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世界の30平方キロごとの人口密度の分布を回転する地球儀で示した動画。暖色ほど高密度で、陸地であっても人がいない砂漠、寒冷地、熱帯雨林などは海と同様に灰色。逆にカリブの島々などは普通の地図よりも連続的。米国の Tyler Morgan-Wall 氏が作成。 via @tylermorganwall
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アイスランド北西部のディンヤンディ滝の動画。地形が険しい西部フィヨルド地方に位置するため、同国の他の著名な滝よりも訪問者が少ないが、段々になった溶岩の崖を末広がりで落ちる水の様子が圧巻。同国の Alex Green 氏が Bored Panda に提供した映像。 via @boredpanda
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今年の2月から活動しているNASAの火星探査車のパーサヴィアランスが、道なき土地の「道路地図」を作る様子を示したアニメーション。移動した経路の表示とともに、カメラなどの機器で確認できた範囲の風景を貼り付け、面的な地図を少しずつ整備している。 via @NASAPersevere
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近代医学の重要な成果である乳幼児死亡率の低下の歴史を世界地図で示したアニメーション。最初の1800年には、ほぼ全ての国で3割以上の乳幼児が5歳までに死亡。それが各時代の先進国で先行して低下し、今は途上国でも大半が1割未満。英国の Max Roser 氏が作成。via @MaxCRoser
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スペインの Emilio Garcia 氏が商用も含めて自由に利用できる写真を公開しているページ。 bit.ly/3D4qYhM 様々な作品を含むが、砂浜海岸をドローンで撮影した数枚が特に印象的。多重になって砕けている波や、高度が低い太陽によって生じた人や植生の長い影がつくるパターンが興味深い。
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昨晩のブラタモリは僕の故郷の諏訪が舞台。縄文人が諏訪盆地に集まった理由を現地の地学的特徴や関東での海進から説明。下のDAN杉本氏の鳥瞰図と文章が要点を簡潔にまとめている。番組では並走する多数の断層や横ずれによる盆地の形成も紹介。それらに関する地理学評論の論文 bit.ly/2XNyXQ7 twitter.com/DANkashmir3d/s…
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ハワイのキラウエア火山はしばしば溶岩を噴出。とくに1983年以降は噴出が継続的に発生。様々な場所で流出している溶岩の様子をまとめた動画。冒頭では海食崖から落ちる溶岩と、逆方向に上昇する水蒸気の組み合わせがみられる。1:04からの虹との組み合わせも印象的。 via @ABC
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トルマリンは様々な色と透明感を持つケイ酸塩鉱物。熱すると帯電するため、電気石とも呼ばれる。米国の鉱物収集家の Robert M. Lavinsky 氏が提供した多数のトルマリンの写真。 bit.ly/3gsWsUV 色彩とその変化のパターンが多様で、かつ美しく、宝石にしばしば加工されることが理解できる。
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ノルウェー北部のセンジャ島には、Aurora Borealis Observatory(オーロラ天文台)という名前の場所がある。科学施設のような響きだが、実際は観光客が宿泊できるリゾート。もちろん見られるオーロラの質は高く、名前負けしていない。 @thisisinsider による紹介の動画。
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米国の Ryan Geller 氏が商用も含めて自由に利用できる写真を公開しているページ。 bit.ly/2WfG17j バハマ諸島のピンク色を帯びた砂浜を、青い海水とともにドローンで撮影した写真が秀逸。通常の珊瑚礁に由来する白い砂粒に、コンク貝や赤珊瑚に由来する赤い砂粒が混ざったために生じた色彩。
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最近米国の川で行われた水切り大会で、同国の水切りの名手である Kurt Steiner 氏が石を42回跳ねさせた場面の映像を紹介したツイート。実に見事だが、彼は2013年に88回という驚異的な世界記録を出している。その際の動画も、本人の YouTube チャンネルで見ることができる。 youtu.be/S1KfuErAcj0 twitter.com/SportsCenter/s…
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汚れた墓石をきれいにするプロの仕事を紹介したビデオ。作業者は米国オハイオ州の Tony 氏で、様々な道具や洗浄液を使い、文字が読めなくなった石も復活させている。仕事の依頼は遺族や墓地の管理者から届き、個々の家族史に敬意を持って作業をするとのこと。 via @ladbible
