増田聡(@smasuda)さんの人気ツイート(いいね順)

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とってつけたようにアイヌや沖縄含む日本の民俗舞踊を出すのも同じで、「目配りはしています」というアリバイ以上の「なぜそれがそこにあるか」の構成原理がないのが日本文化の本質的特性の一つです。で最後に東京音頭(まあポップスです)で〆るのが象徴的。東京音頭がどういう曲か調べたらわかるよ
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その場で周りを見渡して(正確には自分にとって重要な人だけ。どうでもいい人は無視)、周りの人らから「正解」と承認される応答をすること、もっといえば「周りの人が自分を承認してくれる答え」を探す能力を競っているのだろう
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たぶんもっとも足りてないのは「勇気」で、大学とかに入った若い人はあとは勇気養うだけでいいとおもう。恥をかく勇気や教員に逆らう勇気やルールを破る勇気や倫理に従う勇気とか諸々。端的にその場の空気に抗う勇気。ほんまに感動したり絶望したり未知に出会ったり何かを愛したり、が勇気を育む
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「チート」「ライフハック」みたいなの見てて思うのは、短期的な合理性は長期的にしばしば不合理になることまで頭が及ばない人が増えたなーということです。人間は皆瞬間ではなくそこそこ長い時間を生きていることを忘れていいる。世の中だいたい普通のやり方で地道にやるのが一番近道やと思うけどねえ
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「安全地帯からものを言うな」という発言の封殺の仕方がある。安全地帯でゆうたらあかんのは当事者を都合良く勝手に代弁することで、安全地帯におる人の立場が言うべきこと(安全地帯におる人しか言えないこと)ということは確実にある
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なんかさいきんツイッター眺めてるとあちこちで論争とか訴訟とかいろいろドンパチやってるのばかりなんですが、ハイコンテクストすぎて何をめぐって争いになってるかすらよくわからない。全共闘末期の内ゲバってこんな感じで「闘争する人」は一般の関心を失っていったのかなと想像する
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高知大、高知県立大に爆破予告があったとのこと。大阪公立大学の英称問題以降、"Univ. of〜"式の英称名を持つ公立大と同県の類似英称の国立大になぜか爆破予告が相次いでいる。ええと静岡大と静岡県立大、島根大と島根県立大もそうだっけ。関係者はお気をつけください。u-kochi.ac.jp/soshiki/1/2020…
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「稼げる大学」へ外部の知恵導入 意思決定機関設置、来年法改正:時事ドットコム jiji.com/jc/article?k=2… また国賊が国力衰退政策を勝手に決めている。こういうの20年やって明らかにダメだったことが判明してるのに無視してまたやっている。大学にではなく政府にこそPDCAが今すぐ必要だと思う
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研究科ウェブサイトが全学強制導入のダメダメシステムに代わり苦闘している。新規情報がトップページのお知らせ欄に表示されない問題と格闘していたら、なんと「この情報はSDGsの何番に該当するか」を逐一回答しないと掲載されない噴飯物だったことが判明した。脱力…この脱力感を何に喩えよう
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近年の紅白は特別企画とかスペシャルメドレーとかそういうのばかりで、かつての「その年にヒットした一曲をそれぞれの歌手が歌う」番組ではなくなってしまった。それは番組制作者の側が、歌番組というものを「歌を聞かせるだけでは成り立たない」と信じ込むようになったことの帰結なのだろうと思う
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バイト先での動画が大炎上した22歳「僕の人生は終了した」300万円の賠償金、実家にまで誹謗中傷…炎上は本当に正義か news.yahoo.co.jp/articles/2c56e… 処罰の「程度」のコントロールに誰も責任を持たなくなっている(そしてそのことに誰も気づかず、あるいは罪悪感を持たなくなっている)ようにおもえる
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まあオレは先人が死に物狂いで「母語による高等教育が可能な社会」を作って維持してきたのをコンパクトな能力なりに継承して次世代に受けわたすのがお仕事やとおもてます
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例えばさっき「AirPods見つからん」と書いたら親切な方が探し方教えてくれた。でもそこで仮に相手が「金払え」とか言い出したら(まあそんなん言わない方だから親切に教えてくれたわけですが)それはないやろ、となる。「知の享受には必ず金銭の対価が伴うべき」と制度化するのは違うやろ、ということ
