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藤澤令夫と梅原猛は,学問上の議論から殴り合いに発展したことがあるということを知りました.最終的に加来彰俊が梅原に馬乗りになって静止し,梅原は泣きながらその場を後にしたそうです.もしも当時witterがあったら相当な人格攻撃の応酬に発展していたことでしょう😂
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黙読という習慣についての歴史が分りやすくまとめられています.ソクラテスの「ダイモーンの声」を「近代的な内面の良心の声」とする解釈があるのは知りませんでした.読書好きの方はきっと[参考文献]を手元に置いておきたくなるはずです.
jstage.jst.go.jp/article/johoka…
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プラトンの学園アカデメイアの入門に幾何学は必須ではなかったということについてはコチラ⬇を参考にしてください☺️
哲学が万学の祖と思うのは自由ですが,歴史的には論証数学の発明はソフィストであり,哲学者と数理科学の縁は薄いのです.
twitter.com/kodaigirisyano…
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古代中国の幾何学的地球平面説は⬇
twitter.com/kodaigirisyano…
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ユークリッド『原論』にある初歩的な定理をみれば分かるように中学生でも理解できるような命題ですら当時の「哲学者」らは何ら貢献をしていないのです.ですから現代の「哲学者」ら(と一括りにするのは誤解を招きますが)が数理科学の勉強を怠っているとすれば「愛知」の精神に忠実であるといえます😂
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厳しいことをいいますが,「学校では習わない〇〇」や「学校では教えない〇〇」といったタイトルの本に警戒心を持つようになると一人前です☺️
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なお,この表は火山の噴火が盛んなときは,ナイル川が増水せず,結果として飢饉が起こるという論文からの引用.プトレマイオス朝の滅亡時やネロ帝の最期に単発的に巨大な噴火が起こっているのが確認できますね.
気象現象と王朝の盛衰を議論した魅力的な論文です.
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なお「研究はしなくても勉強はしたのでは?」と思われる人もいるでしょうが,これも相当に怪しい.前4世紀に既に高度な数理科学が展開されていましたが,「哲学者」はその定理になんら言及しません.言及するのは決まって初歩的な定理です.また紀元後の「哲学者」も当時の先端科学へは沈黙を守ります.
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歴史って基本「既存の知識を疑い検証すること」の積み重ねで出来てるんだけど,子どもにそのプロセス教えようとするとすごい手間なので高校までは「既存の知識を正しいと受け入れて覚える」形式で教えられており,故に歴史を「信じるか信じないか」ってものとして捉えてる大人が少なからずいそう.
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最終的に「現状では分からない」ということを調査した論文をご提示していただき大変に勉強になったのですが皆さんも教科書で習ったことをうろ覚えでツイートするときは気を付けましょうね.SNSは日常会話のようにはいきません.確実な史料と最新の解釈にもとづかないと大恥を晒すことになりますよ😂
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タイムマシンという突飛な(そして矛盾をはらむ)思考実験は「歴史」=「史料編纂」ではなく,「史料」=「過去の(常に不足気味の)近似」ではないよ,ということをいいたいわけですが,この突飛な思考実験によりあまりにも自明である「歴史」を再考するヒントになれば嬉しいです.
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「絶対にバレない状況でも悪事を犯さないか?」というプラトン『国家』での「ギュゲスの指輪」という思考実験.「罰への恐怖」よりも「良心の疚しさ」を感じることで悪事を犯さないと考える人は,この思考実験がピンとこないかもしれませんが,ではこの「良心」というのは誰の発明か?
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繰り返しになりますが,プラトンと名乗る人物をタイムマシンで尾行し,彼がエジプトへ行かなかったことを「観察」したとします.この「観察」をもとに「プラトンはエジプトへ行った」という史料を否定できたといってよいのか?そのためには「観察」を裏付ける別の史料と解釈が必要ではないのか?
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ここはかなり際どい部分で,そもそも「過去とはなにか?」ということに関係するのですが,タイムマシンによる「観察」を史料として扱うとしても,最初に提起した,それは史料にある人物や事件と同一であると誰が担保するのか?という難題があるため,結局は史料を読む者の解釈の問題になります.
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