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「恋人の匂いを嗅ぐだけでストレスが減る」の説や「30秒ハグするだけで1日のストレスが3分の1になる」の説には、夢を見てしまいますね。弱りきって帰宅した恋人を抱きしめて迎え入れて。肩に顔を埋めた恋人に「さっきまで気分暗かったのに。今もう幸せだ。愛の力って凄いね」と言われて頰緩めれば良い
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「パーソナルスペースは、友人の場合45cm程度だが、恋人の場合は 30cm以内。30cm以内に距離を縮められる相手には恋愛的好意がある」という説があるそうです。片思いの相手に並んだ時、気遣って離れていたら、距離を縮められて肌が触れ合いそうで、「もしかしたらこの人も」と胸弾ませる人がいたら良い
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敬語を使いながらも優位な立場に立ち、相手をじわじわと追い詰めていく人が甘美ですね。「イケナイ人ですね」の一言で弱らせて、「どうしてそんな目で見てくるんですか?」と羞恥心を覚えさせて。「何をしてほしいか声にしてください」と命令するも、従われたら、「いい子ですね」と褒めてあげたら良い
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褒められない人生を送ってきた人が、相手の褒め言葉に少しずつ依存していくようになる過程が愛おしいです。初めは「いいこだね」と言われると眉を顰めていたのに、そのうち黙って撫でられるに任すようになって。ついには自分から、「頑張ったのに、今日は褒めてくれないの?」とねだるようになれば良い
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唇を重ねても肌を重ねても、愛の言葉は口にされたことがなかった人が、「ただの爛れた関係なんだ」と勘違いしてしまう姿に胸を掴まれます。初めて「愛してる」と口にされた瞬間、世界が止まって。さりげなく流そうと思ったのに気付けばボロボロと涙の粒をこぼしてしまっていて、相手を慌てさせたら良い
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「人間は、好意を持っている相手のことは気づかない内によく名前を呼んでしまう」そうです。「君ってさ、他の人のことはあんまり名前で呼ばないけれど、僕のことはよく名前で呼んでくれるよね。それ嬉しいんだ」と打ち明けられて、自分の無意識にひそんでいた恋心をその時初めて自覚する人がいれば良い
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1日は写真の日。2日は裏切りの日。6日は兄の日。7日はプロポーズの日。8日は花の日。9日はポルノの日。10日は夢の日。12日は恋人の日。15日はお菓子の日。21日は父の日。22日は夫婦の日。26日は風呂の日。6月は妄想に優しい月で素晴らしい
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肌を重ねた夜を過ごして、朝に食卓を囲んでから不意に恥ずかしさに包まれてしまう人が、愛おしいです。カップを掴む指を見れば「あの指にどう触られたか」が蘇り、食べ物を飲み込む口を見れば「あの唇にどう虐められたか」が蘇り、もはや全てがスイッチになってしまって、食事どころじゃなくなれば良い
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誰に対しても素っ気なく無愛想な人が、相手のことだけは蜜が滴るほどに甘やかしている姿に惹かれます。「あの人って2人きりでも冷たいんでしょ」と他人に言われて「2人きりになるなり離してくれないぐらい甘やかしてくれるよ」と口走りかけるけれど、2人の秘密だと思い出し、「まあ」だけ返したら良い
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「名前を呼ばれると、抱きしめられたり手を繋がれたりした時と同じ快楽物質が出て、幸福感を覚える」という説があるそうです。好きな人がいつも名前で呼んでくれることが嬉しくて、呼ばれるたびにときめいてしまう自分がいて、「あの人も同じだったらいいな」と思いながら自分も呼び返してしまえば良い
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「世界で一番好き」の"特別"も素敵ですが、「世界で一番嫌い」の"特別"にも、美しさを感じてしまいます。「君が嫌いだ」と吐き捨てられたら微笑んで、「どれぐらい嫌い?」と尋ねて。「世界で一番嫌いだよ」と睨まれたら嬉しくて、「ずっと世界一の座に座らせてよね」と歪んだ考えを持ってしまえば良い
