二塁(@atohz_chiri)さんの人気ツイート(新しい順)

76
殿として立てつつ厳しく育てもする年上家臣ズはもちろん、主君として認めん!が、実は主君として仰ぎたい仰がせろのデレ渇望だった平八郎や、ちょっと頭いいけどノンポリ決め込む青年かと思いきや割と早く落ちた様子の小平太など同年代家臣の配置、いい意味で王道の少年マンガらしさがあるんですよね…
77
か弱い、けど元康が人形遊びに託してたように逞しい逃げ足も持つ兎。母が生年をずらしてまで嫡男に望む寅の強さ。兎と寅の間で揺らぐ属性はそのまま、難問だらけの地で国と民を背負わされた若者の戸惑いで、金陀美具足に身を包んだ松潤さん元康の表情が、物語の始まりとしてとても良い。 #どうする家康
78
本当は卯年生まれなのに寅年寅の日寅の刻にずらした説を、震える白兎と頼もしき覚醒主君の間でブレまくる元康に重ねるのが、ふふっとなるし、その若い殿ゆえの揺らぎが、土臭い戦場ではどこか浮いてるけど、光の差し方でまさしく虎柄にも見える金陀美具足にしっくり来るのが巧いなあ。 #どうする家康
79
今年の竹千代と信長の関係はあれですかね… 繊細な少年の心を丁寧にバキバキ折りまくってトラウマを植えつけ、しかも本人は愛情のつもりで謎の執着をしてくる恐怖の根源でありつつ、しかし地獄なこの世を生き抜く術と支えを授けてくれた師もその人だという、去年の小四郎と頼朝の関係に通じるものが…
80
故郷三河の泥臭い風土に馴染めないし、できれば戦も出たくない。人質としてひっそり暮らしていければいいから、氏真との手合わせにもわざと負けてた青年が、初めて本気を出してしまったのが理解者である瀬名のためだったあたり、初回からしっかり明るく地獄への舗装は敷かれてますね… #どうする家康
81
いやあ面白かった~!あえて「神君」を大仰に語るナレと、真逆の情けなさを見せるギャップで、作品のトーンを早々と示す手堅さ。帰郷イベで、今川と三河の文化落差、人質な殿が背負うものと家臣紹介をこなす手際良さ。泣き虫のようで実は爪を隠してる元康の複雑さ。初回として満点満足。 #どうする家康
82
倉をあける / 鎌倉殿 (3/3) そしてまた、次の始まりへ
83
倉をあける / 鎌倉殿 (2/3)
84
倉をあける / 鎌倉殿 (1/3) 空空寂寂の道行き。 命懸けの嘘はもう終わったので、始まりの嘘にもけりをつける話。 ------------------ 引き受けたことや向けられたものを、よくも悪くも全てただそのまま受け入れる小四郎の性分は、米蔵にいた時から最期までずっと変わらなかったのだろうなと。
85
真田丸と違うチーム、広報イベント展開の戦略、狙いをきっちり当てていったんだなあと興味深い清水制作統括のお話。 「今回の『鎌倉殿の13人』も、若いクリエイターたちが刺激を受けて、大河ドラマをさらに面白くしていくきっかけになれば、うれしい」の言葉が眩しい。 sponichi.co.jp/entertainment/…
86
#鎌倉殿の13人 これで年末までにまだ総集編と紅白SPコラボが残っているというんだから、ほんと今年の大河は福利厚生がよすぎる。
87
#鎌倉殿の13人グランドフィナーレ 当日のライブ配信だけでも大感謝だった上に、こうして未配信だった後半部分も加え、さらに楽屋裏での皆さんの、本当に作品を愛し作り上げてきたチームの様子が伺えるところまで放送していただけて、いち武衛として感謝しかない。
88
小四郎の自己犠牲ぎみ傾向を「自己陶酔」とするツイを見かけたのですが、そもそも小四郎に陶酔する程度の自己というか、自分個人を大切にする気持ちがかけらでもあれば、もうちょっとマシな道を選べたのではと思う。
89
