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初日を迎えて。
お客様においで頂いて。
楽屋も袖もロビーも客席も「新しい様式」ですけれど、舞台の中だけは「元通り」の世界です。
ウイルスへの悩みも戸惑いも無い世界。屈託のない朗らかな世界。
観ている間は、その世界を創る為の努力や苦労を忘れさせてくれます。この時間が尊いと思っています。
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いつか「日常」は戻るでしょう。
その日を信じています。
ですが今は「日常」の得難さと喜びに焦がれるばかり。
舞台は「現実の中の突如出現する虚構」ですから、
コロナ禍をあぶり出しても、覆い隠しても、現実との紐帯を失う事はありません。虚構は現実を踏まえて、現実を乗り越えていく装置ですね。
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ハウトゥ大阪、初日。
一階席のセンター部分3ブロックのみ50%縛りを取り払い、久々の、みっちり感の客席。
有り難い。
一席空けての優雅な空間も素晴らしかったけれど。
やはり、この密な居住まいが劇場の醍醐味。皆で味わう甘露の蜜。
願わくば、安全と健康に満ちた密を見続けられますように。
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今日はね。森くんの誕生日なんだって。
facebookさんが教えてくれました(まだアカウントが残っているんだね)。
新吾、いまアルジャーノンの稽古中だよ。
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そして本日は『ハウ・トゥ・サクシード』大阪にて千秋楽。
東京・大阪の全日程を完走できた事に本当に感謝します。
お客様皆様に、関係者一同に、そして幸運をもたらしてくれた偶然と必然に。
まだまだコロナの脅威に用心しつつではありますが、素敵な時間は勇気と希望をくれました!
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アルジャーノンの稽古をしていて、矢田ちゃんの事を考えない日はないし、健治のことを思い出さない瞬間はない。
常に目の前の、今回のメンバーを見つめ続け、同時に歴代のメンバーを想う。
四度目の重みを深みにして、且つ軽やかに現在の良さを浮かび上がらせたい。
要するに、素敵な現場です。
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チャーリィが傷ついた物語ではなく
チャーリィを傷つけた物語だと思って
初演から臨んで参りました。
誰かを傷つける自分の身勝手を
弁解も謝罪も出来ずに抱えていくのは誰もが経験する事だと思います。
終幕の曲はチャーリィへの哀悼であると同時に彼ら/我らの自戒と反省であり、償いの誓いなのです。
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映画でも取り上げられた実在の興行師バーナムの物語。
こちらは1980年初演のミュージカルです。
なんと日本初演とか。意外です。
主演はお久しぶりの和樹。嬉しい☆再会です。
そして、来年はまぁくんと一緒が多いですね。これまた嬉しい☆
藤岡や矢田ちゃんが御一緒なのも頼もしく楽しく嬉しい☆ twitter.com/catproduce/sta…
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峰さを理さん。
峰さん。峰先生。
調子に乗って峰ちゃんとお呼びした時もありました。
初めて舞台の峰さんを拝見したのは上杉祥三さんの『BROKEN(暴君)西遊記』でした。
同じシリーズの『ロミオとジュリエット』も拝見した。
美しく凛とした歌声と確かな存在感、そして包容力。
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どの公演も。
劇場にお越し下さるお客様の愛と勇気には感謝の言葉もありません。勿論、配信などで御覧になられる皆様のお気持ちも有り難く尊く大切に思っております。
「心の栄養」は必要不可欠なものです。
私は裏方であると同時に舞台演劇の一ファンですから、自分自身が痛切に感じております。
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『BARNUM』、
同人物が主人公の映画もヒットしましたが、こちらは1980年に生まれたミュージカル。
バーナム夫妻の軽妙でアイロニックな関係を中心に、楽しいナンバーの数々が作品を彩ります。
70~80年代のアメリカンな雰囲気が色濃く、懐かしくも甘いバターケーキのよう。
musical-barnum.jp
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瀬戸さんと冴月さんが退団されるんだね。
僕が唯一、音楽学校の文化祭で「演劇」を担当させて頂いた90期生さん。あどけない頃の皆様を思い出します。自分的に最も「少女歌劇」な宝塚っぽい作品で(と、自分で思う・笑)、幸せな記憶です。
この時世です。つつがなく公演が執り行われますように。
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『Barnum』は所謂「翻訳ミュージカル」ですが、レプリカではないので新作上演。
いつもの如く時間や予算etc.のせめぎ合い。加えて、この社会状況。
