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チョコレートには媚薬や催淫効果があると昔は信じられていたと言いますね。相手に贈られたチョコを食べていたらこの話をされて「ね、ドキドキしてこない?」と尋ねられて思わず高なった胸に手を重ねられて「ほら、ドキドキしてるよ」と言われるなり甘いキスをされてほしいです。ハッピーバレンタイン!
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相手を好きになるにつれ、相手の匂いまで好きになってしまうという姿は甘美です。その身体に背後から抱きついて深く息を吸いこんで、「もう…どうしたの」と尋ねられると「君の匂いがあると落ち着くんだ」だけこぼして「可愛いこと言ってくれるね」と笑われた相手に頭を撫でられてしまったら良いですね
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相手の匂いに安堵を覚えてしまう人が、可愛らしいですね。抱きしめられると包まれるその匂いに、心も溶かされる気になってしまうから。1人きりの時も相手の服を借りて、そっと息を吸い込んで満たされて。瞬間浮つく頭で「あの人が好きなんだな」と、どれだけ自分が本能からも染められてるか知れば良い
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いつも相手に愛をダダ漏れさせる人と、相手の愛を素っ気なく受け流す人の恋人達が好きですね。「愛してる」と今日も言ってくるから「ハイハイ」と答えていたら手を取られて、「なんでいつもそんなに冷たいの?愛してくれてないの?」と見つめられるので羞恥が回って「そうは言ってない…」と呟けば良い
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「可愛い」の言葉に慣らされていく過程が甘美。最初は「可愛い」と言われる度「なに言ってるの」と反発していたのに、そのうちに「今日何度目?」なんて茶化す余裕が生まれて。今は当たり前のように受け入れて「ありがとう」だけで済ませて、自然に「自分は可愛いんだ」と思う変化が生まれていれば良い
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受けの方が性欲が強くて、ベッドでリードを取りたがるのは悩ましいです。疲れきった身体を横たえる攻めに「ねぇ、もっと」とねだり続けて、攻めの反応が悪いのが分かったら馬乗りになって「そんなに寝てたいなら、ずっと寝てればいいよ。君の身体、勝手に借りちゃうけどね」と告げて、唇を舐めてほしい
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「30秒以上のハグは、ストレスの3分の1が消える」と言われているそうですね。疲れている時に「ストレス消してよ」と口にしながら近づいて。抱きしめられて「消えた?」と尋ねられたなら、「うん」と素直に頷いて。「さっきまであんなに辛かったのに君の力って凄いんだね」と、甘えてしまったなら良い
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他の人とは違う呼び方をする、その些細な独占欲の示し方に恋を見てしまいます。相手が呼ばれたことのないあだ名をつけて人前でも牽制するように何度も呼び、最初は嫌がっていた相手が反射的に反応するようになったらふわり笑って「このまま僕のものになってくれればいいのに」と内心思っていたら愛しい
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朝が弱い相手を起こしに行ったら、何度声をかけてもイヤイヤ首を振って、布団に潜り込んでしまうので。仕方ないなぁ…とため息ついて布団をはいで、無防備な耳元に唇を寄せて。「襲っちゃうよ?」と低い声を出して、一気に跳ね上がる形で起きた相手に「すぐ起きれるじゃん?」とにこり笑いかければ良い
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片思いの期間が長かったために、「恋人」の名前がついても両想いの実感が薄い人が、可愛らしいですね。肩にもたれられたなら硬直して何もできなくて、「手回してくれないんだ」と拗ねた声が胸に刺さって。もう隠さなくてはいい恋だとは頭では分かりながらも、自分から行動なんて到底不可能だったら良い
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媚薬入りと普通のチョコ。媚薬入りのチョコを迷わず手にして半分に割る受け。「気持ちいいことは何でも半分こだよ?ほら舌出して」と2人で食べ合って。気づけば火のついた身体で貪り合う夜を過ごす。事後にぐったりした身体で、普通のチョコを取る受け。口に含んで「甘いよ」とチョコレートキスする2人
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お互い相手が、自分を好きだなんて想像してもいない、もどかしい両片思いの状態に惹かれます。「どんな子がタイプなの?」と相手に尋ねられて、当たり障りのない答え方をしたのに、「君に好きになってもらえる人って素敵な人なんだろうな」と返されて胸が詰まって「素敵な人です」と目を逸らしてほしい
