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ハグをすると、1日の3分の1のストレスが消えるという説がありますね。思い悩む相手に甘えられる前に。自ら相手を甘やかしてあげられる、包容力のある人って素敵です。「おいで」と手を広げて。吸い寄せられてきた身体を思いきり抱きしめて、「つらいこと全部…忘れさせてあげるからね」と囁いてほしい
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相手と両思いになれたからこそ、独占欲が肥大していってしまう歪さが愛しい。片思いの時はただ名前を呼んでもらえるだけで幸せだったのに、両思いになった今は相手が他人の名前だけを呼ぶだけで嫉妬して、目に映る全てが手に入らないことに胸をかきむしられて「どんどん欲張りになる」と自嘲したら良い
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「つい名前を呼びたくなる相手には、好意を抱いている」との説があるそうですね。無自覚の内に恋心を抱いた人が相手のことを、気付くと目で追ってしまって、気付くと声を探していて、気付くと名前を呼んでしまっていて。ひとつひとつは小さなことであっても、重なった末の想いは隠しようがなければ良い
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「触りたがりの人ほど、根は寂しがり屋」という一説がありますね。寂しがり屋だけれど甘え下手な恋人が、人肌が恋しい時に「甘やかしてほしい」とハッキリとは口に出せずにただ腕をなぞってきたり肩にもたれかかったりしてくる姿が愛くるしくて、「満たしてあげるね」と囁くなり甘やかしにかかれば良い
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「喫煙者は、非喫煙者の舌を甘く感じる」という俗説があるそうですね。煙草を日常的にすう人が、一度もすったことのない相手と唇を重ねて、その舌を味わいながら「甘いな」とボンヤリと感じて。甘い味は嫌いだから苦い味を好み続けているのに、ふと、「この甘さは嫌じゃない」と感じてしまったなら良い
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「唇を触る癖がある人は繊細で臆病な人」という一説がありますね。作り笑いが得意で、いつも本音を隠したがる相手が、不安を感じている時にだけは唇を触るので、触られたらもう落ち着いてはいられなくて。人目につかないところに引っ張り込んで、「黙ってこのまま抱かれてて」と抱きしめてあげたら良い
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「遺伝子的に相性のいい相手の体臭は、自然といい匂いに感じられる」という説がありますよね。どうしてか分からないけれど相手の匂いが好きでかぐと癒されることに気付いて、背に手を回して素肌に鼻を埋めて、「君っていっつもいい匂いがする。安心する。包まれたくなる」と甘えてしまう人がいじらしい
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本当は1人で生きるはずだったのに、相手が愛を教えてくれたから1人で生きれなくなってしまった人の寂しさが好きです。1人でいる時は相手のことばかり考えて、2人でいる時はぴったり寄り添って「君は僕がいないと生きていけないみたいだね」と笑われて「誰がそうしたの」と心中で呟くのが可愛いです
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指で相手の口内を刺激する姿は、淫靡でしかありませんね。口を開かせて指をグイと突っ込んで。我が物顔で、生温く敏感な粘膜をグジュグジュとなぞったり、唾液の溜まった舌を押したりして弄んで。声も出せず涙目で自分を見つめてくる相手を「口の中いじられただけでそんな顔するんだ?」と虐めたら良い
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犬っぽい恋人は素敵です。喜怒哀楽の表現が豊かで、名前を呼ぶだけで尻尾を振るうようにして近づいてきて、言葉でも直球に「愛してる」と口にして、尽くしたがりで、人懐こっい。従順で誠実な姿に相手もすぐさま絆されて、「君がいないと生きていけない」と気づけば主従関係が逆転してしまうのが魅力的
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「エロいね」は学生が同い年に言って欲しい。「エッチだね」は後輩が先輩に言って欲しい。「やらしいね」はSがMに言って欲しい。「いけないね」は年上が年下に言って欲しい。「変態だね」は目上が目下に言って欲しいし、逆でも良い。似ているが微妙に意味が異なる、日本語表現を使い分けたいです
