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香りが「移ってしまう」瞬間が艶めかしいですね。相手とぴったりとくっついて、その首筋に顔を埋めていたから、知らず知らずのうちに香りが肌について。1人きりになってからふと、自分から相手の香りがすることに気がつけば先ほどまでの熱い記憶が蘇って。自分で自分の身体を、キツく抱きしめたら良い
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4月2日は"トゥルーエイプリル"で、真実しか言ってはいけない日であるという俗説があります。いつもふざけたことばかり言っている人が想い人に「今日はね、真実しか伝えてはいけない日なんだよ」と教えてから、目を見据えて。「君が好きだ。愛してる。一度真っ直ぐに言いたかったんだ」と告白してほしい
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"触られたがり"の人には、可愛らしさが詰まっていますね。隙を見つければ相手の隣にぴっとりと座って、顔を覗き込んでふんわりと微笑んで。それでも何もされなかったら、自分から手を取って指を絡めて、「なんで触ってくれないの?」と誘いかけて。待ち望んでいた手が触れれば、全身を満たされたら良い
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疲れ切った相手が「もうダメになりそう」とこぼしたら、「ダメになればいいよ」と肯定してしまう人が危ういです。髪を優しく撫でて甘ったるい声で名前を呼んで、「君がダメになったらずっと面倒見てあげるから」と言葉にして。言われた側は、それが罠だと知りつつも、はねのけることが出来なければ良い
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手袋をしている人物は「自分の手は美しい」と思っているから手袋をしている人と、「自分の手は汚れている」と思っているから手袋をしている人に分けられますよね。前者ならいざという時に歯で咥えて引っ張って脱いで欲しいですし、後者ならいざという時に相手が両手で慈しみながら脱がせて欲しいです
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誰にも彼にも「好き」と愛を振りまく人間が、たった一人の人間に対して笑顔で言い放つ「嫌い」には、他の「好き」よりよっぽど、重くてねじれて暗くて激しい愛が詰まっていそうで、深読みしたくなってしまいます。「あの人をどう思う?」と聞かれて、残酷な愉悦を感じながら「嫌い」と口にして欲しい
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いわゆるビッチと呼ばれる属性萌えの人にお尋ねしたいんですが、あなたが好きなのは「他人に愛されたくて寝る」寂しがり屋タイプ、「相手が可哀想で寝る」慈悲者タイプ、「惨めだと感じたくて寝る」被虐者タイプ、「楽しみたくて寝る」快楽主義者タイプ、「場に流されて寝る」無知タイプのどれですか?
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抱きしめられることに、一番の愛情を感じる人が、いじらしいですね。なにを言われるよりもなにをされるよりも、黙って手を広げられて飛び込めばギュッと抱きしめられて、「大丈夫」と言うまでずっと寄り添ってくれることに愛されている実感を得て。この人がいないともうダメなんだと痛感したなら良い
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ゼクシィCMの「結婚しなくても幸せになれるこの時代に、私はあなたと結婚したいのです」の一文、2人組の片割れに言ってほしいですね。結婚なんかできなくてもこの人といられれば幸せだ…と言い聞かせるようになっていた人が、恋人に跪かれて指輪を差し出されてこう言われて、震えながら頷いたら良い
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本名を使ったあだ名で呼ぶのも可愛いですが、原型を留めていない、不思議なあだ名で相手を呼ぶのも素敵ですね。なんであの呼び方をするんだろうと、周囲が首を傾げるのを横目に、互いだけが由来を知る呼び方で相手を軽やかに呼んで欲しい。自分達は特別な関係なのだと、一言発する度に知らしめて欲しい
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性行為をどう現すかにキャラの性格は出ますよね。真っ直ぐ「セックス」と言うのか、堅苦しく「性行為」と言うのか、可愛いらしく「えっち」と言うのか、甘ったるく「いいこと」と言うのか、悪戯っぽく「いけないこと」と言うのか、ぼかしにぼかして「アレ」と言うのか。相手と違う言い方すると色っぽい
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直接的な愛の言葉は苦手だから「月が綺麗だな」と言ってみたら、相手が顔ほころばせて「そうだな、月が眩しいと君の顔がよく見えるから好きだ」と言ってきたので固まってしまい「ああ、固まった。月のおかげでよく見える」と顔近づけて追い討ちかけられる話も好きなので、積極的に推していきたいです
