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高校までの思考回路が抜けなくて「単位を取れている=大学で学んでいる」と勘違いしている学生が多い気がする。
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以前も書いたが、学生は「なんか」をつけないと喋り始められない魔法にかけられているかのようだ。
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面接官:「学生時代力を入れていたことは何ですか?」
就活生:「ワクチンの予約です」
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現3回生が「2年間コロナだったのに就活で急にガクチカとか求められても困りますよ」って言ってて、そりゃそうだと思いました。
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アマゾンのレビューに「ダンボールが潰れていた」と書かれていたら、それは商品のレビューではないことはすぐにわかるのに、授業や講演のアンケートには「朝早くて辛かった」とか書かれる。
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「大学院=勉強が好きな人が行くところ」は大きな誤解で、むしろ「勉強が嫌いで好きに学びたい人が行くところ」が大学院なのである。
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学生を見ていると、問題なのは「やりたいことがないこと」ではなく、「やりたいことがないといけない」と思い込まされて、目の前の生活に充実感を得られていないことのような気がする。
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業界はこのイデオロギーを植え付けることで不安を醸成し、利益を得ています。
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「自分に向いていること・やりたいことが必ずあるはずだ」という思い込みで就活することを、「ロマンチックジョブイデオロギー」と言います
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昔、学部から大学院に進学した学生から「先生って色々知ってるんですね」と言われたときには、さすがに机をひっくり返してやろうかと思ったことがあります。
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若者の情報コンテンツの消費の仕方を踏まえると、これからの授業は
・最初に言いたいことを全部言う
・映像資料をふんだんに使う
・倍速で話す
・ギターソロは挟まない
あたりを意識してやる必要がある。
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学生には2種類しかいません。
「明日行けばまた休み」と思う学生と「明日行かなければまだ休み」と思う学生です。
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「これやってなんの得になるの?」という世界の外側に行けるのが大学なのです。
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昨今の学生を見ていると常に思うのは、従順すぎるということなんですよね。
上から言われることに疑問を持たなくなっているというか、疑問を持ったらいけないみたいな規範に囚われているというか。
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移住2年目の最後のほうは、住民が全く家から出てこない展開。
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これから2年間で修士論文を書いてほしいだなも。
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大学院はすごい人が行くところ、と思い込んでいて、優秀なのに自分は行ける器ではないと端から決めつけてしまっているケースはすごく多い。
大学院という名前はもうやめて「けんきゅうの森」とかにしたらいいと思う。いきなりローン組まされるけど。
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昨今の大学は、15回の授業を確保するために休日でも授業が行われるケースが多発しているが、その結果学力が向上したというデータはみたことがない。
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学部の授業では鬼のようにつまらないという評価を受けている教員が、大学院になると評価が180度変わったりもするのである。
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その意味で、馬場先生という名前の場合は要注意かもしれません。
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自分が気にしているほど周りからはなんとも思われてないし、そもそも気にもされてない、ということは学生のうちから深く認識しておく必要があるよね。
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教員下暗し
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もっというと後ろは逆によく見えるのです。内職するなら教員の死角に入りましょう。
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学生の皆さん。目立ちたくないから後ろに座る気持ちはよくわかりますが、最も目立たないのは端の列の一番前です。ここは教員が馬でもない限り視界に入りません。
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