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「ハグをするとストレスの3分の1が消える」との説があるそうですね。疲れて言葉を発する気力も失っていた人が、相手にキツく抱きしめられた瞬間に身体の力が抜けて息がしやすくなっていくのが分かって。「大丈夫?」の声に「今、君のおかげで大丈夫になった」と自らも腕を回して、甘えきったならば良い
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独占欲は強いのに内面は脆い人に惹かれます。相手は自分以外と一緒になるべきかもしれないその方が幸せになれるんじゃないかと内心思いつめているのに離れることは出来なくて、眠った相手のことをじっと見つめてその指に指を絡めて「手放せなくてごめんね」と呟いているような、歪みを抱えた愛は美しい
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『YSL』スタイルを革新した男の映画であり、1人の男が1人の破滅的な美貌の天才に魅せられ恋人としてビジネスパートナーとして魂の理解者として人生を賭けて奉仕した実話に忠実な財団公認映画でもある
#腐女子にオススメしたい映画を一本あげる
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肌を重ねている最中に、必死で声を我慢しようとする恋人に、声を出させようとする流れが艶めかしいです。きゅっと噛み締めた唇に舌を這わせて、思わず薄く開いた口に大人のキスを仕掛けて。気づけばキスがあとを引いて、閉じられなくなった唇から甘い声が溢れてくれば「可愛い声」と笑ってあげれば良い
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いつも笑っていて人に弱味を見せられない人を、仏頂面でぶっきらぼうな人が、甘やかしてあげるのが好きですね。見るなり顔をひそめて「寝ろ」とベッドに引きずり込んで。文句を言いかける口を「大人しくしろ」と押さえて。相手が眠りについてからようやく「辛い時ぐらい辛い顔をしてくれ」と呟けば良い
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7月26日は幽霊の日ですね。相手が死者だと知らずに心惹かれてしまうのも、死に別れた恋人が現れて一夜の夢を見るのも、恋人の墓の前で「幽霊でもいい、お前にもう一度会えたらと思っていたよ」と泣くのもどれも禁断で良い。生者と死者の恋は、決してかなわないからこそ儚くて薄暗くロマンチックです
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心中といえば、古くは双子は「心中した恋人達の生まれ変わり」だと信じられて好奇の目を向けられたそうですね。恋人にもたれかかって「心中したら次はお腹の中から一緒だね」と暗く笑う人からも、前世では恋い焦がれた相手なのかもしれないと似た顔をそっと撫でてみる人からも、後ろ暗い魅力を感じます
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5月23日はキスの日。キスで相手の腰を抜かせる姿は甘美ですね。まだ深いキスに慣れてない相手の唇に、舌を割り入れて絡めて、呼吸すら奪う激しい口付け仕掛けて。そうそうに力が抜け、ガクリ倒れこみそうになった相手の身体を抱き寄せてそれでもやめてあげなくて、口を離してから崩れ落ちさせれば良い
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ハグすると眠りに落ちやすいという話もありますよね。不眠気味の恋人をベッドで手を広げて「ん」と迎え入れて。「こうやって2人でくっついてると、それだけで幸せな気分になる」と呟かれるから「良かった」と項にキスを落としてあげて。そのまま2人で眠りの世界に誘われて深く眠り込んでしまえば良い
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未知の快楽を相手に与えられて、本能的に「気持ちいい」より先に「怖い」と感じてしまう姿に惹かれますね。「ダメ。無理。これ以上はおかしくなる」と明滅する頭で思って、イヤイヤと首を振って。「大丈夫だよ。大丈夫だからね」とあやすように撫でられて、子供のように相手に抱きついてしまえば可愛い
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ラブレターの日ですね。片思いのラブレターとしては、相手が他人と結ばれることを知ったアンデルセンの「あなたが幸せになりますように。そして、あなたを永遠に忘れられない誰かのことは、どうか忘れてください」の一文が胸を焼くので、片思い破れた人はこの一文を書いて結局送れないでいて欲しいです
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相手の声に惹かれてやまないため、その声に弱くなってしまう人が、いじらしいです。「ダメ」と突き放せば突き放すほど距離を縮められて、耳に口付けられて、「ダメ?」と問いかけられて。もう一度跳ねのけようとしたのに「いいって言って」と囁かれたら鼓膜から毒が回って、気付けば流されていれば良い