決議案は前文19項目、主文14項目。以下要点 ・ウクライナの主権、独立性、団結、領土保全を確認 ・ロシアの軍事攻撃による人道被害を認識 ・ロシア軍の即時完全無条件撤退の必要性を想起 ・ロシアの敵対的行為がもたらした人道被害に遺憾表明 ・民間人を対象にした攻撃を強く非難 141カ国を超すか。
国連総会で「緊急特別会合」が再び開かれる見通しになりました。ウクライナの人道状況が議論されます。 フランス、メキシコはすでに193の加盟国に対し、採決される決議の草案を配布。ロシア軍の即時完全無条件撤退を訴えるとともに、民間人の保護をうたっています。 asahi.com/articles/ASQ3Q…
【ウクライナの犠牲者数(21日午前0時)】 ■死者:925人(子ども75人) (男性183、女性137、性別不明の成人530、女の子11、男の子25、性別不明の子ども39) ■負傷者:1496人(子ども99人) ※マリウポリなど被害の多い地域の数字は含まれておらず、実際の犠牲者数はもっと多いとみられます。
"国外にいる息子が電話してきて、私に言うのです。おかあさんは侵略者の国、占領者の国で暮らしているのだね。そうね、ほんとうだね。こう認めることは恐ろしいが、それも白日の下にさらされた" こうした手記を読んで、「ロシアにも正義が」とは、やはり思えないのです。 digital.asahi.com/sp/articles/AS…
ウクライナ危機で「ロシアにも言い分がある」と言う人がいる。 「言い分」を理解しようと努めることは大事だと思う。でも、その言い分は「正義」なのだろうか。  いじめっ子にも言い分がある。あるいはそうかもしれない。ただ、いじめっ子に正義はない。いじめるな!と声をあげることが正義のはず。
日経の特集、すごく良い。 "反戦メッセージなどをツイートしている45人に連絡し、プーチン大統領に対する考えや国内の状況について聞いた。9人から返答" ロシア国民の生の声。 ”モスクワの生活の風景の変化はありませんが、ウクライナは破滅状態です。これは我々の責任” nikkei.com/telling/DGXZTS…
プロパガンダについて行動経済学者の見解 ・信じたい人に機能。「自国が正しい」と正当性を提供 ・紛争や戦争が「限定的」とか「必要」と言い張る ・「我々vs.彼ら」との物語を強調 ・反対派の混乱、分裂、無力化が目的。真実と虚偽が曖昧になれば、反対派も動きづらくなる psychologytoday.com/us/blog/optima…
《真実がプーチンの戦争のもう一つの前線に》 NYTの特集。プロパガンダはロシア国内で成功し、英語圏にも広まっていると。 米のQアノン信者→ロシア国防省→FOX→ロシア国営メディア→中国メディア、といった経緯をたどっていると。「恐怖や不安、疎外感」がキーワード。 nytimes.com/2022/03/20/wor…
国連人権高等弁務官事務所によると、ウクライナの民間人の死者数は847人。 「女の子が7人、男の子が21人、子どもが36人」 という表記。多くの犠牲者の性別が分からない。ご遺体の損傷が極めて激しいから。しかも、マリウポリは含まれていない。 本当の死者数は、誰にもわからない。
ウクライナ危機で、ロシアが「米国の生物兵器」をめぐる安保理会合を要請しました。 ロシアはどのように「生物兵器」をプロパガンダ化してきたか。専門家に尋ねました。 "同じようなストーリーを持ち出しているわけです。そこに差異はありません。同じことのくり返しです" asahi.com/articles/ASQ3K…
ウクライナ。 「この3週間、国際社会は"なぜ"という問いに悩まされ続けてきた。理由や計画がなんであれ、108人の無邪気な子どもたちが亡くなった」 「国連の外交官はPTSDの影響を強く受けるのか。ロシアの外交官は社会学、歴史、哲学、精神医学、神学を含め、科学者から検証されることになるだろう」
ロシアの決議案については、ツイッター上で激しいバトルがくり広げられました。 "カナダ国連代表部は17日、ロシアの書簡の数十カ所に言葉を挿入・削除したり、コメントを入れたりした赤字だらけの「手直し案」を投稿。ロシアを名指しし、「ご査収ください」と添えた" asahi.com/articles/ASQ3L…