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精神的にも肉体的にも強い人間が、相手への恋をキッカケにして、弱くなってしまう姿が魅力的です。1人で生きていくつもりでいて、実際1人で生きる強さがあったのに、今は相手がいないと生きていけないと思ってしまって。自分の命が他人に握られていることを分かって、「弱くなったな」と自嘲したら良い
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相手が自分で嫌っている、怪我や傷跡に口付ける人が美しい。まじまじと見られただけで身体を震わせて、顔を近づけられたら身をよじって逃げようとした人が、押さえ込まれて唇を落とされたら動けなくなってしまい、「…汚いなんて言わないで。君の身体に汚い場所はひとつもないんだよ」と囁かれたら良い
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「甘い物が好きな人は寂しがり屋。甘い物で得られる快楽物質で、寂しいの感情を逃がそうとしている」という説があるそうですね。相手と離れて顔が浮かべば、どんどん寂しいの気持ちが膨らんでくるから、たまらなさを逃すために甘いものに手を伸ばして。「太ったら拗ねてやろう」とふくれていたなら良い
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キスをすると脳内に快楽物質が分泌されて、幸せな心地を味わうことが出来るそうですね。落ち込んだ人が、いつもの状態に戻るために相手に、優しい言葉をかけられるより柔らかく撫でられるより、ただひとつのキスが欲しくて。フラフラと相手に歩み寄って抱きついて、「ちゅーして」と強請ったなら良い
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もともとは一般的な高さなのに、肌を重ねている時だけ、甘く高い声をたっぷりと洩らす人が罪深いですね。その声を聞いた瞬間に「こんな声もするんだ」との驚きが生まれて、すぐさま喜びに変わって。耳に響きが残ってしまって、普段の会話でも「あの時はあんな声出すのにな」と、よぎってしまえば良い
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未来がないと分かっていて、惹かれあってしまった2人が甘美。普段は先のことなど考えずに、いま腕の中にある愛しい身体のことだけを考えているけれど、ふとした瞬間に暗い考えに襲われて、気が付けば涙をホタホタとこぼしてしまって。抱きしめられて「いま幸せだから十分だよ」と囁かれてしまえば良い
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だらしない人と、常に面倒を見てあげる世話焼きの人がいて、周りは世話焼きを、「大変だね」「一緒にいると疲れるだけだよね」と哀れんでいるけれど。実際は世話焼きこそ、だらしない人がいないと生きていけない人間で、「役に立てて嬉しい」と自分が面倒を見れることに喜びを感じている関係が好きです
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相手の顔が好きすぎるあまりに、美しさに慣れる日が訪れない人が愛おしいです。ふとした瞬間に視線を奪われてしまって「つくづく綺麗な顔してる」と一度思ってしまえば、見慣れているはずなのに鼓動が早くなってしまって。「顔、赤いね」と声にされれば気恥ずかしくて、見返すことが出来なくなれば良い
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恋人と呼び合える関係になっても、相手を仰ぎ見てしまう人が素敵。穏やかな眠りに落ちる顔を見て、美しさにぼうっと見惚れてしまって、触れたら壊してしまうような気がして手を出すことを躊躇ってから、「あなたの恋人になれたのに…どうしてまだこんなにも眩しく見えてしまうんだろう」と悩んでほしい
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耳の裏は、その人の匂いが一番する場所だと言いますよね。相手の匂いが好きな人が、いつも耳の裏に鼻を寄せてから唇を落として。最初は「や、なんでそんなとこ…」と恥ずかしがっていた相手も次第に受け入れるようになるも、どんどん耳が弱くなって、キスされると赤い顔でか弱く震えるようになれば良い
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「この人が、自分がいなきゃダメな人になればいいのに」と思いながら相手を甘やかすのが好きです。抱きしめてキスをして相手の話を聞いてすべてを肯定して「もう…そんなに甘やかされたら君なしじゃいられなくなる」と呟かれたらそっと唇をかみしめて「なればいいのに。早くそうなって」と願って欲しい
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爛れた関係だった2人が、付き合うことをキッカケにして、最初から恋愛をやり直してみる流れが愛しい。甘い嬌声をあげるのは楽なのに、ただ「好きだ」と一言音にするだけで震えて、肌の柔らかさも覚えているのに、ただ抱きしめられるだけで涙が溢れて、今まで抑え込んでいた相手への愛に襲われれば良い