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「瞬くうちに季節は過ぎて、君と出会った、あの冬になる。」
今日、えりちゃん(壮さん)と『タランテラ!』の話をした。
気づけば、夜空には参宿(オリオン)が輝いていた。冬になる。
あの冬の日は帰らない。でもまた、同じ星座が天空に座す。
「青い星座が、君を忘れて。凍えた夜の闇に光る。」
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お仕事情報です。
来年の2月~3月。
お馴染みの方、懐かしい方、初めましての方と。
これまた偉大にして波乱万丈な天才の足跡を辿ります。楽しみです。
是非おいで下さいませ。
yume-monsho.com
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今月最初の観劇は新橋演舞場。
チギの勇姿を観に出掛けた訳ですが、舞台も客席も仲間たちが多過ぎて。
ノスタルジックで優雅な「芝居見物」という言葉が相応しい劇場で、賑々しくお祭り気分の贅沢を味わいました。
観た。2018/11/05『るろうに剣心』|おぎた|note(ノート) note.mu/onighillie/n/n…
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東山くんのイヴは、神経質で自尊心の高い、ガラスのような儚さ。繊細にひび割れ、時に零れ落ちた欠片が視線に煌めいて胸を刺してくる。
海宝くんのイヴは、無邪気で獰猛な野心、アラバスターのように甘い。清らかさと濁りが綯交ぜになった剛直な吐息に窒息させられる。
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秋のお仕事。
ミュージカル『ハムレット』、11月。博品館劇場にて。
脚本・演出です。
世に数多ある「ハムレット」、幾たびも試みられているミュージカル化。
沙翁の編んだ物語を、今回の座組に合わせて新たに紐解きます。
音楽はla malinconica氏と福井小百合さん。振付は港ゆりかさん。
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ハムレットには矢田ちゃんこと矢田悠祐さんを迎えます。
オフィーリアは皆本麻帆さん。
お久しぶりな米原幸佑さん、森新吾さん、
初めましての加藤良輔さん、金井成大さん、木内健人さん(同じ事務所!・念願叶っての御一緒!)、若松渓太さん。
大切な人・彩輝なおさん。大事な人・舘形比呂一さん。
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こういうSNSで、
つらい話題はなるべく避けてきたのだけれど。
彼の死を皆に悲しんで貰いたいから。
彼の命を思い出して貰いたいから。
今日知られた方も、前々から知っていた方も、みな同じ想いで見送るのだから。
森くん。新吾。
突然過ぎるよ。
まだ理解できないよ。
diamonddog-s.com
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シアター・クリエのマチネ終わりは、向かいの劇場へ。
一年ぶりくらいでしょうか?宝塚歌劇を拝見、生田くん作の『CASANOVA』です。
ポップでクレイジー、賑やかな祝祭劇でした!
みりお君のトップ姿を劇場で拝見するのは初めて(!)。時は流れた、ですね。凛々しくも軽妙で美しい。
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日生劇場さんで『笑う男』。
やっと拝見。
客席のお隣が、たまたまグンちゃん(月影瞳さん)でした。
勿論、舞台上も沢山の顔見知りが。
美しくロマンチックに哀しい御伽噺のよう。
ユゴーの原作ですが、舞台がイングランドで。勝手にディケンズ風味を感じる、の巻。
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健治は又しても長丁場の公演をシングルで務め、敬服です。
そして変わらぬ少年風味の若々しさ。
可愛さとガサツさって、この人の特質なんだなぁ。ガサツだから可愛いともいえるけれど……王子様稼業も板に付いてきたところで、更なる突き抜けた天衣無縫、目指して欲しいです。自由と狂気の人だからね。
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銀座博品館劇場での拙作、ミュージカル『ハムレット』。
森新吾さんに代わり、小寺利光さんに御出演頂くことになりました。
D☆Dを辞したと言っても、新吾とは固い絆で結ばれている利ちゃんです。僕としても心強い仲間。
11月、僕たちなりのハムレットを目指します。
theater.hakuhinkan.co.jp/pr_2019_11_00.…
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取材で「この公演の意図は?」とか「なぜ、この作品を?」とか聞かれて返答に困る時がある。僕は雇われだからPに訊いて下さい、となる。
勿論、作品に対する関心も野心も愛情も責任もあるけれど、プロデュース公演の場合、最初の動機はPなので。
共同企画や自主公演は自分がPだからまた違うけどね。 twitter.com/Ako_Takahashi/…
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お仕事のお知らせ☆
脚本としての参加です。演出は小山ゆうなさん。音楽は島健さん。
主演は中川晃教さん。
来年四月・明治座さん。初めての明治座さんにドキドキです。
何よりも素敵な原作にワクワクです!
