426
ただひたすら、ボロを出さないように構えている面接ほど虚しいものはない。
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就職相談会というのは、ある程度就活をしている学生には意味があるが、全く動けていない学生には敷居が高すぎて行く気にすらなれないわけで、その意味で本当に必要なのは、「就職したくないけどなんかやんないとやばいと思ってる会」である。
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「置かれた場所で咲きなさい」より、「咲く価値のない場所から逃げなさい」の方が大事だよね。
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ブラック企業で咲こうとしても、過労死するだけよね
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どこに内定をもらうかで、その人の約20年の評価がまるごと決められてしまう社会は大変しんどい。
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祝日に授業をして授業回数を15回確保したら学力があがった、というエビデンスをだせ。話はそれからだ。
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文章が書けないのに卒論を課すのは、バットが振れないのに野球の試合をさせるようなものなので、根本的に無理があると思う。
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授業中はどうしようもないくらい不真面目な学生が、たまたま居合わせたアルバイト先の飲食店で圧倒的なパフォーマンスを見せており、大学での評価なんて学生のほんの一面でしかないことを思い知る。
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多くの大学教員は、飲食店で働かせたら全く役に立たないはずである。
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私たちはもしかしたら、学ぶことに過剰に価値を置き過ぎなのかもしれない。
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学生に「最近読んだ本ありますか?」って聞くと5割くらいの確率で「タイトル覚えてないんですけど」って返ってきて、これもサブスクの影響なのかもしれない。
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よく本を読んでいる学生ほど、自分の書く文章の稚拙さに耐えられなくなって卒論が進まない、という現象がおきがちです。
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その意味で、文章を書くという行為は、自分の馬鹿さ加減と向き合うということなのかもしれない。
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吾輩は博士である。職はまだない。
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他学部の授業を受けている学生が総じて優秀なのはボッチに対する耐性があるからで、この事例は学ぶためには孤独に強いことが必要ということを示している。
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これまでの経験則からいうと、「文章が書けない」と自覚している学生の文章は結構書けていて、「文章が書けている」と思っている学生の文章は支離滅裂という印象があります。
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「良い文章とはどんな感じか」分かっているからこそ書けないという自覚が生まれるわけで、それがない学生は自分の文章に変な自信を持ってしまうのかもしれない。
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学部の2年生くらいまで、将来何になりたいの?って聞くの禁止にしたらどうかなと思う。
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卒論のデータが消えました。どうしたらいいですか?
今年もこんなメールを受信する季節になりました。
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適宜自分にメールで送るか、クラウドで管理するのじゃよ。
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学生がよく言う、この学部に来たからには、みたいな枕詞で語られる将来設計って、かえって選択肢を狭めているような気がするんだけどな。
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「あのゼミ本読ませるらしいよー、やばくない」という会話を電車内で耳にして震えているアカウントがこちらになります。
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本を読まないで学びが進められる方法があれば教えて頂きたい。