意味のなさを知っているからこそ、本気で恋をしたら一途な人間に変わって相手へ尽くし、「もう、あなた以外には何もいらないです」とあたたかい腕の中でこぼして泣いているのが惹かれますね
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「カッコいい」と言われたい人と、その人を「可愛い」とばかり褒める人の組み合わせにときめいてしまいます。「君はほんと〜に可愛いね」と頭を撫でたらじっとりした目を向けられて「可愛い?可愛いじゃ…嫌」とふくれられるので、「そういうとこが可愛いんだけどな〜」とニコニコ頰緩めてしまえば良い
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「可愛くないな~」といつも相手をいじる人と「当たり前です」といつも相手を切り捨てる人がいたとしたら、一見いじる側の片思いに見えるけれど実は切り捨てる側の片思いで、ぐしゃぐしゃ髪をかき混ぜてくる手を熱い瞳で盗み見ながら「可愛くてもどうする気もないくせに」と内心呟いているのが良いです
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しっかり者とダメ人間の恋人達がいて、一見するとダメ人間はしっかり者がいないと生きていけないほど生活面で依存している部分が目につくけれど実際は、しっかり者はダメ人間に精神的に深く依存していてダメさが愛しく必要とされることが嬉しく「君がダメ人間で良かった」と感謝している関係が好きです
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5月5日はこどもの日ですね。長年子供扱いしていた年下に、年上が迫られて逃げ道を塞がれてしまう姿に夢を見ています。手を掴まれたので「離して」と言ってみたけれど、相手の熱い目に射抜かれて「もう我慢できない…ずっとあなたをどんな目で見ていたか」と言われてしまったら何もできなくなれば良い
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「君なんて嫌い」と言われた時「俺もお前が嫌いだよ」と返す相手も良いですが、「知ってる。でも俺はお前を嫌いになれないんだ」と返す相手が好きです。言った相手は眼光を鋭くしながら「こういう時、嘘でも嫌いと言ってくれないとこが大嫌いだ」と考えていて欲しいです。嘘つきと馬鹿の距離感は切ない
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遊びのつもりで関係を持った2人が、少しずつ惹かれあっていく姿に浪漫を感じてしまいます。肌を重ねることは容易くて何度だってその背に縋ったことがあるのに、ただ夜道を歩く時に手を繋ぐことが難しくて。「暗くて足元が見えないから」を理由にしようかと、初々しい触れ合いにズルい思考を割けば良い
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「可愛いものを見た時に攻撃したくなる人間の心理」というものが存在して、「キュートアグレッション」との名前が付けられているそうですね。愛らしい相手を見るたびに胸がときめく自分がいるのに、可愛がりたいよりも先に虐めたいと感じてしまって。「どうしてだろう」と抱えた欲望に戸惑ったなら良い
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壁に押し付ける形でのキスに、危うい美しさを見てしまいますね。長い腕に閉じ込められたと思ったら、間近にある瞳がギラついて、なにかを言う余裕すらなく唇を奪われて。硬質な壁を背に感じながら、「逃げ場をふさがなくてもキスならしてあげるのに」と、相手が押し隠している弱さをふっと感じたら良い
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「エイプリルフールだね」と言った友人が「君が好きだよ」だけ言って離れかけるからその腕を捉えて見つめると、逸らした目からボロボロ涙を溢れさせて「なんで。嘘にしたかったのに、嘘にしてくれて良かったのに」と言って言葉をつまらせるので「もう1回言って。ちゃんと聞くから」と追い詰めれば良い