米国、追加発言。 「ロシアが本当に人道危機を気にしているなら、ウクライナの人々への攻撃をやめているはずだ。なのに、別の安保理会議を招集し、プロパガンダを広めようとしている。彼らはウクライナ国内で軍隊を展開し、ウクライナ国内で人を殺している。それが今日、我々がここにいる理由だ」
ロシア。 「西側諸国の手助けにより、ウクライナの虚偽と偽情報のキャンペーンが新たなレベルにまで高まっている。マリウポリの産院、劇場への砲撃についての非難を押し付けられた。医療機関に対する攻撃の主体についても、多くの疑問がある」 予想通り、「やっていない」パターンがきた。
ケニア「食料、肥料、石油、その他の必需品の値上げによって戦争の影響を感じる。特に南半球では深刻だ」 これは本当にその通り。ウクライナ危機は、アフリカにとっても危機。 ブラジル「サプライチェーンが寸断され、医療機関へのアクセスも損なわれている」
英国。 「ウクライナの人々にとって、壊滅的に長い3週間だった。発展途上国にも大きな痛みをもたらしている。ロシアは、ウクライナと周辺国に苦痛を与えた責任がある。戦争を終わらせられるのはロシアだけだ。ロシアの出した決議案は、人間の苦悩を前にした卑怯な駆け引きにすぎない」
アルバニア。 「1秒に1人の子どもがウクライナの国境を越えている。性暴力の懸念があり、人身売買も懸念される。食料や薬が手に入らずにどこにも動けない人たちがいる。ロシアの決議案は、偽善のギネスブックに載るようなものだ。せめて、医者に変装してくれないか」 先日から演説の巧さが光る。
米国。 「プーチン大統領、殺人をやめよ。軍隊を引き上げ、これを最後にウクライナから去れ。ロシアは、我々が神聖だとみなしているもののすべてを攻撃してきた。国連が象徴するもの、すべてだ。ロシアがウクライナを勝ち取ることはない。我々は悲劇的で不必要な戦争を終わらせるため、全力を尽くす」
WHO、テドロス事務局長。 「医療機関で43件の攻撃を確認。医療従事者を含む45人が死傷。リビウから供給ラインがあるが、アクセスに課題がある。マリウポリへの輸送ができていない。唯一の解決策は平和である」 アフガニスタン、エチオピア、シリア、イエメンの人道危機も忘れないように、と求める。
UNHCR、マゾウ事務次長補。 「難民は310万人以上。第2次大戦後、欧州で最も急速に拡大した難民危機。EUは初めて、一時保護措置を導入。。難民の9割が女性と子ども。人身売買のリスク高やジェンダーに基づく暴力のリスクも。国際人道法の順守徹底を」
ウクライナ危機、国連安保理緊急会合。 1月末以降、12回目。今日の議題は人道状況。 ディカルロ国連事務次長。 「死傷者のほとんどが人口密集地。マリウポリの状況が特に憂慮すべきもの。食糧、水、電気、医療が十分に得られていない。徹底的な調査、説明責任が求められる」
ロシアの次席大使が「幼稚園レベルのロシア嫌いの中傷」とカナダに反論。 「外交のスキル、マナーが最低だってことがわかった。20年で2回、非常任理事国の選挙に落ちた理由がわかる」 日本は来年から非常任理事国として安保理入りすることが濃厚。こんな環境下でどう存在感を示せるだろうか。
カナダがロシアに強烈な一撃。 ロシアは独自のウクライナ人道支援決議案について、国連加盟国に協力を請う書簡を出したのですが、カナダがそれを赤ペンで添削。 「挿入」「コメント」が多数。欧州の国連代表部がそれをリツイート。ここでも情報戦が繰り広げられている。 twitter.com/CanadaUN/statu…
ウルトラCは、ロシア国内で「もう1人の国連大使」が擁立されることです。その上で、NYのロシア代表部も「もう1人」側につき、さらには「信任状委員会」も支持→総会で承認、という流れです。 これで現プーチン政権の大使の正統性はなくなります。実現可能性は限りなくゼロですが、手続きとして。
安保理常任理事国でありながら、国連憲章に違反し、ウクライナへの侵攻を続けるロシア。「投票権を剥奪すべき」との声に対し、ロ外務省報道官がコメント。 "除名は安保理の勧告に基づき、総会によってなされる。ただ、安保理がそうした勧告をすることはない”  拒否権があるので、仕方ありません。