e子(@115changE)さんの人気ツイート(古い順)

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夏祭りの季節ですね。浴衣を着つけながら素肌の白さに固まる関係や、花火が上がって周囲が空を見上げた瞬間キスをする関係や、カキ氷のシロップで染まった舌に目を奪われてしまう関係が眩しい季節です。記憶に焼きつくような夜を過ごして、翌日夢のようだったと胸ざわめかせながら思い返して欲しいです
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海の日ですね。海に行った時、砂浜ではしゃいで遊ぶ2人も、パラソルの下で口喧嘩する2人も、夕焼け色の相手をカメラに収める2人も、波打ち際で未来の話をする2人も、水中で戯れにキスをする2人も、死ぬつもりで海中に足を進める2人もどれも等しく美しい。海は2人組のために存在する楽園です
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「海に行きたいな」と相手が叶わない願いをぽつりこぼした時、黙って相手の髪をかき混ぜる人は可愛くて良いですし、「ああ絶対行こう」と即座に返す人は優しくて良いですし、「バカじゃねーの」と呟く人は幼くて良いです。海に行けるはずもない2人組の片割れにこそ、「海に行きたい」と口にして欲しい
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『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』海を見たことがない男と、天国の人々は海の話をすると語る男。病室で末期患者同士として出会った2人が、海を見るために病院を飛び出すロードムービー。ラストシーンより美しい海を、見たことがある人はいないだろう
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ギリシア神話の「太古の人間は、4つの手足に2つの顔を持つ完全体だった。男と女で一つの個体、男と男で一つの個体、女と女で一つの個体がいたが、神の怒りをかって皆半分に裂かれた。今の人間は失った半身を求め、焦がれる気持ちは恋と呼ばれる」という考えが、ロマンチックかつ同性愛にも公平で好き
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「人間はもともと2つの個体が1つになった存在で、離れ離れになった今は、失った半身を追い求めている」という物語が存在するならば、自分と正反対の相手に「君は僕が失った半身なんだろうね」と告げる人も、相手の肌に指を滑らつつ「あなたと私が別々の存在になれてよかった」と囁く人も存在しますね
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ココ・シャネルが「口紅は落ちる過程にこそドラマがある」と言ったように、口紅が落ちる理由は色々想像出来て楽しいですよね。キスで落ちるのも、手の甲で乱暴に拭われて落ちるのも、グラスについて落ちるのも、煙草を吸って落ちるのも、相手の服に触れて落ちるのも、どれも秘密めいた美しさがあります
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『起きて最初にすることは』弟に欲情し、弟をめちゃくちゃにしてやりたいという欲望と優しくしたいという欲望の2つに身を苛まれるゲイの兄と、兄の欲望を知りながら隣室で女の子と体を重ね、兄に盗聴させるノンケの弟。甘く爛れてダメで愛しい純愛BL
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片方が喫煙者のCPのなにがいいかって、もし2人が別れたり離れたり死別したりした時、残された非喫煙者がその煙草の匂いを嗅ぐ度に喫煙者を思い出し、胸を締め付けられるところです。思わず感傷に流され買って一本口にすれば苦さに顔を顰めた後「キスするとこんな味がしたな」と思い出して欲しいです
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喫煙者同士のCPも夢広がりますよね。相手がくわえた煙草を奪って悪戯っぽく笑いながら自分が吸うのも良いですし、構って欲しいとは素直に言えないから「煙草くれ」と強請りにいくのも良いですし、相手の銘柄を吸ってしまって「苦い」と文句言ったらキスされて「苦かった?」と尋ねられるのも良いです
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事後の気怠い身体を相手の汗ばんだ腕に抱え込まれて雨の音を聞いている展開が夏の風物詩なら、事後の鈍った身体を相手の熱い胸に預けながら花火が上がる音を耳にして「外はにぎやかだな」と目を瞑り、まぶたの裏に花火を思い描く展開も、夏らしくて良いと思います。熟れた夏を花火の音で演出して欲しい
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花火大会に出かける2人も良いですが、花火大会に出かけて知り合いに囃されるのも嫌だから、お酒飲みつつベランダから小さな花火を見上げる2人も良いですね。人目がないのを良いことに遠慮なく触れてくる手を拒まずに、「来年は屋台だけ行こうよ」「面倒じゃない?」とかくだらない会話していて欲しい
