専門家による票減少の説明。 ・決議はロシアに実際の罰を与えるもの ・ロシアが他国に警告文を送っていた ・資格停止という前例作りが中国などを心配させた ・加盟国は頻繁なロシア非難にナーバスに ・国連としては地球規模の食料危機を優先したい どれも納得です。 twitter.com/RichardGowan1/…
日本のQアノン運動を語る上で、避けては通れない人物がいます。「エリ」と名乗る女性です。 謎の投稿者「Q」の投稿を1人で日本語に訳し、米国の大物Qインフルエンサーともつながっていました。 エリはだれか。人物像を追い、特定し、本人に直接、コンタクトを取りました。 asahi.com/articles/ASQ42…
今年になって、急に勢力を拡大したQ関連組織があります。それが「神真都Q」です。ヤマトと読みます。 昨日、メンバー4人が逮捕されました。記事のタイミングは本当に偶然です。ただ、彼らは「Qアノン」の亜種のような団体で、反ワクチンと密接に結びついています。 ■記事→bit.ly/3NZYmfc
神真都Qの主な活動場所はどこか。LINEです。 手元の集計では、全国47都道府県に72のオープンチャットがあり、参加人数は1万3千人に上ります。LINE社は、監視を強化していると言いますが、もちろん言論空間を簡単に閉鎖はできません。 ■記事→bit.ly/3NZYmfc
これらの取材については、みつをさん@ura5ch3woや雨宮さん@caffeloverといった、日本のQウォッチャーにご協力いただきました。 「日本のマスコミも危機感を持て」。とても重い言葉でした。陰謀論や偽情報、誤情報の取材には、欧米のように専門記者が必要な気がしています。 bit.ly/3NZYmfc
"黒く焦げた地面と、赤茶けた車体が、色彩に乏しい世界を形づくっていた" 惨劇が伝えられるウクライナ・ブチャに、国末記者 @KunisueNorito/竹花記者@MrTT11が入りました。 「航空機が墜落したかのような光景」。また、小川を隔てて向かい合うイルピンでも取材しています。 asahi.com/articles/ASQ49…
"ただ、生きたい。生き延びることしか頭にないのです" ウクライナ北部チェルニヒウ出身、20歳のサーシャさん。首都の大学で日本語を学ぶが、戦禍で一時、授業を欠席した。 それでも、生きることで失わずにすんだ夢がある。それは「いつか、日本に留学すること」という。 asahi.com/articles/DA3S1…
ウクライナ危機。3度目の国連総会決議採択を経て、まもなく安保理の緊急会合が開かれます。アルバニアと米国が要請。1/31以来、これで16回目になります。 焦点は、女性と子どもについて。UNウィメンやユニセフの幹部が冒頭に現状を説明します。非欧米諸国の発言に注目です。 asahi.com/articles/ASQ48…
安保理理事国は、先日のロシア人権理追放決議に、以下のような投票行動を取りました。 【賛成6】 米国、英国、フランス、アルバニア、アイルランド、ノルウェー 【棄権6】 インド、UAE、ブラジル、メキシコ、ケニア、ガーナ 【反対3】 ロシア、中国、ガボン 各国に温度差がある中、今日はどうか。
安保理の出す成果物としては、決議/議長声明/報道声明という公式見解、報道機関向け発表文という四つの形態があります。 ただ、決議は拒否権を使われたら通らず、他の三つも安保理として合意することが必要です。そのため、これまで15回の会合では、ただの一度もそうした成果物を出せていません。
UNウィメン。 「モルドバの一時避難施設を訪れた。小さな女の子のタティアナは、出身地のオデーサは美しいと言った。医者になる夢があるのに、勉強が中断を余儀なくされたと言った。逃げなければならなかったからだ」 レイプなど性的暴行の被害報告、人身売買の危険性も増大しているという。
ユニセフ。 「320万人の子どもが自宅にとどまっており、そのうちの半分ほどが十分な食事を取れていない可能性がある。昨日時点で死亡が確認された子どもは142人。負傷した子どもは229人。実際にはもっと多い。たった6週間で3分の2の子どもが自宅を追われた」 教育の機会が奪われていることも問題。
