英国型変異株B1.1.7の流行するイングランド南東部、とくにロンドンでの新規感染者の増加が凄まじい。この2週間で3倍に。検査の陽性率は15% twitter.com/jburnmurdoch/s…
コロナ変異株が英・南アで別々に現れたことは、この2国が特別なのではなく、各国でコロナが別の変異を蓄積しているという当然のことを改めて示している。 オリンピックの文脈でいえば、世界中のコロナ変異株を集め、日本で伝染力の強いものを取捨選択することになるという可能性が一つ現実に近づいた twitter.com/bbcnewsjapan/s…
問題の英国型の変異株B1.1.7 (VOC202012/01、図の1)はN501Y, del69-70を中心に17の株特異的な変異をもつ。一方、ウェールズで広がっているN501Y変異株(図の2)はdel69-70をもたず、系統樹上も別の系統。南ア型(図の3)もN501Yをもつが、また別物 twitter.com/firefoxx66/sta…
英国型・南ア型の変異株は伝染効率が高いのが大きな懸念。これまでのデータからRを0.4~程度おしあげる可能性。これでも対策は一緒だという言説が流れているが、これは正しくない。もし本当にRが0.4押し上がれば、例えば秋の英の封鎖では間に合わず、学校の閉鎖など含むより強力な封鎖政策が必要になる
流行拡大でコロナが多数の人をわたって感染を繰り返すことで徐々に変異するが、それだけではなく、感染が長期化する患者では、おそらく治療の結果として、体内でウイルスの変異・進化を促進することが示されている。つまり、英国型・南ア型に気をとられるだけではなく、国内での変異の動向調査も重要 twitter.com/masahirono/sta…
問題の変異株は英南東部を中心に急増中(紫の線)。英がこの変異株を早期に発見し流行動向を把握できているのは 1.流行初期よりコロナ変異の監視・研究を大規模・包括的に実行してきた努力と 2.たまたま英標準PCRが問題の変異株の変異部分を「ひっかけていた」のでPCRで同定可能だった幸運のため twitter.com/masahirono/sta…
変異株の性質を考えるとき、当然その変異株をもったスーパースプレッダーが感染をたまたまひろげたがゆえに急速に拡大したように見えるだけ、という可能性は検討されている。が、現在のロンドンなどで同株の余りに急速な流行拡大があり、変異株は免疫・生化学的意味がある変異を含む17の変異をためこむ twitter.com/masahirono/sta…
英の変異株に不明な点は多く、杞憂であることを祈るが、疫学・ゲノム配列・周辺の証拠から警戒すべき理由は十分ある 英はシークエンス・統計疫学・感染症に強く、その総力戦でパンデミック当初から日々変異株のモニタリングと性質の検証をしているCOG-UK Consortiumの忠告に基づく対応である点も重要 twitter.com/bbcnewsjapan/s…
英国の問題の変異株について、現在わかっていることがまとまっている •なぜこの変異株が問題なのか •どれだけ早く広がっているのか •英国外に広がっているか •変異の意味 •ワクチンは効果があるのか、などについて bbc.co.uk/news/health-55…
英国の問題のコロナ変異株は、南アフリカの変異株とは別物。別々に生じた。 twitter.com/firefoxx66/sta…
このように、データはまだ限定的だが、コロナが体内で変異しつつ「免疫の圧力」で選択され、既存の免疫を一時的にすりぬける変異株が出現する可能性はみえてきている。英国で拡大中の変異型は変異の数が多く、同様に免疫不全患者から出現したと想像されるが、下の患者と同じ変異も含み警戒されている twitter.com/masahirono/sta…
免疫の「圧力」が免疫から逃れるコロナの変異を誘導する事例は複数報告あり。この論文では免疫不全の患者を回復者血清で治療するうち(英で問題の変異株にもある)変異del 69-70をもつ変異株が患者の体内で出現。しかもこの変異株は複数の回復者血清が効きにくくなっていたmedrxiv.org/content/10.110…
英国でコロナ新変異株が拡大していることをうけ、オランダが英国からの航空便を全面停止。オランダでもすでにその新変異株が1例みつかっていると twitter.com/Independent/st…
