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「休めてズルい」うつ病で引きこもっているとそういう目でみられがち。しかし、こっちから見れば普通に働けるのが羨ましい。でも、働いてる側には働いてる人なりの苦労があるし、休んでる側にも休んでる人なりの苦労がある。ただ戦う相手が違うだけ、みんな大変だし、みんな頑張ってる。それでいいよね
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うつ病は「心のカゼ」より「心のガン」のが近いと思う。早期に発見し治療すれば早く治るけど、遅れると寛解するのに時間がかかるし、放置すると最悪死んでしまう(自死)。少しでも心に異変を感じたら精神科へ。病院に行く権利は誰にでもある。何もなかったらそれでいい。健康診断の感覚で気軽に行こうね
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「思ったより元気そうだね 」うつ病で休職中に出社した際の人事からの一言。悪気はないと分かっていたけど「当たり前じゃん」と思った。心も体もボロボロの状態を人前に晒せるわけない。健康な人でも人前に出る時は多少なりとも取り繕う。鬱だから尚更、『元気に見せよう』としてることを知ってほしい
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精神科医曰く『うつ病初期は欲求に従うことが大切』らしい。「寝たい時にガッツリ寝る」「食べたい時に好きなだけ食べる」「やりたい事をやる」「やりたくない事はやらない」。自然な欲求に従うと、グッと生活の満足度が向上する。うつ病に限らず、メンタルが落ちてきたらこれを意識するだけで全然違う
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うつ病になると常に『疲労感』がある。1日中頑張って働いて帰ってきたあとヘトヘトみたいな感覚。それが何もしてなくても朝起きた瞬間からある。そのせいで3年引きこもってたけど、普通は1週間でも寝ていたら「甘えんな」「働けよ」って思うよな。この感覚の差が鬱が理解されにくい要因の1つなんだよね
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メンタルを病む人は『心が弱い』と思われがち。だけど実際は「優しい」「真面目な」「頑張り屋な」人が多いんだよね。そんな性格のせいで自分より他人のことを考えて、自分を消耗して、頑張りすぎた結果、メンタルを病んでしまう。どうかそんな『繊細な人』たちが報われる世の中になりますように。
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「1人になりたい」のは1人が好きだからではなく、誰かといるのが疲れるからなんです。本当は『心を許せる人』と過ごすのが一番だけど、なかなかそういう人は見つからない。相手選びをミスるとめちゃくちゃ消耗するし、関係を断つのもリスクがある。だからちょっと寂しいけど、「1人」を選んでるんです
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「鬱は甘え・怠け」と言われるがむしろ逆。他人に甘えることができずに、うまくサボって怠けられず、真面目に頑張りすぎた結果「うつ病」になるパターンが多い。それはもう立派な『一生懸命に生きてきた証』だと思う。でもそれが理解してもらえないのも鬱の辛いところ。この認識が一般に広まってほしい
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【結論】精神疾患になると「週5日」「1日8時間」の労働が厳しい
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うつ病で休んでる人が遊びに行くのを許せない人が意外といる。ただ怠けてると思って「仕事はできないのに遊びには行けるんだ〜」みたいに痛い所を突いたつもりで言う人もいる。うつ病の人は通院して治療して、メンタルにいい行動をして、体調が少しマシな時にだけ息抜きしてるってことが広まってほしい
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うつ病になってから『普通』は難しいと痛感してる。普通に学校に行き、普通に就職し、普通に働いて、普通に30前後で結婚して、普通に子供を作って、普通に幸せな家庭を築く。そんな普通の人がたくさんいることに驚きとともに尊敬を覚えている。ただ僕には世の中の『普通』の難易度があまりにも高すぎる
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『つらいのはみんな一緒だよ』実はメンタルが落ちてる時にこう言われてると結構しんどい。まるで自分を無下に扱われてるように感じてしまう。人によってつらさの「感じ方」「種類」「許容量」は違う。だから、つらさを同列に扱う言葉は余計に傷つくことがあるということが、多くの人に伝わってほしい。
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うつ病が「意外と元気そう」に見える理由。それは、『人と会える日』にだけ会うからです。人と会うために気力を出して準備して、いつもはボロボロの身なりを整えて、勇気を振り絞って外出してます。もしそういう人と会う機会があれば、「辛い中よく頑張って来てくれた」って思ってくれると嬉しいです。