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人工甘味料は最近「体脂肪を減らさない」などのアラートが出されたばかりでした。これまで、人工甘味料のネガティブな影響として、体重増加、血糖値の悪化、腸機能への影響が指摘されています。このリストに発がんという新たなリスク(の可能性)が追加されることになります。 newspicks.com/news/8615094/b…
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著者には申し訳ないのですが、記事のタイトルに「免疫力」とあったら、その時点でその記事は読む必要がないと考えていただいて良いと思います。タイトルだけで、内容はほとんど間違いなく十分な科学的な根拠に基づかないものと分かります。 news.yahoo.co.jp/articles/ce3e1…
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いわゆるコロナ後遺症は、もはや知らない人はいほとんどないというぐらい十分認識の広がった病態だと思います。
今回、診療報酬が5/8から加算されることになるとの報道。 yomiuri.co.jp/medical/202304…
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この研究報告は胃がんの世界を大きく変えうる内容だと思います。
胃がん発症リスク、22倍に 遺伝子変異とピロリ菌感染 | 2023/3/30 - 共同通信 nordot.app/10139177221060…
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もうさすがにイベルメクチンのCOVIDへの効果を期待するのは無理があるなと思わされる論文が先月付でJAMA誌に掲載されています。以下、要点を解説していきます。
jamanetwork.com/journals/jama/…
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未来ではなく、すでに現在我々の医療機関ではCTなどでもAIによる読影レポートが標準化されています。数分以内にレポートを見ることが可能になっています。放射線診断医の確認までは、preliminaryという扱いですが。 twitter.com/mph_for_doctor…
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レジオネラ菌というのは肺炎を起こす主要な細菌の一つですが、感染者の最大4割程度までが集中治療室での治療が必要となり、致死率は1%から最大で10%とも報告される「大した」菌なので、誤解のないようにお願いしたいところです。 newsdig.tbs.co.jp/articles/-/351…
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生後6ヶ月から4歳までのお子さんへのファイザーのコロナワクチンの有効性。発症予防効果は2歳未満、2歳以上でともに70%を超え、抗体の産生もしっかりと確認されています。気になる副反応も、発熱の頻度は10%を下回るなど、安全性が確認されていて、重い副反応は極めて稀(≦0.3%)という結果となってい… twitter.com/i/web/status/1…
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カフェイン中毒は子どもだけのものではありません。
カフェインは1日あたり約400mgまでが多くの人にとって安全な量と言われています。
肝臓の代謝酵素CYP1A2の変異が知られており、変異がある方は代謝がうまくできないため、これを下回る量でも中毒域となることがあります。 j-cast.com/2023/02/034554…
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米FDAは、今後のコロナワクチンの1年1回接種を示唆。また、初回接種およびブースター接種を全て2価ワクチンとすること、「型」は夏頃に決め、秋に追加接種を推奨することも示唆しました。
根拠が求められますが、接種法をシンプルにしていくというのはあるべき方向と感じます。
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すでにファイザーやGSKもRSVワクチンの臨床試験成績を報告していて、高い有効性を示しています。私は昨年ファイザーの報告を聴講しましたが、臨床試験の範囲内では副反応もほとんど見られておらず、かなり有望と感じました。今年中に複数出てくるのではないでしょうか。願わくは3種混合でしょうか。 twitter.com/MIKITO_777/sta…
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20種類のインフルエンザウイルスのサブタイプに対応したmRNAワクチン、マウスの実験で有効性を確認。インフルエンザのユニバーサルワクチン誕生へ向けて大きな第一歩。
ここでもまた、「接種を受けたマウスが3年で死んでしまった」と自然のマウスの寿命を伝える誤情報がいずれ流れるのでしょうか。
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米国FDAがアルツハイマー病治療薬レカネマブ(Leqembi)に青信号を出しました。この薬剤は、アルツハイマー病の原因の一端を担う可能性があるとされるアミロイドβに対する抗体薬。早期のアルツハイマー病に対して投与することで、認知機能低下の進行を遅くすることが臨床試験で示されています。
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これから2月にかけて日本にも流入してくると予想され、感染者数に影響を与えるかもしれません。免疫逃避能が高く、再感染リスクも高まるでしょう。2価ワクチンを未接種の方には接種をお勧めします。また感染者数増加中は、マスク装着(特にKN95やN95)や換気も有効な感染対策になると思います。
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ただし、病毒性の変化については分かっていません。また、ワクチンの効果にどの程度の影響があるのかも分かっていません。しかし、オミクロンから派生したものであり、依然としてオミクロンに対応した二価ワクチンの接種は有効であると考えられています。
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実際、米国でも2週間程度で全体の40%以上がXBB.1.5に置き換わり、一部地域ではすでに70%以上まで達しています。それに伴い、そうした地域では感染者数、入院患者数も増加傾向です。
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XBB.1.5は、オミクロンBA.2から派生してきたウイルスです。現時点までで分かっていることとして、過去の変異ウイルスの中で最も免疫逃避の能力が高いこと、人の細胞へ結合する能力が高いことから、感染伝播性も高い可能性が指摘されています。
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XBB.1.5と呼ばれる変異ウイルスの感染拡大が生じると、オミクロン対応の2価ワクチンを未接種の方は高リスクとなることが予想されます。リスクを少しでも低減するため、あらかじめ2価ワクチンのブースター接種を受けておくことをおすすめします。
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米国にお住まいの方々、XBB.1.5と呼ばれる変異ウイルスの影響で再びコロナの感染流行が予測されています。米国政府は無料で検査キットを配布しています(covid.gov/tests)。すでに混雑している救急外来、検査へのアクセスがこれから良くなるとは思えませんので、入手されると良いでしょう。
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今からでも遅すぎるということはありません。まだの方はぜひインフルエンザの予防接種を。
インフル流行 東北・関東で顕著 2023年1月4日 news.yahoo.co.jp/pickup/6449677
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これはマンパワーが比較的豊富なアメリカでも地域により真実だと思います。年末からNYの医療機関で入院診療を担当していますが、インフルエンザやコロナが重なり、現在制限を超えた数の患者対応をしています。それでも救急外来にはまだ入院ベッド待機が常に20-30名以上いる状態です。 twitter.com/mph_for_doctor…
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こちら米国では、XBB.1.5が猛威をふるい始めています。CDCの報告では、すでに全体の4割を超えました。免疫逃避能が高く、hACE2との親和性が高いことなども分かってきているようです。 twitter.com/yunlong_cao/st…
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Xmasの週末はインフルエンザやCOVID、その他の病気の患者さんで、私たちの医療機関の救急外来はパンクしており、我々入院チームも本来のキャパシティを超えて患者対応をしています。怪我や感染症に気をつけてお過ごしくださいね。インフルエンザ、COVIDの予防接種もお忘れなく。
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