松本創(@MatsumotohaJimu)さんの人気ツイート(新しい順)

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石川テレビに対する馳知事の理不尽な主張・攻撃を他メディアが報じることで同局の映画が注目を集めている、という話。首長という権力者の横暴に地元記者たちが連帯し、「おかしい」と指摘や批判できる石川に比べると、大阪のメディア状況はやはり異様。ずっと前からだけど。 digital.asahi.com/articles/ASR75…
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前市長が「君のところは何でも疑惑疑惑や」とMBS報道を頑として認めず、社長に面会要求、取材拒否、抗議書面で謝罪要求、議会で「誤報」呼ばわり…と、めちゃくちゃ攻撃したことは、どう釈明するんだろう。疑惑=不正が疑われる状況はありまくりで、報道も正確だったのに。gendai.media/articles/-/108…
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「意識が足りませんでした。以後気をつけます」で終わらせず、メールを公開したうえで会見を開き、なんで報告が遅れたのか、隠蔽の意図がなかったとなぜ言えるのか、鑑定業者名を漏らしたことはないという説明も虚偽だったが?…など、数々の「疑惑」に対し、説明責任をきちんと果たすべき問題。
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IR不動産鑑定問題を追及しているMBSの詳報。議会で課長が虚偽答弁しても、3月に見つけたメールの報告がなぜか(統一選後の)4月中旬になっても、情報公開請求後にメール削除しても、公文書管理の一般論で「不適切だが影響はなかった」と済ませるのが維新一党支配の市と議会。mbs.jp/news/feature/k…
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大阪もそうやけど、兵庫の維新も昨年来政活費不正でゴタゴタした尼崎市議といい、不祥事議員・トラブルメーカーが「粒ぞろい」やなあ。維新の組織風土やガバナンスについては来週出る中央公論にルポを書いています。bunshun.jp/articles/-/641…
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IR用地の不動産鑑定をめぐって大阪市が「不存在」としていたメールが、実は198通もあったと。うち鑑定業者4社とのやりとりが129通。〈大阪市はメールを確認したうえで、「これまでの説明と齟齬はない」としています〉というんだけど、これまでの経緯からして信用できんわな。mbs.jp/news/kansainew…
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不透明すぎるIR賃料の件とか、万博の海外パビリオン建設が全然進んでないとか、彼らが旗を振った「行政ビジネス」でいろいろ問題も起きてるけど、それは別にいいのか、「透明かつ適正な手続き」だったということで?
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「行政に民間の感覚を」と盛んに言ってたコンビが、今度は「民間に行政の攻略法教えます」とビジネス始めるみたい。〈ともに大阪府知事・大阪市長・国政政党代表を歴任してきた松井一郎・橋下徹…貴社の事業を円滑に進めるサポートをいたします〉
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異様すぎる事件の背景と見られる一家の過去についての生々しく凄惨な証言の数々。6歳児の死体遺棄が免罪されるはずもないが、事件の見方が変わる。県警の捜査情報や児相会見のような「公式発表」ベースの新聞報道と比べ、文春の取材力・報道力が際立っている。bunshun.jp/articles/-/638…
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最高裁から説明と謝罪を受けた土師守さんの言葉→「裁判所にとって記録は、裁判を遂行するための資料でしかなかった。再発防止や被害者支援にも必要な歴史的資料という考え方が完全に欠けていた。私にすれば子どもの事件記録というだけでなく、この事件は歴史だと思っている」kobe-np.co.jp/news/sougou/20…
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これらは議員個々の問題じゃない、維新という党の組織風土やガバナンス不全の問題なんだということを、MBSは指摘したんだね。 mbs.jp/news/kansainew…
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で、維新の議員の人権感覚の低さや不祥事の多さや暴言癖は、だいたい「個人の資質」の問題と支持者には見られていて、党の思想や体質とはあまり結び付いてイメージされていない(そのへん巧妙にかわしている)ので、「府市一体」とか「身を切る改革」を通じた支持は揺るがない、という構図。
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組織が世間の風向きを見るために「鉄砲玉」に仕立て、鉄砲玉も鉄砲玉でそれなりに意気に感じ、功名心もあって跳ね上がり、しかしそれが世間に受け入れられないと見るや、「末端の暴走」と切り捨てられる。まあ、よくある話といえばそうだけども哀れだし、同情の余地もない。47news.jp/9338951.html
