「ウクライナの人びとに知ってもらいたい。世界はあなたたちを見ている。書いている。あなたたちの対応力と決意に畏敬の念を抱いている」 グテーレス氏、会見で。 国連事務総長というのは、本当に難しい職だと思う。特にウクライナ危機については、その苦悩が見てとれる。 twitter.com/UN_Spokesperso…
「私はただ一つの目的のために仕事をしている。メディアで輝くためではない」 グテーレス事務総長が会見で、記者に対していらだちをあらわにする場面がありました。 ロシアを非難するようなコメントを欲しがっている、そんな手には乗らない、という憤りがうかがえました。 asahi.com/articles/ASQ4Y…
国連のグテーレス事務局長がゼレンスキー氏と会談し、共同会見に臨みました。 人道的停戦にはほぼ触れられず、人道支援についての話がメイン。最悪のシナリオでは、人口の6割弱にあたる2500万人に支援が必要になるとのこと。 「国連は安保理だけではない。国連とは…」 asahi.com/articles/ASQ4Y…
「私はあえて、メディアにはつまらなくなるようにしている。なぜならば、人びとを救うことを確実にする唯一の道が、メディアにとってはつまらなくなることだからだ。また、市民を救うこと自体に、すでに十分な困難があるからだ」 ここ数日のメディアの取り上げられ方に、嫌気がさしていたんだろうか。
グテーレス事務総長、ゼレンスキー大統領との会談後、メディアにいらだち、かなり感情的になる。 質問は「もしロシアが合意に反したらどうするか」というもので、それほど怒りをかうようなものでもないように思えた。けど、その回答が明らかにブチギレている(続)
国連のグテーレス事務総長はウクライナの被害現場を訪問し、ゼレンスキー大統領と会談した模様です。 まもなく、共同記者会見が開かれる予定です。モスクワ訪問に続き、人道面で何かしらの合意があったのでしょうか。会見が始まり次第、可能な範囲でここでもお伝えします。 asahi.com/articles/ASQ4X…
グテーレス事務総長、ボロジャンカ、ブチャ、イルピンを訪問。 「破壊され、黒く焦げた建物の家々の一つに、自分の家族がいることを想像した。孫娘たちがパニックで逃げ惑う姿が浮かんだ。21世紀において、戦争が受け入れられる余地はない」 この後、ゼレンスキー大統領、クレバ外相との会談へ。 twitter.com/OCHA_Ukraine/s…
プーチン大統領との会談は、評価が難しいものでした。現実的に、国連が提示できるカードが少なすぎました。ロシアにとって、事務総長の言うことを強く気にするメリットもありません。 ただ、ウ国内だけで、1300人以上の国連職員が250万人に支援を届けてきたことも事実です。 asahi.com/articles/ASQ4W…
国連のグテーレス事務総長が、キーウでゼレンスキー大統領、クレバ外相と会談します。共同会見、現場の視察も予定されています。 ゼレンスキー氏は、国連への不信感をくり返してきました。事務総長としては、人道支援を加速させるため、信頼を得る必要があります。 asahi.com/articles/ASQ4X…
ロシアは法務担当者が出席。 「ICCは単なる政治的な道具で、正義とはなんら共通点を有さない。彼らの情報源はNGOやインターネット。真実を見つけるのは無理。西側諸国はウクライナで起きていることについてパラレルな現実を作り出すため、フェイクニュース工場を動員し...」 ICCに協力する気なし。
ウクライナ・ジャパロワ外務次官。 「私の国の歴史は、私たちみんなに、あるシンプルな教訓を与えてくれます。犯罪が罰せられず、犯罪者が責任を問われなければ、よりひどい犯罪や残虐行為が予想されるということです」 「マリウポリやブチャで起きていることはNetflixのホラー映画ではありません」
ウクライナのベネディクトワ検事総長。 「4300以上の民間対象物が標的に。4千人近い市民が殺害され、217人の子ども、371人の女性が含まれる。ロシアが国際人道法を遵守していれば、これほどの数にはならない。捜査対象は8千件超で増え続けている。ウクライナ以外で14の司法当局が刑事手続き」
