George(@Love_yellowhat)さんの人気ツイート(リツイート順)

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学生からしてみたら、「なんでここまで文章について細かく言われなきゃならないの」と思うかもしれないけど、働きだしたら会って話す機会なんて殆どなくて、大半が文書のやり取りになります。書いた内容が目も当てられなかったら、それがそのまま自分の評価になります。文章を書けないと詰むんです
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多分、SNSもYouTubeも当面の暇はつぶせるけど、生きている実感みたいなものは感じられない、ということなのだろう。
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大学生に必要なことは、知識というよりも考え続けることを面倒くさいと思わない知的体力なんだよね。
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大学に入って半年もすると、おしゃれな先輩や同級生に感化されて、容貌や雰囲気が垢抜けてくるのだが、今年の二年生はそういうことがなかったせいか、初めてオンラインで会ったときとほとんど変わってなかった。
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もっというと後ろは逆によく見えるのです。内職するなら教員の死角に入りましょう。
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「自分に向いていること・やりたいことが必ずあるはずだ」という思い込みで就活することを、「ロマンチックジョブイデオロギー」と言います
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これまでの経験則からいうと、「文章が書けない」と自覚している学生の文章は結構書けていて、「文章が書けている」と思っている学生の文章は支離滅裂という印象があります。
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大勢が良いと思うことに馴染めない人もいて、そういう人がいることを前提にした仕組みも用意されている社会が良い社会。
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非常勤講師になるためには教歴が必要という、どう考えても矛盾としか思えない仕組み。
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この国の大学院進学率を下げている要因の一つが、「学ぶこと=受験勉強のようなもの」という間違った認識を子ども時代から植え付けられているせいだろうな。
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大学での学びって、ゴールがないマラソンみたいなものだから、結局学ぶこと自体を楽しいと思えないとモチベーションが維持できないのよね。
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単位を落とされたときに、「自分に何が足りなかったのだろう」ではなく、「あの教員むかつく」となる時代。
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与えられたタスクが進んでないときほど、こまめに連絡すべきなのに、多くの人が「こんな状態じゃ連絡できない」と思って連絡を断ってしまう。(例:卒論)
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ちなみに学生をとがめる意図は全くなく、そういう状況を強いる状況を憂いています。
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私が学生を怒るのをやめたのは、プラトンの次の言葉に出会ったからである。 「運動は強制されたとしても、身体に害を与えることはない。しかし、強制されて学ばされた知識は、心に何も残らない」
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検索して郵送してもらう仕組みだと、本に「出合わない」。
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学ぶ意欲が何から生まれるかと考えると、未来の自分に対する信頼なわけで、それが欠落してしまうと、何で今の快楽を犠牲しないといけないの?となってしまう。
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「いまは役に立たないと思えることでも将来役に立つ」という言い方は、「役に立たないことは結局無価値である」という前提を共有してしまっているので、「単純に好きなことをしていいんだよ」というメッセージとしては失敗なのである。
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オンライン授業になって、「授業の質が下がった」のではなく、正しくは「授業の質が変わった」なんだけど、このあたりがどうも混同されている気がする。
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「〇〇学科にいるんだから、〇〇のことを学ばなければならない」と考えるのがそもそも間違いであって、〇〇はどうせ学ぶんだから、あとは興味のあることを各自が勝手に学べばよいのである。
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学生の言動をみていると、何か一つのことに熱中するということが、「将来の選択肢を狭める博打」みたいに捉えられている感がある。
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その意味で、文章を書くという行為は、自分の馬鹿さ加減と向き合うということなのかもしれない。
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オンライン授業中にいきなり発言を求め、応答がなければいないと判断して単位を認定しない、ということを繰り返して恐怖を植え付ければ、半年後はビデオを流しておくだけでみんなが聞くようになる「Zoomパノプティコン」というのを考えたのだが、倫理的にまずいのでやらない。
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「大丈夫?」って聞くと「大丈夫」と答えなきゃいけない圧力が働くので、「何が大変?」と聞くようにしている。 「レポート大丈夫?」って聞いても本音は出てこない。
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毎回最前列で授業を受け、熱いコメントシートを提出していた学生のテストの点が悪かった時の「泣いて馬謖を斬る」感。