円満退所は増えていますが、実は「見せかけ円満退所」も多くあります。事務所のイメージ保持のために、円満退所としつつも、地上波に対する出演制限や芸名の使用禁止など厳しい条件で合意をしているケースもあります。なので、その後の活動の様子で、どのような制限を付けられたかも予想できます。 twitter.com/yamato_lawyer/…
韓国の公正取引委員会が示したとされている事務所と芸能人の標準契約書では、契約終了後、芸名を含む知的財産等はタレントに移転するとし、パブリシティ権は人格権であることを前提に規定しています。他方で、日本は、契約終了後も全て事務所に帰属した(移転しない)ままになっていることが通常です。
なので、日本の場合、芸能人は、芸能活動で得た各権利を失ったまま(使用できなくなり)、独立等をする場合が少なくないです。そこに独立時に厳しい条件等を付けられたら、さらに活動が制限されます。日本でも事務所と芸能人にとってバランスの良い形にするための契約改革は必要だと思っています。
今も複数の芸能人の独立・移籍交渉をしていますが、このあたりをわかっていない事務所が少なくないです。前から言っていますが、契約で拘束するのではなく、事務所の「魅力」でタレントを拘束しないと事務所の生き残りは厳しくなります。どの業種もですが意味もなく不当に拘束する時代は終わりです。 twitter.com/yamato_lawyer/…
先日、とある著名な芸能人に対する独占禁止法事案について、公正取引委員会に提出する報告書の手伝いをしましたが、芸能人の退所(独立・移籍)や退所後の活動を妨害するケースはまだ多くあります。退所の交渉をしたところ、芸能事務所の社長に開口一番に「訴訟します」と言われたこともあります。
私は、タレントの退所交渉の際、独占禁止法上問題がある契約書があったり、法律上問題がある交渉をしてきた場合には、基本的にそれを報告書等にまとめて、その問題点や課題点を行政に伝えるようにしています。でないと、いつまでも改善されないですからね。特に不当な拘束については課題点ですね。
このアイドル業界の恋愛で「活動終了」って、それこそ今の時代どうなのでしょう。個人的には、裁判例はありますが、恋愛禁止は合理的ではないと思いますし、女性軽視にも繋がり、アイドルに対する人権侵害だと思います。だから、海外からみたら、異常で奴隷契約って言わることもあると思っています。 twitter.com/livedoornews/s…
芸能人の独立や移籍交渉が無事に決着すると本当に嬉しくなりますね。ただ、いまだに不当にタレントを拘束し、権利を奪い、契約から解放しないケース(タレントの肖像等を削除しないケース)も散見されます。最近は戦う芸能人も増えてきています。不当な要求に泣き寝入りする必要はございません。
問題等がある側が、相手方を陥れるために、メディアにリークして一方的な記事を作り上げることがあります。そういった場合、リークした側の話だけで記事がまとめられ、他方に適切な取材もせず、印象操作されている記事になっています。そのなかで最低な記事は、他方に何も取材せず不意打ちする記事。
いい加減、こういったメディアには、厳しい損害賠償責任を認めるべきだと思っています。記事にするにしても、裏取りを行い、両論併記にするべきですし、リークした側の都合の良いような印象になる記事にはするべきではないと考えています。また配信会社もそんな記事を配信するべきではないです。
これが本当であれば、何ら裏取りもしていない記事を書いた週刊誌側は問題で、それを確認もせず、ただ漫然と配信する配信会社も問題。もう配信会社側は、裏取りもせず、隠し撮り等をするような週刊誌の記事は配信しなければ良いと強く思っています。 a.msn.com/07/ja-jp/BB1e8…
週刊誌(メディア)の記事は、小説ではないのですから、事実関係の確認を取り、取材も適切に行って欲しいですね。事実確認もせず、もうよくわからない関係者の言葉だけの見切り発車的な中途半端な記事は、時代遅れであり、著名人への誹謗中傷を誘発するだけで、全てなくなれば良いと思っています。
芸能業界に切り込めば切り込むほど、レギュラー出演もなくなり、自分のメディア出演は徐々になくなりましたが、変に迎合せず、それでも自分がやってきたことに、そこに意味があるかと思っています。自分のコメントで励まされたという連絡をいただけると「闘ってきて良かった」と本当に嬉しくなります。