でも、屈託のない朗らかなカンパニーが、そんな現実的な問題を飛び越えて作品に臨んでくれています。果敢な皆様に勇気をもらい、喜びを信じる次第。
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和樹は「篤実」という言葉が僕の知る限り一番相応しい人物。その和樹がハッチャケて走り回る。
まぁ君は二十歳のキラキラのそのままだ。清々しく生き生きと輝いている。
そして、アンサンブル(という言葉の認識と使われ方が難しいのだけど)の皆様が本当にスカッと爽快で頼もしく、ほのぼのと優しい。
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20年前の今頃は『パッサージュ』という作品をやっていたのだ。
そんな昔のことを今でも覚えて下さる方がいたり、興味を持って下さる方がいたり……有り難いです。巨大劇団の大いなる歴史に少しでも関われた奇跡に感謝です。
膨大なアーカイブの海に波がそよげば、過去の記憶が打ち寄せられるのだから。
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ペロッと呟いた『パッサージュ』へ寄せられた想いの数々に驚き、感謝しております。
愛して下さってありがとうございます。
そして、改めて旧職場を愛する方々の熱さと純粋さに感動し、イシちゃんはじめ当時の雪組の面々、ぶんちゃんとわたるに御礼を申し上げたい気持ちです。
出逢えた奇跡と幸せ。
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久しぶりの観劇。今年に入って初めて☆だな。
それも、やはり久しぶりの宝塚歌劇でした。
東京宝塚劇場で雪組さんを。
クーミンの作品は超ROCKだったな。ロケンロールな快作。
生ちゃんのショーも楽しかった。
キラキラしてましたね☆
既に遠くなったけれど、やはり懐かしい空間でした。
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だいもんの集大成。素敵でした。
花も実もある立派な立ち姿。
彩凪くんもラストなんだな。色っぽくてカッコいい。
彩風くんはキリリと凛々しい男役さんになったけれど、時折見えるほのぼのとにこやかな愛らしさが懐かしい。
雪組さんは勝手に馴染み深く思ってましたが、随分様変わり。
皆々に幸あれ。
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ベートーヴェンさん。どちらかと言えば端整で硬質な美しさと優等生的な実力派というイメージが強かった彼女が持つ破天荒なエネルギーと無邪気でヤンチャな疾走感が溢れていて秀逸でした。
芸術は爆発なり。
ヒロさんは変わらずチャーミング。
在団時に御一緒した上級生さん達の健在ぶりも嬉しい限り。
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長らくお会いしておりません。
美しく気高く、あどけなく愛らしい方。
専科に移られて20年。その道のり。その来し方。並大抵の事ではなかったと思います。
残された在団期間も、その後の時間も、最高に素晴らしく優しく幸せに溢れたものとなるに違いありません。
いつかまた、お喋り出来ますように☆
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『BARNUM』、爽やかな千秋楽となりました。
ベースは乱さぬまま豊かに世界を膨らませてくれたカンパニー一同を讃えます。
応援して下さった御客様には心からの御礼を。
そして舞台の無事と成功を祈ってくれた藤岡、ありがとう。
お別れは何時も再会の約束です。
サーカスこそ人生なのだから。
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僕たちスタッフは演じ手の後ろ側にいるのだけれど。お客様と演じ手の間にいるようにも思う。
必死に虚構の人生をもがき、幻の喜怒哀楽に震える彼らを見て、癒されたり感動したりする。
こんな蜃気楼が、ひとには必要なんだ。と、想いを強くする稽古場。
夢の諸々を現実の人々が演じているという幸せ。
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東京国際フォーラム・ホールAでの浦井さん20周年コンサート、
井上芳雄さんゲストの昼公演も
平方元基さんゲストの夜公演も
お客様の大いなる愛に包まれて無事に終わりました。
ありがとうございました!
彼の15周年コンサート以来のフォーラムA、素敵な景色でした☆
再びお手伝い出来て光栄の至り。
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凄い事です☆
昔から、よく稽古場にあるホワイトボードなんかにも描いたりしてて。
意地悪にキツネ?とか訊いてました。
華々しくデビューで何より。
これは観………な………け………れば、ですね(笑)。
大切に育てるって、こういう事ですね☆いや、素晴らしい。
natalie.mu/comic/news/426…
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りんきら君、『凍てついた明日』再演の時は研三くらいだったかな。
まぁ君のサヨナラ公演の時のロシア皇后が素晴らしかった。
辞めるのも、残るのも。
どちらも、おめでとう。の言葉で包まれる場所なんだな。
ジェンヌ人生も、実人生も。
どちらも幸多かれ。
良い時間を過ごされますように。