あの縁側場面で興味深いのは、政子の主語がずっと「私たち」なんですよね。後の世に悪名を語り継がれるのも、頼朝さまから引き継いだ鎌倉を守り抜いたのも、そしてなお惰性のように手を汚し地獄へ行こうとする小四郎に慄然としながら「長く生き過ぎた」と宣告する主語も「あなた」ではなく「私たち」。
90
インタビュー読んでると、小池さんの役解釈によって脚本上の台詞よりも政子が理性的になった部分もあったのではと感じる。 この最期に寄り添うアドリブを入れたこととか、大江殿の感情を「そういう好きではない」とばっさり調整した件とか、俳優小池栄子への好き度と信頼が今年はほんと爆上がりした…
91
>頼家の真実を知ったから単なる復讐心でそうしたとは受け取ってほしくない >やっぱり『あなたのそばにいたい』『あなたに触れていたい』、そんな感情が政子に芽生えたんだと思います 小池さんの政子解釈と小四郎への優しさに泣いた。 sponichi.co.jp/entertainment/…
92
小四郎のこの自己完結ぎみ性質を考えてたら、まあ、最終回で爆発したのえさんと平六には、改めてお疲れさま…な気持ちに。どれだけ矢印を向けても、本人は他者から「個」と認識されること自体の感度が低いのだから、暖簾に腕押し糠に釘、特に人間関係で勝ち負け上下つけたがるタイプには虚しかろうな。
93
いつも「何とかせよ」「何とかなさい」を任されてた生真面目な男が、最後の最後に「執権の威厳を傷つけぬ」とこれまた生真面目な理由で秘密を抱え死ぬことで、特大級の「何とかしといて」を遺されし者たちにぶん投げていった結果がこの騒動であった、という鎌倉殿版ミステリー伊賀氏の変、見てみたい。 twitter.com/atohz_chiri/st…
94
小四郎主人公として本編の終わり方にあれ以上のものはないだろうとは納得しつつ、これだけ種をまいておいて伊賀氏の変をやらないことあります!?と思ったり、でもまたここまで、いかにも三谷舞台的な未来がはっきり見える種をまいてるからこそ「それはまた別の話」と委ねられてる気もしたり。
95
小四郎が、毒を盛られた事実を姉に告げぬまま死んだことで、 ・病の弟を見殺しにした認識で地獄に行くつもりの政子 ・毒を小四郎に盛った秘密を抱えた平六と のえ ・兄の部屋から持ち出した酒で口が痺れた時房 ・それを目撃してる泰時他 …と、三谷ミステリー伊賀氏の変のお膳立ては整ってるんですよね
96
今年1年間見ていたものは、実在する『吾妻鏡』を基にした物語というより、来年放送される松潤の顔をした家康公が、あの世界の中で熱心に読み、その脳内でずっと長澤ナレで再生されていた『吾妻鏡』という、入れ子構造のような何かだったのかもしれない。とふと浮かびましたおはようございます。
97
ずっと「何とかせよ」を生真面目に背負い続けてきた、自分もまた「何とかなさい」を投げてきた弟の、その修羅の道に初めて「私たち」と人称を替え向き合った政子が、泰時という次代の救いと、死という解放と、そして自分もまたすぐ行くと救いを告げるラスト。どこまでも姉弟の物語だった #鎌倉殿の13人
98
『鎌倉殿の13人』の作り方番組、面白かった。
99
脚本成立の過程も垣間見え、上下併せて読み応えある記事だった。 結構踏み込んだこと言われつつ、あくまでも物語として面白く脚色するのはあちらの領分、史学の立場ではこうと見解を発信するのはこちらの領分と線引きして話される坂井先生、本当に懐が深くていらっしゃる… yomiuri.co.jp/column/japanes…
100
そういえば挙兵した第4回の長澤ナレは「踏み出せば二度と戻れない長く苦しい旅の始まり」だったなあ…と思い出している。 「長い旅が終わる」 /[鎌倉殿の13人] いよいよ最終回!二代執権 北条義時の最期。鎌倉の行く末は… | 大河ドラマ | NHK youtu.be/7PNSUQvfqM4