生後6ヶ月から4歳までのお子さんへのファイザーのコロナワクチンの有効性。発症予防効果は2歳未満、2歳以上でともに70%を超え、抗体の産生もしっかりと確認されています。気になる副反応も、発熱の頻度は10%を下回るなど、安全性が確認されていて、重い副反応は極めて稀(≦0.3%)という結果となってい… twitter.com/i/web/status/1…
【ワクチンの有効性(発症予防効果)95%の意味は?】 新型コロナワクチンには非常に高い有効性が知られていますが、有効性「95%」という数字にはどのような意味があるのでしょうか。 その答えは、こちらをご覧ください。
若者へのワクチン接種について、Q&A形式で講談社ミモレにも寄稿しました。少しでも多くの方に正しい知識が広がればと思います。 子ども(12歳女子)にワクチン接種券が届いた。親としてどうする? mi-mollet.com/articles/-/309… via @mimollet2015
コロナワクチンの3回接種や4回接種が広がった今、入院を必要とする新型コロナの患者さんは見違えるように減りましたが、未接種の方の感染を経験すると、いまだウイルス自体は恐ろしい病気を起こすことに気がつかされます。改めて、ワクチンの3回接種のもたらした恩恵は大きいと感じます。
ヤクルト1000が話題です。 ただし、その科学的根拠については疑問が残ります。 「ストレス緩和につながる」と謳われていますが、実際には 20数名の医学部生が「8 週間毎日飲み続けた後、腹部の不快感スコアが約1点低かった」というもの。 これで「ストレス緩和」と言えるでしょうか。
また、「オミクロンは重症化しない」という先入観が邪魔をして、判断能力を低下させた側面もあるかもしれません。感染者が増加すれば確実に重症者も増えるのはデータが示している通りですが、それを低く見積もってしまったかもしれません。「しにくい」のであって「しない」のではありません。
このような時期は、どうしても他の病気の診療が手薄になります。現在コロナ以外の内科の病気は、外科が対応するようにタスクシフトをしています。こういう時期こそ、逆説的ですが、あまりコロナに捉われすぎず、十分睡眠をとり、しっかり栄養を摂り、ぜひトータルで健康に気をつけてください。
NY州の感染者数はピーク時の約1/10まで減少、マンハッタンだけで見てもピーク時の約10000人から600人前後まで減少しました。今日は1日外来でしたが、少なくともCOVIDを疑わせる症状の人に1人も出会いませんでした。何もかもがCOVID に思えた一時期と比べると見違える変化です。
年末から引き続き、朝から晩までコロナの入院診療にあたり、長時間オミクロンに暴露されていますが、今のところ自身のPCR検査は陰性です。しっかりと防御すればオミクロンの感染も防ぐことができます。(いつまでこれを言えるかは分かりませんが😂)
コロナの感染者が増え続けている状況で「医療逼迫」が叫ばれていますが、重症化リスクがなく、ワクチン接種が完了している方は、「コロナかな?」と思って反射的に医療機関を受診するのではなく、自宅で検査を受けましょう。
5-11歳のお子さんのオミクロンに対するワクチンの有効性。 2回接種することが効果を発揮する上で大切なことがわかります。 1回接種のみ:感染予防 24%、入院予防 42% 2回接種:感染予防 65%、入院予防 83% 完璧なものではないにせよ、多かれ少なかれコロナから身を守ってくれる有効な方法です。
新たに新型コロナが発覚した場合、「濃厚接触」はどこまで遡ればよいでしょうか? 答えは、2日間です。発症または検査陽性から2日前までに濃厚接触者になり、その方たちが自宅待機となります。
これに対し、米国ではFDAとCDCが合同で緊急の声明を出し、2回接種が完了している人はまだ追加接種は不要であると待ったをかけています。最終判断はファイザー側にあるわけではないため、ファイザーのリリースのみで物事を判断するのは避けた方がいいでしょう。 twitter.com/yahoonewstopic…
