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つい先日は、大阪府もレインポンチョを購入していた「府市合わせ」が、沙和さん@katakorinaoshi1 の開示請求をきっかけに報じられました。計57万着となった雨がっぱの行き先は…。速報を競うのもいいけど、事後の検証報道はもっと大事ですね。jprime.jp/articles/-/205…
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「ビジョンがなく場当たり的」「行動制限は極力緩くして感染リスクを高めながら、病床が溢れそうになると医療機関にだけ対応を求める」とは、『世界』の記事に書いた大阪の病院長の吉村知事評だが、共同通信のこのまとめ記事を読むと、とても的を得ていることがよくわかる。
this.kiji.is/75454442150474…
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〈夕方のテレビ番組で思い詰めた表情を浮かべ、突如(往来自粛を)呼び掛けた〉〈対策が軌道に乗ると、手を引くのも早い〉〈(飲食業PRイベントで)マスクを外して串カツをほおばり、松井一郎大阪市長との軽妙な掛け合いで笑いを誘った〉等の皮肉めいた表現に、記者の視点と吉村評がにじむのが面白い。
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このツイートとまったく同趣旨のコメント(住友さんとは別の方の)を『世界』記事に記した。「吉村氏の発言や行動は常に維新代表としてのもので、府民全体を代表する大阪府知事だったことはありません」 twitter.com/akisumitomo/st…
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センスを疑う扇子会食(大阪)vs 内輪受け狙いのうちわ会食(兵庫)は「そもそも会食するな」の両者失格で痛み(伊丹)分けってことでいいですか。
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過酷な状況に疲弊する病院。吉村知事は自分が「トップダウン」で病床の増減を支持すれば、すぐ対応できると言わんばかりだが、1床増やし、要員を確保するのも容易ではない。役所で数字だけ見ていても実態はわからない。現場を継続的に取材しているからこそのリポート。www3.nhk.or.jp/news/html/2021…
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維新の好きな「トップダウン」や「一元化」、それにマスメディアを利用したパフォーマンス政治が、いかに現場の実情を無視し、働く者を追い詰めるかということが、この一年で明らかになったと思う。医療現場に限らず、あちらこちらで。それこそ府庁内でも。
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維新の「ファクトチェッカー」と称する言い訳と批判封じのアカウント、今度は枚方の共産党女性市議に行ったか。批判者の中から女性、在日コリアン、共産党など、自分らが攻撃しやすい相手を選び、「敵」に仕立てる卑劣さが実に維新らしい。みんな言ってるが、愛知の不正署名や吉村発言を検証しろよ。
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もっとも、身内である維新議員が検証しても「ファクトチェック」とは呼ばない。せいぜい「自己検証」か。彼らがやるんじゃ到底信用できないけど。
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あれって投稿内容や拡散件数で選んでるわけじゃないですよね。投稿の事実は否定せず(できず)、そうなった理由を説明(言い訳)し、「解釈・評価が違う」「批判は当たらない」と責任逃れをしてるだけだから。とすれば、アカウントの「属性」で対象を選んでいるのでは?と疑いが濃厚になるわけです。
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当初はコロナ関連の投稿を取り上げるのかと思ったら、第二弾と今回の第五弾はコロナ一切関係なし。維新政治全般への批判封じが目的としても失敗してるし、いったい何がしたいのか。吉村知事からの「トップダウン」で始めたから、やめるにやめられず、迷走状態のまま続いていくのか…。
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政治家や政党や政策に対して、あるいは政治関係なく何かの作品やアーティストに対してでも、批判的なことを言うと、「それを支持する人もいるんだ。彼らのことも批判するのか」みたいな反応が返ってくることがあって、これ悪質なすり替えだと思うんですが、ナントカ論法とか、名前あるんでしょうか。
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五輪やめろと言うと、「それを目標に努力してきた選手の前で言えるのか」「開催を楽しみに待ってる人もいるんだ」という声が湧き起こるのにも似てるか。ちょっと違うか…。とにかく、「支持する人がいるのに批判や反対するのか!」みたいなやつ。どうにもモヤモヤして気持ち悪い。
