二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(新しい順)

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父も子もないあの場面で、自分は小四郎に頼まれここにいると時政に言える平六と託してる小四郎のツーカーっぷりの一方で、小四郎がトウに出したりく暗殺指令を平六が知らずに阻むのもまた逆に良いなと。全て筒抜けでなく枝葉の部分は互いの利で動く、それでも大筋で共闘できる刎頸の友。 #鎌倉殿の13人
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平六は絶っっ対に小四郎を裏切らないと知るのはあくまでも視聴者だけで。作中では裏切る可能性を常に見られ比企や時政に声をかけられてきた平六だからこそ、「北条義時」誕生の座であえて御家人の批判を真っ先に声に出し集約した上で、潰してやる、この策士っぷりが本当に… 盟友… #鎌倉殿の13人
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それにしても、重忠に誘い出されてると承知ででも単騎飛び出し泰時のもとへ駆けつけた先週だけでも凄かったですが、今週はさらに、父時政を討つ姿を見せるため傍に置いた=時政と同じ過ちを自分がしたときは泰時に討ってもらう覚悟を託したも同然な小四郎の、泰時への「最愛の息子」が予想以上に重い。
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先週の「下がっていい」に続き今週の「よく また裏切ってくれたな」も一見冷たい言い方ですが、平六のほうも、あくまで善哉様の乳父としての損得だと返し、しかも時政の策に乗れという小四郎の計画を正確に理解してる辺り、やはりこの2人互いに分かってこの温度でやり取りしてるなと。 #鎌倉殿の13人
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「難しいこと」を避け単純明快に楽しく生きているうち、いつの間にか義盛もまた、秩序が出来上がりつつある鎌倉には合わなくなってるのだろうし、上総介の話を自分のこととして話すのも、子供らと酒を呑む時政とまた別の形の「昔はよかった」なのかもしれない。 #鎌倉殿の13人
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そうなんですよね… >RT 鎌倉殿が気まぐれに訪ねても家にいる=公務がない可能性だし、畠山討伐でも、相手に見透かされてる一つ覚え作戦を小四郎も平六もあえて止めない、つまり当てにされてない。そんな状態で、かつて2万の大軍で趨勢を決した上総介を自分のこととして話す和田殿。 #鎌倉殿の13人
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先週の畠山討伐から今週の流れ、伊豆時代に小四郎がほぼ唯一キレた堤のナス破壊侮辱、大姫が爺様のため「おんたらくそわか」を教えた政範の誕生祝い、時房がヘタな餅を丸めた重成殿主催の法要と、序盤からの北条家仲良し記憶を全て上書きした上で、遂に父子の対決へ向かう #鎌倉殿の13人 の鬼脚本よ…
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謎の言葉「オンベレブンビンバ」が真言の言い間違いだったのはまだ予想の範囲内にしても、あの大姫の記憶さえも薄らいでる切なさと、それでも変わらず酒を囲む父子の形を見せつけ、さらに懐かしい武衛呼びを重ねた上で、もはや戻れない執権殿ご謀反を畳み掛けてくる #鎌倉殿の13人 ほんっとに……(涙
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第36回の盟友、あの絶対零度「下がっていい」に不敵な笑みで返すやり取りをずっと考え続けた末、第15回の「頼朝に似てきた」との褒め言葉を20年かかってようやく受け入れ、ああそのとおりだよコノヤロウとぶつける小四郎と、遂に認めやがったなとほくそ笑む平六との、壮大なじゃれ合いにも思えてきた。
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時政パパが、決して堕落したわけではなく、昔と変わらぬ親分思考のまま執権殿になっちゃったからこそ最悪の情実政治になったように、義盛も昔と変わらぬ単純直情型のままだからこそ実朝を純粋に可愛がれるしまた懐かれるが、その事実の重さを恐らく分かってない描写の積み重ね、やはり丹念ですね…
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望まれた男 / 鎌倉殿第36回 頼朝が天に望まれ守られたのならば、小四郎は人と鎌倉に望まれてしまった(だから恐らく天には守られない)男なのかもしれない。
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>小栗さんから『あそこの一騎打ちは、すごく泥臭いものにしたい』と >畠山重忠って男にここで思いっきりぶん殴られたい 小四郎ぉぉ……(涙) /中川大志「こぶし一発一発に納得いく信念を凝縮」鎌倉殿の義時との一騎打ち 4度目大河ゴール/芸能/デイリースポーツ online daily.co.jp/gossip/2022/09…