夜中にエアコンを使っている方も多く、喉の痛みを「エアコンのせい?」としてしまい、コロナの初期症状とともに外出したり友人と会ったりして感染伝播を起こしてしまうケースもあるようです。感染者が増えており、「エアコンのせい?」と思っても、「でもコロナかも?」と休みをとることも大切です。
デルタ以前と比較し、あまりに感染が広がりすぎたので、仮にコロナ自体は軽症だとしても、体調悪化により転倒して怪我、喘息を悪化させた、コロナが引き金になり細菌による肺炎をおこしたなど、本当に様々な病気で患者さんが次々と運ばれてきました。まさに、「withコロナ」だと感じました。
苦しく感じるのか、せっかくマスクをされていても咳をする際や話をする際に限ってマスクを顎に下ろしてしまったり外してしまったりする方を一定数お見受けするのですが、咳をする時、話す時こそ実はマスクの活躍の時です。
米FDAは、今後のコロナワクチンの1年1回接種を示唆。また、初回接種およびブースター接種を全て2価ワクチンとすること、「型」は夏頃に決め、秋に追加接種を推奨することも示唆しました。 根拠が求められますが、接種法をシンプルにしていくというのはあるべき方向と感じます。
現在推奨されているワクチン接種回数は 60歳以上 ー 4回 18歳以上で重症化リスクあり ー 4回 12歳から59歳 ー 3回 5歳から11歳 ー 2回 です。過去の感染の有無は【問わず】同じ回数になっています。また、ワクチン接種はいつでも遅すぎるということはありません。まだの方はお早めに。
日本のコロナ感染者数の増加の要因は、BA.5のウイルスの特性自体にある可能性が高いと思います。 獲得した免疫から逃れる能力が高く、過去に感染した人やワクチン接種後でも感染する可能性があります。 症状は同様ですが、喉や副鼻腔の痛み、頭痛など、痛みが強く出やすい傾向が示唆されています。
誤解が多いようですが「急に認知症になった」という訴えでコロナが見つかった場合、それは「認知症」ではない可能性が高いです。「せん妄」と呼ばれる別の病態です。せん妄は、感染症の改善とともに改善が期待できます。隔離で難しい場合もありますが、家族からの声かけや面会なども大切です。
★話題のオミクロンXEまとめ • BA.1とBA.2のハイブリッドで、ほとんどBA.2 • イギリスからの報告で既存のBA.2より約10%伝播性が高い可能性が指摘されている • BA.1とBA.2の同時感染で誕生 • あくまでオミクロン、感染予防策に変わりはない • ワクチンの重要性にも変わりはない • XE Proは出ない
イスラエルでのリアルワールドのワクチンの有効性データがNEJM誌に公表されました。 60万人近い人の追跡結果をもとに、COVID発症のみならず、感染、入院、重症化全てに有効性が示唆されています。 また、1回接種でも有効性が見られているものの、2回目で有効性が高まることも示唆されています。
不安が増すとき、情報の正しさよりも優先して、自分の不安をうまく埋めてくれるような理由を熱心に探してしまいますが、あくまで正しい感染対策を続けましょう。 どんなに感染者が増えても、自らの感染対策によってリスクは限りなく小さくすることができます。
ここ数日COVIDによる受診が急増しています。ただし、感染者、医療機関側それぞれが過去から学んだことにより、混乱はなく安心して受診いただけると思います。NY市内であれば、自宅検査、ビデオ受診を経て、パクスロビドの受診当日のデリバリーが可能で、軽症なら自宅で全てを完結することができます。
改めて、マスクの使い方の確認をお願いします。 屋内や人混みでは、ただ「マスクを装着する」ではなく、十分にフィットさせたサージカルマスクやKN95マスク、また、サージカルマスクの上から布マスクを装着するなどの工夫で感染リスクを低下させることができます。