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相手の顔が好きという惹かれ方は素敵です。顔が好きだから、喧嘩をしてもその顔を向けられると許してしまって、冷たくしようとしてもその顔で笑われると赤くなってしまって。「君ってこの顔本当好きだよね」とからかわれてもその通りなので言い返す言葉が見つからず恥ずかしげに目を逸らしたら良いです
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人に甘えるタイプではなく、ずっと1人で生きてきた人間が、相手に出会ってぐずぐずに甘やかされることの幸福さを覚えてしまって、もう相手なしでは生きていけなくなるのが好きです。「大好きだよ」と毎日眠る前にキスをして自分を抱きしめてくる相手の腕の中で「僕は弱くなったな」と噛み締めてほしい
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酔っ払って迷惑かけてきた相手が翌日すっかり記憶を失って「迷惑かけた?」と不安気に尋ねられたので悪戯のつもりで「好き好き甘えて大変だった」と答えたら、相手がみるみる内に赤くなって「…忘れて」と答えたために想われていたことを知る話も初々しくてたまらないので、積極的に推していきたいです
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「並んだ時、自然に15cm以内に距離を縮められる相手は、恋人以上の存在。パートナーや家族にしか許されない距離」という説があるそうです。隣に相手が座ったので人前であることも気にせずに密着する程の距離に縮めたら、他人に見つけられて笑われて、「本当見せつけるよね」とからかわれてしまえば良い
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「好き」も「愛してる」も口にできない人の、「そばにいて」に胸を鷲掴みにされてしまいます。ただ目の前の袖を掴んで、なにを言うか迷って出てきたのは「そばにいて」で。けれど相手にはその一言が精一杯の言葉だと分かるから、「分かった。いさせて」と言うなり、か細く震える身体を抱きしめたら良い
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「ホクロは、前世で愛する人につけられたキスの名残り」という伝承があるそうですね。ホクロの多い相手の肌に、知らない人の影を感じて嫉妬して、「上書きさせて」と口にして。身体中に散らばるホクロひとつひとつに、じっとり口付けて。「前世でも君がつけたのかもしれないのに」と笑われたなら良い
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「ポンポンという頭の撫で方は、相手を落ち着かせようとしている時に出てしまうもの」という説があるそうです。自分より強靭だと思っていた相手が涙を見せたから、どうしたらいいのか分からなくなった人が、無我夢中で抱き寄せて、ポンポンと頭を撫でながら、「大丈夫だよ」を震え声で繰り返したら良い
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距離が異常に近い男2人を見る度に「セックスをすると、互いのパーソナルスペースが狂う。距離が近い2人は、体の関係がある」という説を思い出すのをやめたい
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「好きな人と抱き合うとストレスが軽減する」の説は愛らしさの塊です。手を広げて「ねーねー、30秒ハグするだけでストレス減るんだよ」と相手に訴えれば「で?」と冷たくされ、いじけて離れようとすると背後から抱きしめられ「じゃあキスは脳内麻薬の効果があると知ってた?」と耳元で笑われたら素敵
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色素が薄い人は、血のめぐりによって虹彩の色が変化することがあるそうですね。普段から、相手の瞳を美しいと思って眺めているから、抱き寄せた時に見える色が少しだけ変わることがたまらなく見えて、ますます自らが煽られて。「色の変わらない宝石よりも、ずっと貴重だな」と価値を噛み締めたなら良い
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「可愛い」と言われ慣れない人を「可愛い」の一言で甘やかしたいですね。「可愛い」と言ったら一瞬固まって「可愛いくなんてないよ」と逃げようとするから、「分かってもらえるまで、何度だって可愛いって言ってあげるよ?」と笑って、じわじわ染まる肌に触れて「赤くなってる。可愛い」と囁いたら良い
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「可愛い」と言われるのが苦手だったから、なにかにつけては、可愛いと頰を緩めてくる相手に「可愛くないし、その言い方嫌い」といちいち拗ねていたら気が付けば言われなくなって。願っていたことなのになぜか不安に駆られてしまって、「……もう、可愛くなくなっちゃった?」と尋ねてしまう人が可愛い
