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昨日、専科のコマが古巣での退団。よかったね。寂しいけれどハードな現役生活を無事にやり遂げた、お祝いの気持ちが勝る。
さっき連絡したら袴の写真を送ってくれた・泣。
割とバッタリ会えるコマなので(劇場の客席とか、新宿駅のホームでドアが開いたら、とか・笑)、また会える・会うでしょう。
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メイクしてカツラ無しの稽古着でアップしている元基を見て、彩風咲奈くんに似てるな、と思った。
そんなん初めて言われたって。何なら僕も今日初めて思ったわ☆
僕がリアルに知っているのは、まだポワポワしている下級生の頃ですが、今はキリッとしたお顔。
今日が初日ですね。おめでとうございます。
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『王家の紋章』は連日なごやかに賑やかに稽古中です。
しかし緊急事態宣言。
定員の50%以上に達している回は、7月12日以降は販売終了とのこと。
ひとまずの措置と信じて販売再開を願うばかりですが、
ひとまずは明日・明後日しか御購入のチャンスが無い場合もございましょう。
2021年の王家を、是非。 twitter.com/toho_oshirase/…
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20年前の今頃は『パッサージュ』という作品をやっていたのだ。
そんな昔のことを今でも覚えて下さる方がいたり、興味を持って下さる方がいたり……有り難いです。巨大劇団の大いなる歴史に少しでも関われた奇跡に感謝です。
膨大なアーカイブの海に波がそよげば、過去の記憶が打ち寄せられるのだから。
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宇月颯くんが同じ事務所に所属となりました。
最初に伺った時には思いも寄らず「へぇ~☆」と。
偶然にも退団公演を拝見して、これからどうするのかな?と思っていましたから・笑。
新しい冒険の旅、楽しんで欲しいです。
同じ事務所でも御縁があるとは限りませんが、何処かで御一緒出来ますように。
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しかし、彼女は相変わらず知的でラディカルな闘士でした。
革命の時代の人なんだな。
そして、かつて全世界が革命の時代にあった時、やはり「変な」ショーが山ほどあった。劇団に入ってから、そんな珍作をボケボケのVTRで観るのが密かな楽しみでした。ワイルドで野放図な時代。魅力的でした。
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アッキー、藤岡のマサ、ぴろし、まさし、法月、畠中さん、オコノギちゃん、大音くん、若松、
加藤さんや遠藤さん。
皆の気持ち、これは業界全体、共通の哀しみと悔しさ。
この時代を胸に刻んで、私達は進んで行こう。行くしかない。
他人事ではありません。
等しい痛みです。
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『王家の紋章』、岡宮来夢さんが一足先に千穐楽を迎えました。あっという間で寂しい気持ちもありますが、無事に終えられた事に感謝です。
爽やかで愛嬌のある普段の顔とは違い、猛々しく凛々しい峻烈なルカでした。そして、それでもほのかに薫る甘さが秀逸。
いつかまた何処かで会えますように。
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先般お知らせした10/15~11/1の、
博品館劇場さんでの『アルジャーノンに花束を』。
星取り表……つまりは公演日程の詳細が出ました。
凄い過密スケジュールです……。
作品が既に濃密なのですが……密を避けるための客席50%稼働ゆえとプロデューサー様より伺いました。
theater.hakuhinkan.co.jp/pr_2020_10_15.…
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出色だったのは、この20年ぐらいの(それが「伝統」だと思われている)テンプレートに乗せた、ある種のパロディだったこと。
後継の時代だからこそ成立するワザだし、歴史からの新たな脱出方法かも。
「王道」は在籍していれば自ずと学ぶし、必要とあれば何時でも作れると思うので、今は遊んで欲しい。
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昼の部、アサコと千ちゃんが連れだって観に来てくれた☆
アサコとミホコで、メアリー・スチュアートをやりたかったのは前世の話。
だが、その企画は却下され、代わりに採用されたのは(もっと危険な・笑)『A-"R"ex』だった。
繊細なアレックスと片翼のニケに出会えたので、それはそれで。