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批判的論調の記者や論者を「冷静さを欠いている」「感情的に主張している」と冷笑するようになり、それがやがて「批判は生産的ではない」「対案もなしに批判してはいけない」と、批判そのものを避けることにつながっている気がする。「批判は冷静に」の自戒が、批判しない自分の言い訳になっている。
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吉村知事の「メッキが剝がれた」なら結構なことだが、記事中で「典型的なポピュリスト」と斬って捨てている舛添氏は、昨年夏の時点で〈吉村知事のコロナ対策を高評価していた〉と。自分もメッキを塗りたくった一人だという自省はないのかね。news.yahoo.co.jp/articles/dd32e…
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〈抽象的な「大阪」の利益を求めて「合理的」に維新を選択〉した結果、コロナ禍という具体的な危機にまるで対応できなかった、という話でよいのかな。抽象的な「大阪」の利益とは、「大阪の成長を止めるな」みたいなイメージやスローガンとどう違うのだろうか。
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雨合羽を押し付けては「何もないよりまし」と言い放ち、病床は増やせ減らせの朝令暮改。まだ小中学生に端末を配り終えてもいないのに「原則オンライン授業」。維新の首長は、指一本で指示すれば現場は即対応できる・するべきと思ってるんだな。大阪市廃止・特別区設置なんてやらなくて本当によかった。
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「都構想」可決してたら、庁内で囁かれていた比喩ではなく、本当に死人が出るところだった。
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下記記事を読んで「小中学生に端末を配り終えた」と書いたところ、「まだです。これからです」とご指摘があり、削除して再投稿しました。この記事はあくまで、市役所の認識で「配備を終えた」「各校に支給した」と書いてるだけなんですね。これも「現場がない」問題。news.yahoo.co.jp/articles/b2a4c…
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現場の状況を把握せず、想像や考慮もせず、「やれと言ったことをできないおまえが悪い。能力と意識が低いせい」みたいな態度は、最悪のパワハラ無責任上司だと思うのだが、行政の長や大企業の社長がやれば「トップダウン」「リーダーシップ」「スピード感」などと持て囃す権威主義的メディアと社会。
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しかも大阪の場合、無茶で適当で現場知らずな指示がメディアを通じて発信される。現場が一切聞いてない話をいきなりテレビや記者会見で「あれをやる、こんなことができる、ボクが指示した」とアピールばかりしている。それが実際に可能か、妥当なのかという検証や批判はなされない。常に言いっ放し。
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滋賀県に看護師派遣と重症者受け入れを要請した吉村知事。他県に協力してもらう時でさえ、メディア向けのパフォーマンスを優先。〈三日月知事は「願わくば、発言の前に(県と)調整をいただけるとありがたかった」と述べ…〉news.yahoo.co.jp/articles/8743c…
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行政の迷走により「医療崩壊というより社会崩壊」とも言われる大阪の状況を、医療現場や市民の実感から伝える毎日新聞の記事。末尾にある、関連記事を「時系列で見る」仕組みもよいですね。
mainichi.jp/articles/20210…
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週刊文春「吉村知事〝ヤルヤル詐欺〟」を読む。大阪ワクチンとイソジンのその後、住民投票、十三市民病院の混乱、協力金支給遅れと、この1年を振り返る短い記事だが、現場の当事者の声をきちんと聞くことで、リアルに伝わる検証になっている。記者の数で圧倒的に勝る在阪メディアもできるはずだが…。
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大阪のテレビは「吉村さんの好きなところ」みたいな、くだらない街頭インタビューをしてるヒマがあったら、これぐらいのことやればいいのに。全部報じられている既知の事実ばかりですよ。吉村氏は「言いっ放し」だが、テレビは「流しっ放し」。ほとんど検証しない。そういう発想がない。