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午前中に授業があると疲れて論文が書けず、午後に授業があるとそわそわして論文が書けず、夜は眠くて書けないので、結局論文は書けない。
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昔の教材を使い続けている語学の先生が、初回の授業でラジカセを持っていくと教室がざわつくらしい。
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「これじゃあ通信制と変わらない」という言い方、通学制>通信制という無意識の価値観が見えてモヤモヤする。
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生まれた年が1年違うだけで入試制度が変わったり、オンライン授業になったり、ましてや一日違うだけで10万円もらえなかったりすることを考えると、私たちの人生の大部分は「運」としか言いようがない。
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なので、文章を読むことに抵抗がない人が説明する側に回ると、「これ読めばわかるじゃん」となってしまって、やる気が出ないのである。
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私がなぜ就活が嫌いかというと、こじつけて何かを好きな振りをしないといけないからなんだよね。
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学生を見ていると、問題なのは「やりたいことがないこと」ではなく、「やりたいことがないといけない」と思い込まされて、目の前の生活に充実感を得られていないことのような気がする。
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高校から大学に移行した後、この辺りの切り替えがうまくできていないことが、「わかりやすい授業こそ良い授業」という偏った認識を生んでいる元凶ではないかと。
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職業柄、家にいることが多いのだが、よく「休みが多くていいですね」と言われる。
この「家にいる=休み」という認識がなくならないと、テレワークは進まない。
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大学新入生の皆さまへ③
最初は知り合いがいなくて手持ち無沙汰だと思いますが、そこでスマホを取り出してTwitterに逃げてはだめです。リアルなつながりがつくれません。
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なんとなく見えてきたんだけど、一部の主張の背景には、「対面授業幻想」がある気がする。
オンラインだから十分な指導が受けられない、って思うかもしれないけど、大規模な大学になればなるほど対面でも基本放置で、自分から動かなければ指導なんか受けられない。
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今年から大学生になった皆さんにお伝えしたいのは、「まぁ、なんだかんだ言っても単位取れるっしょ」的なマインドは危険、ということです。
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今までずっと勉強的な意味で優等生で過ごしてきて、いざ卒論の段になって、
「自分の問いを立てなさい」と言われてフリーズしてしまう学生を何人も見てきました。
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同じ科目でも、教員が違えば評価がガラッと変わってしまうのが大学なのである。その意味でGPAを何かの基準にするのはあまり得策ではない。
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学生よ。自分がいつも元気で、その気になれば100%集中できるという前提でレポートを書けると思うことなかれ。
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「いい学校」に行けば選択肢が広がると、多くの大人が言いますよね。(中略)でも、選択肢を増やすために努力をして「いい学校」に入ったとすると、その結果増えた選択肢の差分の中からしか人生を選べなくなることがあるんです。
asahi.com/articles/DA3S1…
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同僚から、スライドに(原文ママ)と書いたら、「先生のお母さんは本を書いているんですか?」というリアクションがあった、という報告がありゲラゲラ笑っている。
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いきなり教員がグループワークに参入する、「突撃!隣のブレイクアウトルーム」は、学生に不評なのでやめましょう。
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生きていくためにアルバイトしなければならないが、それをするとやらなければならないことが疎かになるという点で、大学院生とお笑い芸人は似ている。
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研究者に向いている人の要素は数多あるが、その一つにXmasもお正月も通常運転で論文を読んだり書いたりできる、というのがある。
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コピペ元の参考文献を挙げる、いわゆる「自爆レポート」が今年も散見されます。
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叱責されるのが嫌だから、はよくわかるのだが、早めに相談すると怒られるどころか褒められたりするのである。
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受験の際、やたら歩き回っている試験監督の人がいたら、仕事熱心ではなく眠い可能性が高いですので、迷惑でなければ優しくスルーしてあげてください。
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その意味で、馬場先生という名前の場合は要注意かもしれません。