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さらにいえばそのような思考は「番付に相応しい振る舞い」をわれわれに(知らぬうちに)強いることになり、さらにわれわれの行いは硬直する。「場違い」「身の程知らず」をオレたちは無意識裡に忌避する。「格下」に対しては横綱相撲しか許されない。かくしてオレたちの行いは無意識裡に制限されてゆく
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いま菅さんがテレビに出てたけど憑き物が落ちたような穏やかな顔になっていた。最近のトランプもすっかり別人になっている。逆に普通の人が政治家になって一気に悪人顔に変化するケースもわれわれは多々見慣れている。政治家ってほんまに細胞レベルで独特のストレスがのしかかる職業やなあと思います twitter.com/Austen/status/…
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「自分(たち)はこれだけ損しているから得する権利がある」という形式で考える思想がルサンチマンに基づく思想です。まあ人の情としてそういうのに引き寄せられるのは仕方ないけどさ(笑)それどれだけ自省し自制できるか、ってのが「思想の普遍的な強さ」ですよ、という常識を皆忘れてしまった21世紀
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gendai.ismedia.jp/articles/-/843… 学科の一回生向け授業のレポートでこれを読ませ「自由に論じよ」という課題を課した。皆とても面白いレポートを出してきた。この記事に批判的な主張が多数だったのはまあ目論見通り(若い学生さんには140字でなく長い文章で他人の主張を批判する訓練してほしかったのです)
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最高裁判所 裁判官の国民審査 特集サイト2021|経歴や注目裁判での判断は|NHK 「夫婦別姓」や「一票の格差」など重要な問題にどんな判断を下してきたのか? www3.nhk.or.jp/news/special/k… これはいいね。裁判官ごとの意見が一覧できる。実際には罷免には至らんにしろ有意に票数が異なれば裁判官も考えます
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「女性は“誰かに属している”ことを求められる」 地方女子が感じる「生きづらさ」の正体〈dot.〉(AERA dot.) news.yahoo.co.jp/articles/08695… たぶんここ読んでる君らの9割くらいにはさっぱり理解も共感もできない話。で1割くらいにはむちゃくちゃ切実で「当たり前の現実のそこから抜け出したい」話
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ここからのスレッド楽しい twitter.com/passionTJ/stat…
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たぶんp.とか引用の作法とかに意識的で、表記が行き届いている学生の論文の方が中身も面白いのは「学術研究という営み」を、ぼんやりと「何かについて語ること」ではなく、思考に基づいた具体的な技法の集積として捉えて実践しているからだと思う。教員が見て評価しているのもその意識の濃淡なのです
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山上徹也容疑者の全ツイートを計量分析して見えた、その孤独な政治的世界 gendai.media/articles/-/985… 伊藤昌亮さんの精緻な分析。「彼が生きていた政治的世界は、もちろん統一教会という存在を軸に作り出されたものであり、特殊なものではある」
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「やたらと“エビデンス”を求める人」と「陰謀論にハマる人」、その意外な共通点 gendai.ismedia.jp/articles/-/912…「浸透している「エビデンス」は、いま見てきた「エビデンス・ベースト・メディシン」の考え方とは大きく異なっている。最大の違いは「エビデンスがある/ない」という二択で語られることだ」
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最新「国公立大志願者数」状況 新設の大阪公立大が人気 北大、横国大も堅調 news.yahoo.co.jp/articles/54668…「大阪府立大と大阪市立大の統合で新設される大阪公立大は初の入試になった。母体の2校を合わせた昨年の志願者数よりは数を減らした」のになんで「新設の大阪公立大が人気」という見出しになるのか
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「賢くなる」ってのは「他人がバカに見える」のと全然違うからね。賢くなるというのは今まで理解できなかったわけわからん他人の合理性を理解できるようになるということです。例えば自分の投票先と違うところに入れる他人の行為を理解する、といったこと。その上で理解と同意を区別して振る舞えること