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武士の意地を通そうとする重忠に義盛が言う「もうちょっと生きようぜ、楽しいこともあるぞ!」は、義仲が死んでひとり生き延びてしまっても、変わっていく自分を受け入れることができた巴さんのことも頭にあってだろうと思うと、余計に今後への布石として重い台詞だったな… #鎌倉殿の13人
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第1回からずっと誰も彼も「小四郎、頼む」で丸投げし、そして託されることの重さ非情さは増していく。 大きな目を泳がせ文句を言ってた少年が、今や姉上を真っ直ぐ見て、父を陥れるため妹婿を犠牲にしたと言えるようになった姿に、その逃げ道なき人生を生きるしかないつらみが見えて。 #鎌倉殿の13人
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小四郎、もしかしたら八重さんの死、いやその前の上総介の一件からずっと、うっすら死にたいと思ってたかもしれないし、次郎との一騎打ちでもどこか望んでたんじゃなかろか… でも、八重さんが金剛を残したように、政子が観音像を渡したように、今回も次郎がそれを許さなかったんだなと #鎌倉殿の13人
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義盛の一つ覚え作戦を読んでたり、相手の狙いを悟りあえて引きずり出されてきた小四郎を見て「待っておったぞ」と笑う重忠といい、あいつが板挟みになると黙ってた平六に「私に隠れてこそこそ動き回った罰だ」と役目を与える小四郎といい、このお互い通じすぎてる4人が、ほんとになあ… #鎌倉殿の13人
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重忠が泰時を狙うのは、先に息子を殺された側として当然で、また小四郎が動きを悟り一騎打ちに応じるのも信じてるんですよね… 北条に絶望し、小四郎を信じた後悔を口にしながら、それでも殴り合い、あえて殺さず、「あなたは分かってる」を念押しし逃げ道をふさぐ友情と、容赦なさと。 #鎌倉殿の13人
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時政パパの小便ギャグを小四郎が真似してスベっちゃったおかしさと切なさ、そもそも小四郎のキャラにも太郎の生真面目さにも合ってないのが敗因なんですが、時政のやり方がもはや下の世代に通じない象徴にもなってた気がする。そして小四郎は、時政の影響下から完全に抜け出すんだよな… #鎌倉殿の13人
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平家の人々が入水する様をひたすら見せつけられ、海の都に辿り着けなかった遺体が溢れる海岸を小四郎が虚無の顔で歩いた、壇ノ浦の描写から一貫してるなあと。 後世まで語り継がれる戦ぶり。あっぱれ武者の誉れ。そんな美しい重忠のラストカットが、あのボロボロの顔であることの意味。 #鎌倉殿の13人
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副題「武士の鑑」のとおり、予告から気合入った演出、大規模野外ロケ、そして忠義者の無念を一騎打ちで受け止める主人公…と、重忠を送るのにこれ以上ない花道を用意しつつも、決してただ悲壮で美しいだけにせず、殴り合い無様でボロボロの姿を見せる所に #鎌倉殿の13人 が描く「戦」の真髄を感じた。
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壇ノ浦で、不本意でも義経に従い漕手を射殺すしかなかった重忠が、戦後の呑みで義経のその非道が話題に出たとき、自分より離れた船にいた梶原の名を挙げ、なぜ九郎殿を止めなかったのかと言うのを平六がじっと見てたのを思うと、平六の重忠評「必要なら立場を変える覚悟を持ってる」がなかなか重い。
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歩き巫女の占い、泰時の中に双六トラウマ上総介の魂が入ってること、実朝に雪の日は危ないとも的中してるだけに、オリジナルキャラゆえ先を読めない鶴丸の占いが義盛に邪魔された展開、逆に怖い。 今後の北条父子のためにも、明るい幼馴染従者の鶴丸にはずっと太郎の傍にいてほしい… #鎌倉殿の13人
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兄上の遺言から始まり、景時の念押しといい、恐らく時政追放につながる重忠の問いといい、小四郎が血の涙を流しながら見送る人々の言葉が、小四郎を「二代執権北条義時」にしていくのは、人々の思いを受け止め源次郎が「幸村」になっていく『真田丸』の、更に苛酷なバージョンでもあるんですよね…
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今日唯一の癒やしだった実朝様の義盛邸訪問ですが、義盛の子が皆「俺に寄り付かねえ」も何気に不穏だな…もしそれが例の兎みたいに大人しく物足りねえと言われた正妻の子なら、本当に寄り付かない理由は「でかくなって」だけなのか、巴の存在もあるのか、それが今後に繋がりやしないか。 #鎌倉殿の13人
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時政パパが、気のいい地方豪族な時政パパのままあかんことになっていくのと同様、政子たち子供らもまだ父に対し、帰ってと軽くあしらう仕方に、体臭をからかってた伊豆時代の感覚が残ってるのかもなあと。重忠の小四郎への問いは、いよいよかつてのあなた方でないと突きつけるようで。 #鎌倉殿の13人