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肌を重ねる時に、羞恥から声を抑える人が艶めかしい。身体中に血が巡って、脳に酸素が足りなくなって、ただ快楽を追うことしかできなくなっても、必死で唇を噛んで、吐息すらもれるのを許さないようにして。そのために肌が色付き、目は潤み、全身がしなることが、相手を煽っているとは知らなければ良い
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生真面目な恋人をからかうつもりで「今年のプレゼントは僕!」と言ってみたら、目が開いてすぐさま距離を縮められて、一言も発せないうちに抱き寄せられて「最高のプレゼントだ。壊さないよう今夜は大切に取り扱うね」と囁かれてしまい、今さら嘘だなんて言えず、身を任せるしかなくなってしまえば良い
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相手のことを想いすぎるあまりに、「本当に自分でいいんだろうか」の考えが捨てきれない人がいじらしい。「この人ならもっと素敵な人ともっと幸せになれるだろうに」と、無意味な想像は止まらなくて。ふとした時に「君ならもっと」と声にしてしまって、「あなた以上の人はいないよ」と断言されたら良い
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「肌を重ねる時にあふれる声の高さは、笑い声の高さと同じ」との説があるそうですね。その話を聞きかじってから、片想いをしている相手の笑い声に、耳を澄ませるようになってしまって。「地声は低い方なのに笑う時は高い声だな」と思ったら最後、想像が耳を掠めてしまって。赤くなりながら俯いたら良い
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髪を触らせる行為は心を許している証と言いますから、相手の髪に触れる行為は、些細なものであっても色っぽく見えてしまいます。甘えたように相手の髪を弄ぶのも良いし、なだめるように髪を指で梳くのも良い。面白がって相手の髪を編んでも良いし、寂しげに相手の髪に触れるのも良い。どれも素敵です
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愛を注がれたことがなかったから、愛情を素直に受け取れない人の寂しさに惹かれます。キツく抱きしめられても優しい気持ちにはなれなくて、「愛してる」と言われても返すことはできなくて。耐えきれずに「怖いよ」と口にしてしまって、「それじゃあ少しずつ慣れていこうね」とまた愛で満たされたら良い
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無理に声を我慢しようとする恋人に、無理やり声を出させるいじめ方は艶めかしい。グッと痛々しいまでに唇を噛んで吐息以外には吐き出そうとしないから唇を重ねて、舌で柔らかい輪郭をなぞって、思わず開いた口内に舌をねじ込んで蹂躙して。唇を離せばあがりっぱなしになった甘い声に気を良くしたら良い
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自分に自信がなかった人が、褒め上手な人と結ばれて。相手が毎日のように「可愛いね」「素敵だ」と褒めてくるから最初はただ恥ずかしがって黙っていたものの、そのうち自信をつけるために自分を磨いて。「可愛いね」と言われると、ふんわり微笑んで「ありがとう」と返すようになるまでの、流れを見たい
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秘密で付き合っている2人がいたとして、片方が他人に「ねぇ、恋人さんどんな人なの?」と尋ねられている場面にもう片方も居合わせて。気まずく耳を澄ませていたら、「可愛い?」の質問に「世界一可愛い」とサラリと答えられるので、「なに言ってんだよ」と思いつつじわじわ顔が赤くなってしまえば良い
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大人同士だからこそ、"寝かしつける"という姿に惹かれてしまいます。寝ようとしない相手をベッドに引きずり込んで、抱きしめて、「ほら…いい子だから」と身体を優しくたたいてあげて。柄にもなく穏やかな寝息が聞こえてきたらホッとして、自分も意識を手放して、引っ付いた2人で幸せな夢を見たら良い
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「恋ではない、愛と呼んでいいかも分からない。でも君に、俺より大切な存在ができたら嫉妬するし、俺より大切な存在ができるわけないと思っている」と互いに考えている2人こそ、純度の高い関係性だと思っています。相手に対する独占欲と他人に対する余裕がのぞく執着ほど、強固な感情はありません
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傷跡や痣跡にキスをする姿に、イケナイものを見てしまいます。キスされる側は肌をさらすのを嫌がって、視線から逃れて、「汚いから見ないで…」とこぼすのに、キスする側は「綺麗だよ。本当に綺麗だ」と繰り返しながら慈しむように順々にキスを落として、気づけばされた側は、涙を流していてほしいです