人権団体La Strada Ukraine。 「女性や少女の性的暴行、レイプについては多くの事実、事件がすでに暴かれ、報告されている。ただ、それは氷山の一角に過ぎない。平和を取り戻し、民主主義的なプロセスを強化、発展させるには、ボランティアや活動家、ジャーナリストに、女性の存在が欠かせない」
米国。 「モルドバとルーマニアで会った女性たちには、みな、それぞれ違う物語があった。ただ、みなが同じ夢を持っていた。それは、平和なウクライナに帰ることだ。ウクライナに帰って、自分たち自身の、そして自分たちの子どもたちの未来を見ることだ」 和平プロセスに女性が欠かせないと強調。
アルバニア。 「なぜ国連はロシアを止められないのか、という国民の憤りをくり返し耳にする。この問いは正しい。ロシアが拒否権を行使することで、安保理を人質に取り、ウクライナに安全をもたらすことを妨げているからだ。ただ、ロシアが拒否権を行使できない国連もある」 三つの総会決議に言及。
続・アルバニア。 「プーチン大統領も父親のようだ。もし彼と話す機会があれば、たった一つ尋ねたいことは、あなたの娘が11歳のユーリちゃんと同じ状況になることを受け入れられますか?ということだ。家を追われ、空爆がある度に心臓が止まるほど怯えている子だ」 プーチンは何と返すだろう。
ガーナ。 「ウクライナで広範かつ重大な国際人道法違反の疑いのある事案が報告されていることを深く憂慮。戦時下では女性と子どもが大きな影響を受ける。ロシアに対し、軍隊を引き上げ、対話と外交の道を求めるよう要請」 この範囲であれば、多くの国が名指ししてロシアを非難する。その先が難しい。
ノルウェー。 「生活や幸せが、戦争によって常に脅かされている。暴力や移住の強制により、心に傷を負っている。生きる場所、学ぶ場所、遊ぶ場所の破壊もそうだ。未来が危機に瀕しているのだ。肉体的、精神的な傷は何世代にもわたって残る。間違いない。無意味な戦争をやめるよう、改めて訴える」
ロシア。 「西側のやり口は、特別軍事作戦を歪めて信用を失わせ、不都合な事実に沈黙を守り、ウクライナのプロパガンダを促進することだ。その戦争は、地上での軍事作戦に匹敵するほど激しい。推定無罪を踏みにじっている。駅の攻撃はウクライナ軍のロケット砲によるもの」 独自の主張を展開。
続・ロシア。 「ウクライナの残酷さは抑制が利かないほどになり、イスラム国(IS)とすら一線を画すようなレベルに達してしまった。だから、我々の特別軍事作戦の必要性があり、他に選択肢はなかった。ウクライナの将来のため、近隣諸国の安全のためだ」 ウクライナ市民はこれを聞いてどう思うか。
ケニア。 「我々がここにいるのは議論するためではない。ロシアが、ウクライナの領土保全と主権を武力によって破ったからだ。国際法や国連憲章を無視し続け、その結果である危険な世界を、改めて非難せねば。戦死した母親ほど、苦悩を知るものはいない。停戦交渉にも女性や母親を含めるよう求める」
英国。 「本日、残念なことに、ロシアが極めて異常な、ウソとしか言いようがない声明により、現実から目をそらし、水を濁そうとするのを耳にした。しかし、事実は、ロシアは民間人や住宅地に攻撃しており、それは実に野蛮だということだ」 安保理が「ウソ/ホント」の議論の場になっている。
再・アルバニア。 「プロパガンダのためにここにいるのではない。それがどこから来るか、みな知っている。私たちの話は事実確認、裏付けがなされている。ウクライナに侵略戦争がないと主張し続けるのは、世界が平らだと主張し続けることに等しい。信じる人がいても、それは真実ではない」 良い反論。
ウクライナ。 「旧ソ連の常任理事国の席に、プーチン政権の代表がいると認識している。ロシア政府の代表のためにより適切なのは、ウクライナで行われた戦争犯罪のための裁判の席のはずだが。プーチンの今日のウソは、予想通り、一切合切を詰め込んだものだ」 everything but the kitchen sink.
続ウクライナ。9歳少年が「女性の日」に記した手紙。 「お母さん、人生最高の9年間をありがとう。お母さんは、世界最高のお母さんです。絶対に忘れません。天国で幸運を。いい子にするようにします」 この少年の母親は、占拠された町から車で逃げようとした際に、ロシア兵に殺害されたという。