特定のコロナ変異株が優勢になることは2−4月に世界中でみられた(現在主流のD614G)。但し今回の新変異株は変異を多く持ち、変異株流行と流行拡大の地域が重なり、7割伝染効率がよいと推定さる。パンデミックの動向を変えるかの結論まではないが、英政府は予防的に迅速に動く決断をしたとみられる twitter.com/masahirono/sta…
英健康相ハンコック •(現在急速にロンドンなどで拡大中の)新コロナ変異株は制御不能になり、最高度の封鎖導入は避けられなかった •変異株のため大変に深刻な状況にある •封鎖の出口はワクチン接種とし(広く接種がいきわたるまでの)今後数ヶ月間封鎖が続く可能性を示唆 news.sky.com/story/covid-ne…
いま急速に拡大してる変異株B.1.1.7は17の変異をもち、うち3つの変異はSpike proteinに。このうちN501Yはマウスに対する病原性を強め;del 69-70は回復者血清で治療された免疫不全患者に誘導されたことで知られる変異;P681HはFurin切断箇所に。いずれも免疫・生化学的意味がありそうで、研究が必要
ロンドンなどの封鎖(Tier 4)決定にあたり、これらの地域で12月に新規感染と入院数が急増し、しかも過去1ヶ月で特定のウイルス変異株が急速に増え多数を占めるに至ったことが懸念にあげられた。変異株で重症度が変化するデータはないが、伝染力が強まっている可能性がある theguardian.com/world/live/202…
ロンドンおよびイングランド南東部が明日20日から完全な封鎖に逆戻り。11月以来の封鎖は12月頭に緩和されたが、新規感染者数が急増、クリスマスに予定されていた制限の緩和も中止。ふたたび、家にこもるよう、命令がでる twitter.com/BBCBreaking/st…
某ベンチャーのDNAワクチンの方が技術としては古いんです。でも、効果が安定しないしゲノムに組み込まれる可能性も否定できず、ADEも心配だった。RNAワクチンは安全性が高そうだけれど、効果があるのかどうか多くの人はわからなかった。それがコロナの臨床試験で高い効果があることが証明されたんです twitter.com/nobuyoyagi/sta…
英政府はワクチン開発が大失敗する可能性があったのに多大な投資をした。英国民はワクチンの安全性がわからないにのに数多くの人が自ら被験者となった。皆が大きなリスクを進んでとったからこそ早く開発できた。 勉強もせず不安を弄ぶのは社会に有害。それくらいなら科学記事を書かない方が世のため twitter.com/masahirono/sta…
さらに、英米は安全で効果的なワクチン・医薬開発をするための仕組みが整っており、その要である公的な規制当局が独立して信頼されるものであった。また、臨床試験のデータがでしだい規制当局が書類審査を進めることで事務効率をあげた。英規制当局はEU離脱のおかげでいつもより暇だったという話もある
情けない記事。早く開発できたには理由がある: •がん・他のウイルス感染症のため、設計に柔軟性があり開発が早い新しいワクチン技術が既に完成していた •英政府などワクチン成功がわかる前から購入契約をし、製薬企業は失敗を心配せずに開発できた •効果が大規模な臨床試験で想定以上の結果だった twitter.com/asahi_kokusai/…
英国の新型コロナワクチン接種 安全性と今後の見通しは?(小野昌弘) - Y!ニュース news.yahoo.co.jp/byline/onomasa… 英国で新型コロナの大規模なワクチン接種プログラムがはじまった。コロナのワクチンの安全性と今後の見通しについて最新情報を紹介する
近々詳しく書きますが、データは積み上がってきていて、現在先行するワクチンは有効な抗体・T細胞免疫を誘導する一方、ADEの心配をすべきデータはありません。臨床試験の規模も妥当で、中長期的な観察はワクチン接種開始後で十分な状況。実際英国からデータがでます 私は機会ありしだい接種したいです twitter.com/asahicom/statu…
ロンドンも今週水曜日16日から封鎖レベルあげてTier3に •フル・ロックダウン時と同様に、ホテルなど宿泊施設閉鎖、レストラン・カフェなどので飲食が不可(持ち帰りはよし)、映画・劇場・コンサート・屋内娯楽施設は全て閉鎖、世帯外の人との交流制限強化 twitter.com/BBCBreaking/st…