米国アリゾナ州のパウエル湖の岸にあるリフレクション・キャニオンは、砂漠の蛇行した谷の下部に人造湖の水面が入った芸術的な風景で知られる。地上から撮られた優れた写真が多数公開されているが、Jay Huang 氏が最近上空から撮影した写真も印象的。 flic.kr/p/2mbq7Zr flic.kr/p/2mbL6Qa
ペルシア湾に浮かぶイラン領のホルムズ島には、強い化学風化のために酸化鉄に富む堆積岩や火山岩が分布し、そこから供給された赤い砂や粘土が海岸などでみられる。砂浜を人が歩くとどうなるかを示した動画。雰囲気が宇宙的として「銀河の砂」と呼ぶ人もいる。 via @TheSun
タイに台風15号から熱帯低気圧に変わった「ディアンムー」が襲来し、各地で洪水が発生。バンコクの北東約200kmで空撮された貯水池の決壊の動画。水門の横の堤防が切れ多量の水が流出。貯水池の中の馬蹄形は、水門に水を集めるための人工掘削のようにみえる。 via @ThaiPressCo
米国海洋大気庁(NOAA)はハリケーンの目に飛行機を投入して観測を行うことがある。本年8月に米国に上陸したハリケーン・アイダの目の中を飛ぶ航空機から撮影された動画。周囲を怪しげな雲が取り巻いているが、上には青空や明るい雲も見える興味深い映像。 via @NHC_Atlantic
米国の Casey Horner 氏が商用も含めて自由に利用できる写真を公開しているページ。 bit.ly/3kRycP1 800枚を超える多様な作品があるが、夜景の写真が特に秀逸。下の写真はカリフォルニア州の海岸と山中で天の川を撮影したもので、夜光虫で青く光る海水や木の黒い影との組み合わせが印象的。
スペイン領カナリア諸島のラ・パルマ島では9月19日から火山が噴火し、多量の溶岩が流出している。数百軒の家屋が溶岩に飲み込まれたが、一軒だけ周囲が溶岩に覆われたにもかかわらず残っているものがあり、「奇跡の家」と呼ばれている。その家の空撮を含む動画。 via @dwnews
スペインのマドリードにある「垂直な庭」の写真2枚 bit.ly/3iosfri flic.kr/p/64owUK 2002年に開設されたアートギャラリーが隣接する建物の壁を借り、高度な技術を用いて造園。約300種類の植物で構成され、季節により花の有無や紅葉で色が変化。撮影者は Zarateman 氏と Patrick 氏。
台湾南部の高雄市の近郊には、泥火山がみられる場所が複数ある。そこで泥や泡とともに吹き出すメタンガスに火をつけた場面の動画。撮影者はカナダの地球科学者の Shahin Dashtgard 氏で、訪問時に地元の人が氏のために火をつけ、5分間燃えて消えたとのこと。 via @sdashtgard
ウクライナ本土とクリミア半島の間には、浅いが広大な塩湖がある。その岸の空撮写真2枚 bit.ly/39XsYek bit.ly/3otlTe4 日本語で「腐海」と呼ばれる地域だが、析出した塩や耐塩性の藻類で赤くなった水を含む美しい風景も見られる。撮影者は EnergyButterfly 氏と Larisa Uhryn 氏。
空を飛ぶ雁が、羽を含む体を上下に反転させ、頭は反転させていない場面の写真を紹介した記事。 bit.ly/3iqM8ha オランダの Vincent Cornelissen 氏が、強風の中で飛ぶ雁を撮った際に得た1枚。編集した画像と誤解されそうだが、強風時に揚力を下げるために実際に一部の鳥がとる行動とのこと。
オランダ北東部のドイツとの国境付近にあるバウルタンゲ要塞の空撮写真2枚。 bit.ly/2WCzRyB bit.ly/2YgNTHc 16世紀の建造で、複数の星形の堀が重なった幾何学的な構造を持つ。争いの多かった地域で守りを強固にするための設計。写真の提供者は Dack9 氏と Gebruiker:Bourtange 氏。
イタリアの宇宙飛行士の Paolo Nespoli 氏が国際宇宙ステーションから撮影した夜の北米の動画。カナダの西部からニューヨークの南方へと飛んだ際の映像で、高緯度のオーロラを背景に都市や集落の灯りを俯瞰できる。0:29ではシカゴとミシガン湖が見える。 via @astro_paolo