ミュージカル「チェーザレ 破壊の創造者」
meijiza.co.jp/info/2020/04/
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芳雄氏と御一緒するのは初めて。
楽屋などで御挨拶したりお話することはあったけれど。
妹さんが旧職場の同僚だったので、その御縁もあったけれど。
改めて。
少しの時間だけれども仕事チックな雰囲気でお会いして。
素敵過ぎるenfant terribleの魅力を実感。
enfantは、もう一人いるけどね。
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昨日7/16、中野サンプラザにてのニッポン放送『浦井健治のDressing Room Live』無事に終了いたしました☆
ワタクシはコンサート部分である第一部とアンコールパート、つまりはバンドの皆さんと連動した箇所をお手伝いさせて頂いたのですが、短いながら濃い時間でございました。
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そして暴走機関車の如き無鉄砲な健治の言動を、ブルドーザーの如く遍く捉えて粉砕して下さった井上先生、ありがとうございます。
あの人、本当に凄い☆
そしてツッコミ容量MAXで(御本人曰く)人類初のツッコミ死寸前の疲労困憊・満身創痍ながらの獅子奮迅の狂喜乱舞に、舞台人の業と性を見ました☆
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知り合って15年、ずっと「この人ってどうなんだろう☆」と思い続けている健治の宇宙は、今回も独特の星座で埋め尽くされた彼オリジナルの無重力の瞬発力でした。
あれだ。おもちゃ売り場でエレベーターの扉が開いてダッシュする子供の無邪気な攻撃力でもある。
面白いなぁ、(もうすぐ)38歳。天晴れ。
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後輩から連絡があり、訃報を伺う。
昔の職場の大先輩で、恩師の御一人。
実は直接に助手に付いた事はなく(『黒い瞳』『凱旋門』の演出は謝先生でした)、
一度だけ脚本を頂いて演出を担当させて頂きました。
端正で剛直にして嫋嫋、偉大な歴史の創造者でした。
柴田先生、御冥福をお祈り致します。
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殯の時刻は過ぎただろうか。
(もともと予定があり)所用で関西におりますが、お別れには伺えず。
出奔したとは言え、恩知らずの礼儀知らずで薄情者な私でございます。慙愧に堪えません。
「慙愧に堪えず」とは、『うたかたの恋』の終盤にジャン大公が語る言葉だ。
とても印象深い台詞だった。
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台詞で一番に思い出すのは「狂ったか、大海人」。
雷鳴の如く轟然と物語を引き裂き、爾後の惨劇を稲光のように照らして浮かび上がらせる。
この台詞で終わらせる方が僕は好きでした。
語り過ぎましたが。
沢山の思い出を宝として残して下さったのですから、幾らかでも語り継いでいきたいと思います。
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すごーくたまにミズのことを「水しぇん」と呼んでしまう。
もはや20年以上前に風化した愛称だ。
さすがに「アイス」とは呼ばないけどね。ハマコの「ファイヤー」は暫く続いた気がするけれど、すぐに消失した呼称。初舞台の頃、作品のナンバーになぞらえて、上級生たちが二人をそう呼んでいたのだ。
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EX THEATER ROPPONGIにて
『ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ』。
久しぶりに拝見する演目。
でも「Midnight Radio」は山ほど聴いている。
今回、改めてバンドの存在感が印象的。
健治は持ち味の「無邪気」の邪気が弾けて賑やか。と、同時に、やはり持ち味の陰性と湿性が芝居に漂う。
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昨日、お蔭様で無事に初日を迎えられたので。
本日の開演前に空けておいた時間がフリーに。
で、赤坂ACTシアター『ドン・ジュアン』に滑り込みました。
色々と面白かった☆
ウチの圭吾さんは主人公の罪業と贖罪の顕れなのだけれど。主人公とのデュエットダンスもあり、ほぼヒロインでした☆
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そうそう。オサの事を。
Sっ気の漂うキャラが気持ち良さそうで、久しぶりに鋭敏な眼差しの毒気を堪能した次第。
何よりも、自在に操る歌声の素晴らしさ。この人の声はセラミックのナイフみたい。慎ましく品の良い佇まいなのに、滑らかに艶めいて、鋭く切り裂く鮮やかさ。
いつか是非、緑川夫人を。