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流星の写真の中で最も印象的なものの一つを公開しているページ。 bit.ly/3DnLwlg 2009年11月に米国カリフォルニア州で Navicore 氏が撮影したもので、しし座流星群の星が通過した背後の光の筋(流星痕)が赤や緑を含む多色になっている。発光した分子や原子の種類が変化したためと思われる。
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オーストラリア南東部の牧場で、多数の羊がハートの形に並べた餌に集まる場面の動画。羊の飼い主のベン・ジャクソン氏が、コロナ禍での移動制限のために叔母の葬儀に参列できず、気持ちを表現したいと企画。同氏の家族か親族と思われる @guyrajack 氏がツイッターに投稿。
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フランス中部のクレルモン=フェラン市には13~14世紀に建造された大聖堂がある。日本の松本城と同様に、日射等の条件によっては非常に黒く見える。石材として近郊のシェヌ・デ・ピュイ火山群で数万年前に噴出した黒い粗面安山岩を用いたことが理由。Fabien1309 氏による写真 bit.ly/3mIJgzg
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パキスタンの山間部に棲むシンドパサンと呼ばれる野生のヤギを撮影した動画。最初はドローンを岩壁に近づけ、窪みにいる二匹の個体をとらえ、次にドローンを岩から離して周囲の険しい地形を紹介。断崖を好む種とはいえ、想像を超えたような場所で生活している。 via @PadhriR
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昨日紹介した、パキスタンの断崖の窪みにいる野生のヤギの動画について、どうやってそこに到達し、どうやって帰るのかといった内容のリプをいただいた。この種のヤギが険しい岩場でも高速で移動できることを示した同国の Araib Ali Baig 氏による映像。 via @The_North_Blood https://t.co/y4KyN2gduo
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米国等で人気のコンピュータゲーム「グランド・セフト・オート」の舞台である架空の都市(サンアンドレアス)の精緻な地形模型を紹介した動画。地形データは非公開だが、米国の Dom Riccobene 氏がゲームの映像を分析して再現し、高度な技術で3Dプリント。via @DomRiccobene
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ハッブル宇宙望遠鏡で撮影され、NASAが公開している星団の画像集。 flic.kr/s/aHsmnPwckk 数百個ほどの星が散らばっている散開星団と、より多くの星が丸く集まっている球状星団を共に含み、一部は星雲をともなう。星団はしばしば宝石箱にたとえられるが、それを実感できる画像が収録されている。
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過去80万年間における大気中の二酸化炭素濃度の変化をグラフで示したアニメーション。冒頭では時間が早く進み、1710年と1958年を境に表示の速度が変化。終盤では過去に戻りながら全期間のグラフを示すが、最近の増加が唐突なことに改めて驚かされる。 via @OceansClimateCU
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今日は98年前に関東大震災が発生した日。震災の直後や復興期に作成された多数の地図の画像を含むページ。 bit.ly/3gLRy5N 米国人で日本史研究者の Charles Schencking 氏が構築したサイトのコンテンツ。東京の火災の発生地点と延焼の方向を示した地図や、復興のための計画図などが含まれる。
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米国オレゴン州中部の標高約2000mの場所で先月撮影された、幻想的な夜景のタイムラプス動画。遠方の山並みの上空で天の川が徐々に移動。一方でペルセウス座流星群の星が時々高速で流れるのが見える。近景の谷の中では霧も動いている。撮影者は同国の Mike Cohea 氏。via @ABC
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ベルギーの Marc Thunis 氏が商用も含めて自由に利用できる写真を公開しているページ。 bit.ly/3DDDRQ7 チリ南部のトーレス・デル・パイネ国立公園で撮影した、岩山の上に多重のレンズ雲がみられる写真を10枚含む。同じ山並みが対象だが撮影の時刻や雲の形が異なる写真の色合いが興味深い。
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2015年から毎年開催されている「お笑い野生生物写真コンテスト」の今年の最終候補作品を紹介した記事。 bit.ly/2YpeIZv 7千枚以上の応募作から選ばれた40枚で、ハトの顔に飛来した枯れ葉が張り付いた瞬間や、子供を指導しているようなカワウソの親の写真などが楽しい。最終結果は来月発表。
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スイスでは山麓の畜舎で飼育している乳牛を初夏に高山の放牧地に移動させ、初秋に畜舎に戻す「移牧」が行われている。大半の牛は歩いて移動するが、体調不良等により長時間の歩行が難しい牛はヘリコプターで運ぶ。その輸送の場面をBBCが取材した興味深い動画。 via @BBCWorld