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日焼け止めを塗り忘れたために背中を日焼けした相手が、ヒリヒリすると呻くので、少しでも痛みがひくようにと晒された赤い背中にオイルを塗ってあげると、指が触れる度に相手が体を弓なりに反らすので、よからぬことをしている気分になって互いに言葉少なくなる夏を、2人組には過ごして欲しいです
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7月26日は幽霊の日ですね。相手が死者だと知らずに心惹かれてしまうのも、死に別れた恋人が現れて一夜の夢を見るのも、恋人の墓の前で「幽霊でもいい、お前にもう一度会えたらと思っていたよ」と泣くのもどれも禁断で良い。生者と死者の恋は、決してかなわないからこそ儚くて薄暗くロマンチックです
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にわか雨に降られた相手が雨宿りのために飛び込んで来て「シャツ貸してよ」と言うから渡したらその場で着替えられ、濡れた素肌に思わず目を奪われたら気がつかれて「雨が止むまで…いいよね?」と笑われて、触れた手のひらの冷たさに肌が粟立ち胸がざわめいたというような夏を2人組には過ごして欲しい
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『unknown』”こんなバッドエンドが見たかった”。若き写真家が痣だらけの物憂げな美少年と出会って被写体として手元に置く内に、狂気に染まっていく物語。収録作はどれも陰鬱、狂気と正気の狭間で揺れる、美しく悪趣味な男たちが見たいなら是非
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「嘘つき」という一言は、責めるようでいて響きが甘いですよね。相手を睨みつけながら冷たく洩らす一言としても、涙を流しながら相手に縋ってこぼす一言としても、とろけた笑顔を浮かべながら耳に囁き落とす一言としても捉えられますし、あの人はどんな「嘘つき」を口にするのかを考えるのが楽しいです
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品行方正な優等生だが実は奔放な人は、笑顔で相手に跨り「優等生やるのも疲れるんだ」と言って欲しいですし、品行方正な優等生だが実は屈折している人は、思いつめた顔で相手の胸ぐら掴み「なにが分かるってんだよ。外面に騙されたくせに」と吐き捨てて欲しい。品行方正な優等生は秘密を持つ生き物です
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普段は真面目な優等生だけれど、実は生活力が全くなくてだらしない人も可愛らしいですね。普段は不真面目だけれど実は生活力がある人に幼児のように面倒見られて「あんたがこんなだって知ったら周りは幻滅しますよ」とため息つかれたら「優しい君は黙っててくれるでしょ?」と笑っていて欲しいです
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失ってから相手の大切さに気がつく関係は良いですよね。相手が傍にいなくなった時、体温の低い肌やたわいない口癖や自分の視界を遮る体を思い出して、あんなに当たり前だったものがどれだけ自分の支えになっていたか思い知って、「でも失わなければ大切だったと気がつけなかった」と唇を噛むの好きです
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相手を失ってから、第三者から相手の話を聞く機会があり、話の中の相手は自分が知っていた姿とは異なっていたから、思わず「俺はあいつのことなんにも知らなかったんだな」と自嘲してしまう展開も好きです。あんなに一緒だったのに…と振り返った過去すら信じられなくなる人は、狂おしくて良い
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相手に辛辣な言葉を吐くのは甘えているからだと言いますし、素直になれないバカな人が、相手に対してだけ辛辣に言うのって良いですね。一枚上手な相手に「はいはい、本当はなにが言いたいの?」と返されるのも、気の強い相手と毎回喧嘩になるのも良い。他人が相手を悪く言ったら激怒して欲しい
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喧嘩で言えば、相手が怒って、君はここが悪いあそこがひどいと並べ立てるのを黙って聞いて、言うネタも途切れた相手に「分かった!?」と問われたら「そんなに悪いところがある俺を、どうしてか君が嫌いになれないのが分かった」と返してさらに怒られる話が好きなので、積極的に推していきたいです
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自分は相手の悪口を散々言うが、他人が悪口を言おうものなら怒って「あいつのなにを知ってる」と言い出す、その理不尽な言動に隠された、「あいつの悪口を言っていいのはあいつのことを知っている俺だけ」というむき出しの独占欲とぎらついた優越感はたまらないですよね。不恰好な愛情表現が愛しいです
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「君がいれば私は強くなれるんだよ」と相手に告げる関係性も美しいけれど、「俺がいればお前は強くなれるよ」と告げる関係性も好きです。相手にとっての自分の価値を自覚している人は眩しいですし、尊大な言葉を優しく口にして欲しいです。「俺がいればお前は強くなれる。俺とお前が揃えば最強だよ」と