小野寺系 / Kei Onodera(@kmovie)さんの人気ツイート(リツイート順)

「御国のため」「日本国民のため」に兵士が戦ったというが、戦争は実際には、市民たちが逃げられないように世論を形成したり違反者に苛烈な処罰を与えることで、国が市民に命をかけさせ人殺しをさせる歴史的犯罪を、“そういうかたち”に演出しているに過ぎない。 twitter.com/kmovie/status/…
ムッソリーニがヒトラーに会って会話をしたとき、全然ものを知らないし頭が悪いので驚いたって話がある。ヒトラーのファシズムはムッソリーニのコピーに過ぎなかったけれど、両者の最期を見ても分かるように、知性のレベルが低いヒトラーの方がはるかに国民の心を掌握していたというのは興味深い。
ここでも指摘したけど、自分の中にある何らかの罪悪感を、映画を観て、日本神話的なファンタジーの力も借りて浄化するというメカニズムというのは、やはり引っかかるところがある。まあ、「一人ひとりが考えて社会を立て直そう」という内容を国民は求めてないかもだけど。 realsound.jp/movie/2022/11/…
戦争の残酷さ、卑怯さの一つは、執政者や軍の上層部が戦地に赴かず、戦闘のリスクや直接の殺人を自国民に押し付けるところにある。だから戦地から戻る兵士たちがPTSDになったり、罪の意識を背負うようになる。兵士に感謝し英雄視することを呼びかける人たちは、その責任をうやむやにしようとしている。 twitter.com/M_773n/status/…
自民党と統一教会との関係が明るみに出たとき、一様に擁護を始めたよね。擁護できる余地なんか何もない、国民にとって大問題であるのにもかかわらず。そんな人たちがこれからもメディアの一線で社会について得々と意見を発信していくというのは許せない。
「お前ら」って誰なのか。そしてなんで自分が鬼滅側だと思ってるのか。 twitter.com/lE1R0/status/1…
とくに近年の経済界が政界とともに体現してきた、新自由主義的な利益追求やモラルの欠如が、女性蔑視の価値観の温存と一緒に噴出したという意味で、きわめて「日本的」と言わざるを得ない、象徴的な出来事だと思う。 news.yahoo.co.jp/pickup/6424138
7/8公開『神々の山嶺』を鑑賞。夢枕獏×谷口ジローの山岳コミックが、谷口ファンの多いフランスでアニメ映画化。BD風の絵柄で瀟洒に表現し直されたことで、新たな印象の作品として現代に蘇っている。いまの日本のアニメではほぼ味わえなくなった、大人なテイストに感激させられる。日本の描写も完璧。
兵士や戦死者を被害者や加害者としてではなく英雄として持ち上げ、感謝させようとする言説は、権力者の罪を有耶無耶にして、戦争や戦争犯罪を批判する者の口をふさごうとするもの。 twitter.com/kmovie/status/…
「イカゲーム」が素晴らしいのは、各国に共通する経済格差問題の前提をしっかり押さえていて、その構図を内容に反映させているという点なんだよね。だから“漠然とした希望”や“漠然とした情緒”に逃げたり混乱することもなく、現実に向き合う姿勢や説得力が作品に備わっている。 realsound.jp/movie/2021/10/…
鬼滅原作の表現について「女性蔑視」だという意見があると紹介する記事(news.biglobe.ne.jp/entertainment/…)に釣られて反射的に怒ってる人たちがいるけれど、元発言のアカウントはこれだという……。以前『劇場版シティーハンター』を批判したとされる実在しない「映画評論家」を大勢が叩いてたのと同じ構造。 twitter.com/rindoh/status/…
10/8公開『メインストリーム』を鑑賞。ジア・コッポラ監督がアンドリュー・ガーフィールドを主演に、動画サイトでカリスマ的な人気を得ていく人物の行方を描いていく。口はよくまわるけど言ってることはひたすら無責任という、日本でもいま問題になっているような人物像を題材にしている。
どこの国にもいるんだよ。他国の戦争犯罪を非難しながら、自国の戦争犯罪については、いろんな理屈をつけて正当化しようとする人が。
なぜいまポリコレが大事かというと、差別をなくそうとする理念の大事さはもちろん、自分や知人がマイノリティだと表明できる社会になりつつあることで、娯楽の中に偏見を持った表現があることに強烈な違和感を持つ人が増えてきたからでもある。古くさい思想そのものが若い世代に評価されなくなってる。
「水俣病問題を忘れたいと思う市民」って、被害を受けた人たちのことじゃないよね。被害者にとっては忘れたくても忘れられないわけだから。
“必然性がない”、“文脈がない”など「チェーホフの銃」を、映画などに登場するマイノリティへの偏見の正当化に利用する人を描いた漫画。このツイートに次々と憎悪が寄せられてるのを見ると、自分たちの差別意識を鏡で見せられた気がしたんだろうなと。 twitter.com/schwinn_draw/s…
政権批判をすると、どこからか反論がくるものだけど、これに関しては皆無なのがすごい。触れても損しかないということなのか。 twitter.com/kmovie/status/…
映画の評価を投稿できるウェブサイトで、実写『リトル・マーメイド』に対し、複数の新造アカウントやボットによって低評価を水増しする嫌がらせがおこなわれている模様。 twitter.com/variety/status…
淀みなくどんどん言葉が出てくる人って、頭が良く思われがちだけど、その場で思いついたことを“言う/言わない”の葛藤がなくて、ブレーキがぶっ壊れてるだけの可能性があるから、とんでもない結論を納得させられそうになったりする。
SNSや動画サイトでサイゼリヤやユニクロが過剰に持て囃されて、それが強く支持されるというのは、あらゆるものにお金がかけられなくなった世相をそのまま反映していると思う。もし身近で手頃なものが最高の品質であれば、こんな最高なことはないわけだし、現状の搾取構造に向き合う必要もなくなるし。
手塚治虫や鳥山明はディズニーから多大な影響を受けたし、宮崎駿も手塚作品や海外の漫画、アニメの要素を作品にとり入れている。そして日本のアニメを観て育ったピクサー、ディズニーの新しい世代は、現在その要素をとり込んだ作品づくりをしている。作家レベルで国家間の優劣をはかるのはナンセンス。
「野党がだらしない」と言うが、まともな受け答えすらできない候補者や、女衒や詐欺をして立場が悪くなったらやけくそになって顧客の情報を暴露してた候補者に票が入るに至って、もはやどうすればいいのか分からないのが本音だと思うよ。国民自身が自分の利益や損害にすら興味を持ててないわけだから。 twitter.com/MSNJapan/statu…
アメリカにも日本にも、いろいろな人種や、性的指向などを持っている人が実際に存在しているのに、そういう人たちが作品に登場するのに必然性が必要だと思ってる時点で、差別意識があると思うけど。 twitter.com/Archtandc/stat…
『パラサイト 半地下の家族』や日本映画としては例外的といえる『万引き家族』が海外で高く評価された意味を考えてほしい。近年の日本は差別や偏見、カルト的言説が醸成する膜に包まれてきて、多くの人がそこで生きることに慣れたけど、表現者はその膜外からものを見ることができないと話にならない。
当時、女性に対する暴力やレイプという要素が、倫理性を飛び越える芸術的な闘争と解釈される見方があったわけだけど、たくさんのモデルケースを参照できるいまなら何のことはなく、そこに投影されたコンプレックスや、甘やかされた自意識の中身がどんなものか分かる過ぎるくらい分かってしまうわけで。