ICC=国際刑事裁判所のカーン主任検察官が、国連安保理の非公式会合に出席。 「我々はどこに向かっているのか。平和か。さらなる暴力や涙、苦悩か。43カ国がウクライナの件を付託。ロシアには3通書簡を送ったが、返事がない。政治的意図はない。私の扉は開いているし、私もノックを続ける」
150カ国以上が加盟する国連世界観光機関(UNWTO=本部・マドリード)から、ロシアが離脱を表明したとのこと。 UNWTO事務局長「我々の立場は明確だ。平和と人権への普遍的な尊重のために観光を促進する。その理念に沿う加盟国だけがUNWTOの一部になれる」 twitter.com/pololikashvili…
国連事務総長が、プーチン大統領と会談しました。一応、人道回廊をめぐって一部で合意は取り付けました。人道支援に焦点を絞り、国連の限界も露呈した形となりました。 ただ、「ウクライナの領土に侵攻があった」とプーチン氏に伝えたことは意味があります。 ■記事→bit.ly/3y0UDZf
リヒテンシュタインが提出し、採択された「拒否権に説明責任」決議。 常任理事国5カ国が、それぞれの立場を説明しました。ウクライナ危機がなければ、決議が米英仏の支持を集めることはまずなかったとみられます。 中国の言い分は慎重なもので、戸惑いがうかがえました。 asahi.com/articles/ASQ4W…
グテーレス×プーチン会談。 国連によると、マリウポリの市民やウクライナ兵が拠点とする製鉄所「アゾフスターリ」から市民を避難させる際に、国連や赤十字が関与することについて、プーチン氏が「原則として合意した」とのこと。 これにより、「成果ゼロ」は免れた。ただ、これ以上は望めなさそう。
グテーレス国連事務総長とプーチン大統領の会談には、「例の机」が使われました。 冒頭、プーチン氏が10分ぐらい「演説」。グテーレス氏に同行記者はおらず、英語で同時通訳をしている放送局も見当たらず。 いずれにせよ、国連にとってはかなり厳しい会談になったと思われます。
決議案の共同提案国に名を連ねたのは、国連に加盟する193カ国のうち82カ国(パレスチナはオブザーバーなので算入せず)。 常任理事国では米英仏。中国は理解を示すも慎重姿勢。ロシアは明確に反対姿勢。 国連改革とも関係してくる話なので、リストを置いておきます。日本も入っています
米英仏中ロの常任理事国5カ国が拒否権を使った場合、行使国が国連に加盟する全193カ国の前で、説明することを求められるようになりました。 共同提案国が約80カ国に及び、投票なしのコンセンサス(意見の一致)で決まりました。 安保理と総会のパワーバランスを是正するものになると期待されます。
拒否権に説明責任を求める決議案。主導したリヒテンシュタインが意図を説明。 「国連加盟国は、安保理に国際の平和と安全の維持のための一義的な責任を与えている。安保理が機能と権限に従って行動できない場合、加盟国に発言権が与えられるべきだ。国連の革新が求められている」 共同提案国は76に。
明らかになった国連事務総長の具体的な提案は、マリウポリにおいて、国連、赤十字、ロ・ウ軍が連携し、市民の避難と人道支援を提供すること。 ラブロフ氏は国連との協力に「関心」を示したものの、約束はせず。最後は握手するも、事務総長はかなり苦しい表情。会見の必要はあったのか、少々疑問。
国連事務総長、質疑応答。独立調査について。 「我々に調査権限はない。ICCもあるし、人権部門に調査委がある。完全な信頼性、説明責任のために独立した調査を行うことが非常に重要」 「ロシアに不満があることは理解。ただ、ロシアの領土にウクライナ軍はおらず、ウクライナにロシア軍がいる」
拒否権について。 「導入の理由は、常任理事国間で対立が起こり、世界大戦に発展するような事態を避けることだった。ただ、あまりに多く使われるようになった。安保理を拡大し、特にアフリカなどが公平な代表権を持つことが重要。多くの国際機関で意思決定プロセスにアフリカが反映されていない」
国連事務総長。冒頭発言要旨2 ・両国をまとめ、安全回廊の設置のチャンスを探る新たなコンタクトグループの設立を提案 ・マリウポリの人命救助にリソースを動員する用意 ・マリウポリで国連、赤十字、両国と協調して安全な避難、人道支援の提供を可能にすることを提案 ・国連憲章、国際法の遵守が必要