こういったネガティブな記事ではなく、独立することを応援する記事が増えて欲しいですよね。そもそも芸能人の退所が報道された瞬間から、毎回、ネガティブ記事が増えることは、異常かつ不自然だと思っています。 a.msn.com/07/ja-jp/BB1eo…
真実だとしたら大問題。ただ、こういった相談は、少なからずあります。そもそも芸能人を含むフリーランスの働き方を守る法律がないことが大問題。児童を含む未成年からの性的搾取や夢搾取が平然とある業界は変える必要があります。政治家にはすぐに動いて欲しいです。 a.msn.com/07/ja-jp/BB1fp…
誹謗中傷はダメですが、芸能人や著名人に対する誹謗中傷をさせないための取り組みは必要だと思っています。そもそも名誉毀損やプライバシー侵害になる記事をやめさせるべきですが、まずはニュース配信・掲載会社でそういった記事を配信等をさせず、海外のように芸能記事のコメント欄は廃止すべきです。
事務所側がマネジメント業務を適切にしないにもかかわらず、契約解除を認めないケースが増えていて、タレントが飼い殺し状態になり、裁判になるケースが増えています。ただ、個人的には契約解除を認め、移籍を活発化させ、自由な競争を促進した方が業界全体として盛り上がるとは思っています。
今後、彼が芸能業界で通常の活動ができるかどうかで、公正取引委員会の指摘から、芸能やメディア業界がどう改善したか、変わらないのか、わかりますね。実演家側の弁護士として、一人でも多くの実演家が笑顔で頑張れる環境を作っていきたいと思います。 news.yahoo.co.jp/articles/ba954…
【芸能従事者の方々へ】現在、厚生労働省では「過労死等の防止のための対策に関する大綱(改定案)」に対する意見を募集しています。芸能業界やメディア業界の過重労働を解消するために問題点を記載するなどご意見をお願いします。ファンの方々も芸能人を守るために是非とも!public-comment.e-gov.go.jp/servlet/Public…
下請法等の改正に繋げるために、俳優、アーティスト、アイドル、声優、タレントの実演家の方々、またYouTuberなどのクリエイターの方々、是非ともご回答をお願いします。芸能人に関する裁判を多くしていますが、芸能人の厳しい実情が理解されず、法律の壁があるとも実感しています。変えていきたい。 twitter.com/MHLWitter/stat…
【判例時報掲載】 私が担当したアーティストグループ名(芸名)に関する裁判(「FEST VAINQUEUR事件」)が判例時報に掲載されました。マネジメント契約が終了した後には、事務所側には、グループ名の利用権がないとした事例となり、実務に与える影響も小さくないと思います。 hanreijiho.co.jp/wordpress/book… twitter.com/yamato_lawyer/…
個人的には、メディアによる誹謗中傷(名誉毀損やプライバシー侵害等)を減らすためには、メディアに対して、積極的に法的措置を検討していくべきだと思います。個人だけ誹謗中傷が厳しくなる他方、利益をあげているメディアが、そのままというのはおかしいと思っています。a.msn.com/07/ja-jp/AAPZT…
もうどんどんと声を出していかないと週刊誌のスタンスは変わらないと思っています。ここまで著名人たちが声を出して、悲鳴を上げているのですから、守るために、私たちが声を上げていく必要があると思います。私は、弁護士として、そういった記事の配信等に対して裁判例を作っていきます。 twitter.com/yamato_lawyer/…
芸能人やアーティストのマネジメント事務所退所後の競業避止義務(事務所を辞めたあと数か月間は活動を禁止するという条項の有効性)に関する判決が今年の春頃に出る予定です。現在、東京地方裁判所の知財部で審理中ですが「無効」と判断して欲しい。仮に有効と判断された場合、その影響は大きい。 twitter.com/yamato_lawyer/…
週刊誌等の報道で、メンバーが疲労したり、分断させられ、結果的に人気グループが解散にまでなることがありますが、そういった報道は、本当に日本のエンターテイメントを破壊し、人の笑顔を奪うなと思うときがあります。