英国のノーフォーク州にあるグリムズ・グレイヴスと呼ばれる場所の空撮写真。 flic.kr/p/Vt3ham 多数の窪みがカルスト地形か空爆の跡のような雰囲気。実際は約5~4千年前に古代人が石器に使うフリント(火打石)を地下で採掘し、その後に天井が規則的に陥没したもの。撮影者は Alan Denney 氏。
メキシコ中部のプリスマス・バサルティコス(玄武岩の角柱)と呼ばれる場所の写真集。 bit.ly/3BrrswY 撮影者はスペインの Diego Delso 氏。柱状節理が見事な岩がV字形に侵食され、そこを流れる水が滝を伴っている様子が興味深い。18~19世紀の著名な地理学者のフンボルトも賞賛した場所。
国際宇宙ステーションからフランスの宇宙飛行士の Thomas Pesquet 氏が撮影した夜から朝に至る地球の魅惑的なタイムラプス動画。最初にオーロラが見える状況で月が昇り、次にオーロラが消えて金星が昇り、最後に地平線が青色~白色になって日の出を迎える。 via @Thom_astro
#音楽 アイルランドのチェロ奏者の Patrick Dexter 氏が、同国西部の屋外でゴスペルの名曲「アメイジング・グレイス」を演じている場面の動画。美しい景観を背景に、感情のこもった演奏を行っている様子が素晴らしい。空には淡い虹も出ている。 via @patrickdextervc
冥王星の地表から見た景色を、科学の知見に基づいて示したアニメーション。遠くで明るく輝く星が太陽。手前の細い三日月のような星は冥王星の衛星のカロン。作成者は英国の Mark A. Garlick 氏で、天体物理学の博士号を取得した後に絵と映像を本業にした人。 via @SpaceBoffin
コスタリカ原産の銀色のトカゲが、水中で頭の上に気泡を載せ、それを膨らませたり縮めたりしている場面の動画。トカゲの学名は Anolis aquaticus(水のアノールトカゲ) で、吐いた息を気泡を用いて再活用することで、水中に15分以上滞在できるとのこと。 via @LindseySwierk
パキスタン南東部のシャー・ジャハーン・モスクは、17世紀中期にムガール帝国のシャー・ジャハーン皇帝が建造。彼の建造物ではタージ・マハールが有名だが、このモスクも赤レンガによる繊細な構造などが秀逸。写真集 bit.ly/3Bxb0LI 下の写真は Aqeel nizamani 氏と Naveidniceman 氏が撮影。
チリ南部のオソルノ火山(2652m)の写真2枚 bit.ly/3BCAR5i bit.ly/3AvGGA7 山頂の火口を小さくした富士山のような形で、左の写真では冠雪の様子も例年の富士山と似ている。右の写真のように、全山がきれいに冠雪することもある。撮影者は Eduardo Schmeda 氏と Andy Heidinger 氏。
米国フロリダ州の北西部を走る車から日没の直後に撮影された雷の動画。わずか4秒間の映像だが、入道雲の中で雷が振動をともなって発生し、そこから派生した雷が雲を出て横方向に進み、それが弧を描いて少し先の地面に落ちる様子がとらえられている。 via @ThomasGeboyWX
岩石だが簡単に曲げることができるイタコルマイトの動画。名前はブラジル・ミナスジェライス州のイタコルミ山で発見されたことによる。日本では「こんにゃく石」とも呼ばれる。石を構成する石英が、多数の空隙を伴ってかみ合っているために変形しやすい。 via @LeedsMuseums
国際宇宙ステーションから撮影された芸術的な夜の地球の写真4枚。カナダの上空を飛行した際の雪氷に覆われた大地とオーロラの組み合わせや、ナイル川の三角州と河谷を含む。NASAがパブリック・ドメインとして公開した写真を、 rawpixel.com が画像処理により鮮明化してから提供したもの。
米国北東部のアパラチア山脈は、長期の侵食によりいくつかの山塊に分かれており、ニューハンプシャー州に広がる山塊はホワイト山地と呼ばれる。名称はホワイトだが、冠雪した時期を除くと白く見える場所は少なく、むしろカラフルな紅葉で知られている。その空撮映像。via @ABC
米国アラスカ州南東部にあるグレイシャーベイ国立公園の海岸部で、今年の3月に撮影された印象的な夜景のタイムラプス動画。オーロラが空で活発に動き、その様子が強い風で吹き流されつつある海水に反射している。さらに木のシルエットも風で揺れている。 via @GlacierBayNPS