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りんきら君、『凍てついた明日』再演の時は研三くらいだったかな。
まぁ君のサヨナラ公演の時のロシア皇后が素晴らしかった。
辞めるのも、残るのも。
どちらも、おめでとう。の言葉で包まれる場所なんだな。
ジェンヌ人生も、実人生も。
どちらも幸多かれ。
良い時間を過ごされますように。
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ところで、大劇場の幕間に流れる自動ピアノの演奏は、ずっと優子先生が打ち込まれていたのだけれど、今もそうだろうか。
カセットテープでも発売されていて、自分の作品のは貰えたので今も手元にあります。
舞台稽古の日の(ほぼ)無人のロビーでピアノを弾く雄姿☆を思い出しつつ、暫しCDを聴きます☆
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昨日、昔馴染みの場所に観劇。
先輩の作品と後輩の作品の二本立て。どちらにも通じるのは、危機感と自省の念。それを反骨心と諧謔精神で打ち返す感じが、さすが関西人と言ったところでしょうか。勿論、関西人すべてが同じパーソナリティではありませんが。
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お仕事情報です。
来年の2月~3月。
お馴染みの方、懐かしい方、初めましての方と。
これまた偉大にして波乱万丈な天才の足跡を辿ります。楽しみです。
是非おいで下さいませ。
yume-monsho.com
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初日を迎えて。
お客様においで頂いて。
楽屋も袖もロビーも客席も「新しい様式」ですけれど、舞台の中だけは「元通り」の世界です。
ウイルスへの悩みも戸惑いも無い世界。屈託のない朗らかな世界。
観ている間は、その世界を創る為の努力や苦労を忘れさせてくれます。この時間が尊いと思っています。
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秋のお仕事です。しれっと発表されていました(ここのプロダクションさんは、いつも知らぬ間に・苦笑)。
9/21(金)~30(日)、銀座博品館劇場にて。
ミュージカル『ドリアン・グレイの肖像』
主演は良知真次さん。らっちゃんで『ドリアン・グレイ』を、と依頼されまして、脚本・演出でございます。
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疾病や災害は避けられない天災ですが、いまの時点では人災の感が否めません。
官による説明にしても言葉が足りない・拙いのだと思います(いや、それ以前の問題か)。
日常を覆す不可避の事態は誰だって我慢するけれど、目に見えない脅威は曖昧な気味悪さばかり。
ウィルスとは別に、社会が生んだ病。
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昨年、急遽お手伝いとして参加しました作品が早くも再演となりました。
今回も演出補として関わります。
去年からの皆様と、そして新しく加わる皆様と、愉快な作品を御一緒出来るのが嬉しく楽しみです☆ twitter.com/HTS_2021/statu…
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昨日7/16、中野サンプラザにてのニッポン放送『浦井健治のDressing Room Live』無事に終了いたしました☆
ワタクシはコンサート部分である第一部とアンコールパート、つまりはバンドの皆さんと連動した箇所をお手伝いさせて頂いたのですが、短いながら濃い時間でございました。
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殯の時刻は過ぎただろうか。
(もともと予定があり)所用で関西におりますが、お別れには伺えず。
出奔したとは言え、恩知らずの礼儀知らずで薄情者な私でございます。慙愧に堪えません。
「慙愧に堪えず」とは、『うたかたの恋』の終盤にジャン大公が語る言葉だ。
とても印象深い台詞だった。
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男役は男ではないし女役もまた女ではない。
人間を濾過して蒸留して結晶させたような歌劇のペトルーシュカ、コッペリア達の活躍の時間は往々にして限られている。
長く歌劇人生を継続させられるのもごく限られた人たちだけ。
いつか御本人たちは妖精の羽根を外して地を踏みしめ実人生に戻られるのだ。
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自分としては、心残りだった仲間の一人。こうしてまた笑いながら作品を作っていけるのは本当に嬉しい。
彼女に限らず、あの劇場で一緒に何かをやれていたら……と思うことはない訳ではない。自分が退団を後悔しない日はないだろうと思って辞めたのだが、選んだ道で再会できる喜びは優しい香りがする。