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いつも騒々しくて色気の欠片も見せない人が、肌を重ねる時だけ頭をとろかされて、従順になってしまう姿に胸掴まれます。大人しく身をあずけてきてキスの合間に潤んだ瞳で見つめてくるものだから、相手は普段とのギャップを意識して、「こんな時だけこんなに可愛いなんて反則だな」と熱を煽られたら良い
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愛故に、相手をガチガチに縛るヤンデレも良いですけれど、愛故に、相手をぐずぐずに甘やかすヤンデレも良いですよね。狂気は内に隠して何から何まで面倒見て、自分が依存する相手が、自分なしでは生きていけないように仕向けるヤンデレ、タチが悪いからこそ魅力的。無知な相手を毒牙にかけて欲しいです
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「ついつい名前を呼んでしまう人には、潜在的な好意を抱いている」との説があるそうですね。名前を呼んだなら応えてくれることに喜びを感じるから、不必要な時でも繰り返してしまって。「いつもいっぱい名前呼んでくるよね」と笑われて初めて、自分がどれだけ相手を必要としているかを実感したなら良い
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唇と唇を重ねるだけのキスしか経験がなかった人が、初めて「大人のキス」に踏み出す瞬間がいじらしい。口内に侵入してきた相手の舌を、最初は怖いと思ったのに、次第に痺れる甘さが立ち上って困惑して。呼吸の仕方が分からずに、終わった時には荒い吐息を繰り返して、「可愛いね」といじめられれば良い
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与えられる快感に弱い身体をしているために、キスを繰り返されるだけで全身の力が抜けてしまう人がいじらしい。舌が絡み合うたび脳がピリピリ痺れて足がガクガク震えて、すぐに崩れ落ちそうになってしまって。次第にもたれかかることになって、最後には相手に抱きかかえられる形で唇を重ねていたら良い
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声に出して甘えられない人には、なにも口にされずとも甘やかしてあげられる恋人がいてほしいですね。ただ黙って落ち込んでいたら、隣に座られて「おいで」と腕を広げられるので。思わずその腕の中に沈み込んで、「大丈夫だからね」と囁いてもらえる幸せを実感して、辛いのに嬉しくて泣いてしまえば良い
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「相手の顔が大好き」という弱味を抱えてしまっている関係が好きです。無理なお願いをされて「やだ」と最初は突っぱねても、至近距離に寄られて、純粋そうな表情で「…ほんとにダメ?」と尋ねられるとぐらついて、「お願い」とじっと見つめられると理性が溶けて、「一回だけ」とすぐ許してしまえば良い
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9月9日は男色の日。由来は諸説あるそうですが、陰陽説では男性は陽のため陽が重なる重陽の節句の日に定められた説、重陽の節句は菊の節句とも呼ばれるが、清冽な菊は『菊花の約』や『菊慈童』で分かるとおり男性同性愛の象徴だったためこの日に定められた説が有力なよう。本日は男2人の記念日です!
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「唇を触る癖がある人は、欲求不満を抱えていて、精神的にも肉体的にも満たされたいと内心思っている」との説があるそうです。この説を聞いてから、恋人が唇を触っているとすぐに「寂しいの?」と抱きしめてあげるようになって。寂しがり屋の恋人に「…なんで分かったの」と恥ずかしがられていれば良い
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眠りにつくのが苦手な人が、相手と一緒だとすんなり眠ることができる姿に、夢を見てしまいます。1人だと、夜がふけても眠る気がしなくてグズグズと無駄に時間を消費してしまうのに、2人だと、「ほら」といざなう手があって。いつもより狭いベッドといつもはない呼吸音が、どうしてか心地よかったら良い
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自分からはスキンシップをよく取るくせに、相手からスキンシップを取られるのに弱い人が愛おしい。近寄られただけで逃げかけて、引っ張り込まれて密着したら息が止まって、「いつもしてるくせに」と囁かれても反論の言葉が浮かばなくて。「されたらどんな気分になるか思い知ってよ」の声に震えたら良い
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「この人を本当に幸せにできるのは自分じゃない」と思いながら隣にいる関係に惹かれます。「自分がいるからこの人は最良の選択が出来ないんだ」と、枷になっている自覚はあるのに、どうしても離れる未来は選べなくて。「自分の幸せのためにあなたの幸せを捨てさせてごめん」と罪悪感を抱えていれば良い