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なんかもう怖いねんけど、報告書に記載のないことを主張する根拠として「有権者や国民のさまざまな声」「報道資料」はともかくとしても、「自分でも想像をし」って言うてもうてるやん。こういう重大なことを想像?創造?で、国会で言うたらあかんて。 twitter.com/koheikana/stat…
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「梅村議員の国会での不気味さすら感じる発言に、選出した大阪の局がどこも無反応な現状が恥ずかしい」と良心的なテレビマンからメッセージがあった。きっちり反応し、ウィシュマさんをめぐる問題と発言の背景にある維新の体質について特集なりドキュメンタリーなり作る人が現れるのか、見ときますよ。
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維新の特に国会議員って、この手の発言多い印象。人権とか、それを訴える市民運動・団体のようなものが嫌いなんだろうな。社会の中にあるそういう気分や層を代表している感じもする。digital.asahi.com/articles/ASR5D…
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本業で稼げなくなると、人員を減らしつつ、関連の別事業で収入を維持せざるを得なくなる。すると、本来の社会的使命が見失われていく。鉄道なら「安全・安定輸送」、新聞などの報道機関なら「権力監視」や「自由な言論」でしょう。そういう経営状況が今の問題の背景にあることは指摘しておきたく。
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先日この記事で、JR西日本の離職者の多さに触れましたが、鉄道も新聞も人口減少の影響をもろに受け、将来性が見出せなくなっているのだと思います。大規模な施設やシステム維持が必要なインフラ産業が成り立たなくなっている。これは精神論で乗り切れる話ではありません。 gendai.media/articles/-/109…
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新聞で言えば、全国紙も県紙も地域紙も今最も深刻なのは若手の離職の多さです。読者が減り、給料も減り、業務は増え…。よかった時代の感覚が抜けない経営層は問題を根本的に理解せずコストカットに邁進。挙句に「君らは金が欲しくて記者になったのか」と精神論をぶつ者もいると聞き、絶句しました。 twitter.com/MatsumotohaJim…
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どうすればこの状況が変わるのか正直わかりませんが、少なくとも自分は現場の記者たちを応援したいと思っています。批判や𠮟咤の声を上げることはもちろんありますが、その場合も「しっかりしてくれ」と思っています。間違っても「マスゴミもう潰れろ」「SNSで十分」とかは思いません。
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物怖じせず空気に流されず、果敢に「闘う」記者も少数ながらおり、彼らは確かに尊敬するべき存在です。しかし、彼らだけを英雄視していても、普通の記者が「権力の監視役」として普通に職責を果たせるような状況にはならないと思います。蛮勇を持ったスター記者が一人生まれ、消費されていくだけで。
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そのことをもって「最近の記者は腰抜けだ」「職責を果たしていない」と非難するのは簡単です。そういう声もSNSにあふれています。けれども読者・視聴者がどんどん減り、経営が厳しくなる中で、世論の反発を恐れざるを得ない状況もあるのです。精神論や根性論だけでジャーナリズムは保てません。
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「政府や自民党の圧力もあるし、ネットをはじめ市民からの反発もある。テレビは今、双方から挟み撃ちに合っている」 先の記事で言ったように、この「反マスコミ」的世論を首長が利用している。意図的かどうかは別として、結果的にそうなっている。そしてメディアや現場の記者はどんどん委縮していく。
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拙著『地方メディアの逆襲』で在阪局MBSの報道主幹(当時)が現在のメディア状況を指摘し、憂いています。政治によって民主主義や言論状況が歪められようとしているのに、そういうテーマに取り組む人間が今のテレビには少ない。なぜか。関わると面倒くさいからだ、と。そしてこう続けます。
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大阪の維新体制では、記者クラブは「連帯して権力を監視する」のではなく、「事実に基づき権力を追及・検証する記者を孤立させる場」になっているように見えます。有権者の圧倒的支持を受ける維新首長の「強さ」と、報道機関を過剰に敵視・非難する「反マスコミ」のネット世論、その両方に負けている。