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人前では決して涙を流せない人の苦しさに、気付いてあげる人が愛おしい。苦境に立たされた相手が、一瞬だけ顔を歪めた後すぐにいつもの顔に戻って耐えたことが分かったから。背後に近づいて背中をするりと撫でて、言葉にせずに「大丈夫だからね」を伝えて。少しでも負担が軽くなることを願ったら良い
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「笑い声の高さとベッドでの声の高さは同じ」という話がありますよね。それまでは高い声で笑う相手を特に意識していなかったのに、俗説を聞いてから笑われるだけで気まずくなってしまって。「こういう声を出すのかな」と思えばそれ以上の想像が膨らんで、勝手に肌が熱くなるのを止められなければ良い
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甘え下手な人が、たどたどしく相手に甘える姿に惹かれてしまいます。甘え方を知らないから気を引こうとするも空回りして、相手に「どうしたの?」と聞かれても何も答えられなかったら良い。身体は動いてしまうのに、甘えたいんだと思う心を認められない上での、雄弁な沈黙は可愛いです
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失ってから相手の大切さに気がつく関係は良いですよね。相手が傍にいなくなった時、体温の低い肌やたわいない口癖や自分の視界を遮る体を思い出して、あんなに当たり前だったものがどれだけ自分の支えになっていたか思い知って、「でも失わなければ大切だったと気がつけなかった」と唇を噛むの好きです
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愛しているからこそ、一線を越えたくないと感じてしまう人がいじらしいです。欲を感じる瞬間は確かにあるけれど、今が十分に幸せだからこれ以上踏み込んだなら関係が壊れてしまう気がして、このままの優しい関係でいたいなと願ってしまって。「愛してるなら守れるはずだ」と自身に言い聞かせたなら良い
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態度や表情に感情が出ない人が、内心では相手への重い愛を抱えているのが、可愛らしいですね。「今日可愛いね」と褒められても、仏頂面で「別に」とだけ返してしまうのに本当は、「可愛いって言ってもらえた」と頭の中に幸福感が一気に雪崩れこんで。「好き」の一色に感情が染められてしまったなら良い
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「ファーストキスはレモンの味」という俗説は甘酸っぱいですよね。経験がなく、その言葉を信じていた初々しい人が、初めて唇を重ねた時に「レモンの味しないんだ」と驚いて、思わず口にして。「君ってどこまで純粋なの」と笑われた後「どんな味するか、もう一回味わってみる?」と唇を撫でられれば良い
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「可愛い」の褒め言葉で、相手をグズグズに溶かしてしまう人が罪深いです。「可愛い」をたっぷりと降り注がせて、赤くなった耳朶を優しく触って、「もっと言ってあげるね」といじめて。甘い言葉の濁流に耐えきれなくなった相手が、「もうやめてよ」と弱々しく訴えかける姿をウットリと眺めたなら良い
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服を脱がせる瞬間には色っぽい間があってほしいですね。いつも脱がされる側がその立場を不満に思って「今日は脱がさせて」と言ってみたものの、いざやろうとするとボタンを外すのすら緊張で手間取って、その姿を見下ろされながら「いい眺め」と楽しげに笑われて「黙って!」と怒ってしまえば可愛らしい
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好きな人とイチャつくだけで、心拍数が上がって汗をかくので、カロリーを消費できるという説ありますよね。「痩せたい」と呟いた恋人を笑って抱き寄せて、キスをしながら服の中に手を潜り込ませて。「もう、そういうことじゃ…」と反論していた恋人がすぐに甘い声をもらしだすので、ほくそ笑んだら良い
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唾液には性的興奮を高めるホルモンがふくまれるため、キスをすると、陶然とした心地をになるそうですね。ささやかな触れ合いの一環としてキスをしたのに、舌を舐められたら相手の味に身震いして、熱に思考を埋め尽くされていって。「この人とキスをするといつも自分でいられなくなる」と感じたなら良い
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最初は自分が年下を翻弄していたのに気つけば年下が大人びて自分を翻弄してくるので、からかうつもりで「初々しさが消えてつまんない」と言ってみたら、傷ついた顔をするかと思ったのに微笑まれて「あなたの教育の賜物ですよ」と口付けられるから、小さく「育て方間違えたよ…」しか言えなくなれば素敵
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愛されてきた実感のある人こそ、人前で泣くことができると言いますよね。人前で泣くことができない人が、辛い時に恋人に「泣いてもいいんだよ」とするり頰を撫でられて、「泣くなんてみっともないこと…」と言う声が詰まって涙が流れた瞬間顔を胸に押し付けられ「見ないであげるから」と言われてほしい