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「授業に一度も出ていない学生が単位を得るのは許せない」という具合に、私達が考える公平性って、弱いものが不利益を被るを防ぐではなくて、ずる賢いやつが利益を得るのを防ぐという意味での残念な公平性なのよね。
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その意味で、馬場先生という名前の場合は要注意かもしれません。
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その意味で、文章を書くという行為は、自分の馬鹿さ加減と向き合うということなのかもしれない。
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この時期になると、「先生の単位さえ貰えれば卒業できるんです。なんとかなりませんか」と複数の教員に懇願していた学生を思い出す。
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大学で最初に身に着けることがあるとすればこれです。
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必修ではない授業でぼっちであることは、負けではなく勝ちなのです。
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大学生の悩みを見ていると、その8割以上が、「人と比較すること」から生じているように思える。するなら過去の自分。
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ここは原点回帰で、興味のある授業を取ることを優先してください。
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新入生のレポート課題の一覧を見て、戦慄が走った。
無理があり過ぎる。終わるわけがない。
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これまでの経験則からすると、中途半端に文章がうまい学生は、何も調べなくてもそれなりにレポートを書いてしまえるので、結果あんまり伸びない。
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学生がよく「本は高い」と言うけれど、You Tubeやインスタのような無料で楽しめるものが増えてきしまった結果、相対的に高く感じてしまうようになった、という側面もあるのではないか。
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ちなみに、黄色い帽子のおじさんの話は面白いです。
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学生にドタキャンが多いのは、イベントを企画・実施する過程の仕事量に想像がつかないからなんだろうな。
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逆に、卒業後は会わないだろうなー、と思っていた人とひょんなことから交流が始まる、みたいなケースも多いのである。
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「である」を「なのだ」、「と思われる」を「と考えられる」というように語尾を変えることでコピペがバレないようにするレポートのことを、二卵性レポートと呼んでいます。
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学生に自己紹介してもらったら、今年も3人が「人見知りなので話しかけてもらえたら嬉しいです」と言っていて、なぜそこで他力本願なのかと思ってしまった。
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書き出しが決まらないと論文やレポートが書けないタイプと、とりあえずどこの章でもよいからかけるタイプがいて、圧倒的に生産性が高いのは後者である。
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私たちはもしかしたら、学ぶことに過剰に価値を置き過ぎなのかもしれない。
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なぜ就活をろくにしたこともない教員に、就職の相談をする学生が一定いるのかよくわからなかったが、最近、それは相談という体の「働きたくない訴え」ではないかと考えたら妙に腑に落ちた。
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「みんなが早くから就活しているのに何もしていないのはまずい」のではなく、「みんなが早くから就活しているなんてどうかしている」という意識がまともな社会が早く来ますように。
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適宜自分にメールで送るか、クラウドで管理するのじゃよ。
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毎回最前列で授業を受け、熱いコメントシートを提出していた学生のテストの点が悪かった時の「泣いて馬謖を斬る」感。
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初回の授業で学生から向けられる、「さぁ、お手並み拝見」的な視線が苦手です。足がブルブルしてしまう。
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初回の授業で、配布した資料に目もくれず、メモも全く取らず、ずっとこちらを見ていた学生がいたのだが、経験上、こういうタイプの学生が最も頭が切れる。