カナダ・アルバータ州の中部で撮影されたオーロラが出ている空と国際宇宙ステーションの軌跡の写真。 flic.kr/p/V1AqKG 露光時間が比較的長い19枚の写真を撮り、それらを合成して144秒間の飛行の軌跡を白い線で示すことに成功。宇宙空間での実距離は約1100km。撮影者は地元の WherezJeff 氏。
バルト海に浮かぶエストニア領のサーレマー島には、約3500年前に隕石の落下で形成されたクレーターがある。直径約110mのきれいな円形で、形成年代が新しいこともあり保存が良い。縁の斜面では、元々は水平だった地層が衝突の衝撃で傾いた様子がみられる。Pt 氏による写真集 bit.ly/3bMOCTH
かなりしおれていて、枯れたようにも見える鉢植えの植物が、水やりをした後に見事に立ち上がる様子を撮影したタイムラプス動画。植物の種類は中米~南米北部が原産のベニアミメグサ。元気を与えられるような映像の撮影者はキューバの小学校教諭の Dorie 氏。 via @doriecp
米国の Kevin Key 氏(flickr の slworking2 氏)による天の川を含む夜景の写真集。 flic.kr/s/aHsjH3LCqb 地形、植生、人工物といった地表付近の風景を構成する多様な地物を、星空と上手く組み合わせて撮影する試みが興味深い。地物が暗いシルエットになっている程度も多様性の要素になっている。
イチョウは日本各地の街路、公園、寺社などでみられるが、2億年以上前の古生代ペルム紀から存在する世界最古の現生樹種の一つ。イチョウの葉の化石の写真集。 bit.ly/3nQKNT0 偶然の一致だが、化石の色が秋に色づいた葉と似ているケースが興味深い。下の写真は Kevmin 氏と SNP 氏が提供。
スウェーデン南部の約1200年前の墓から発掘された「アラーのために」というアラビア語が彫られた指輪の写真。 bit.ly/3w8VSSS 石はアメジストで環は銀。埋葬者はバイキングの女性で、当時の中東のアッバース朝が北欧と交易していたことを示す重要な遺物。撮影者は Gabriel Hildebrand 氏。
オーストラリア・ゴールドコースト市の郊外で撮影された夜空のタイムラプス動画。風で揺れ動く木の間から見える空を、天の川を含む満天の星が移動していく様子が美しい。さらに、天の川が見えなくなりつつある頃に、空を短時間で横切った流れ星もとらえられている。 via @ABC
南太平洋の水深数百mの場所に棲むオウムガイを紹介した動画。4億年以上前から存在が確認されている「生きた化石」の一つ。アンモナイトと比べると、内部の構造には明確な違いがあるが、外見は似ている面が多く、この点でも化石が生きているような印象を与える。 via @oceana
人工の水路を使い、蛇行した川の形が変化する様子を示した動画。着色した水を時々入れて、高速の水塊が流れる部分を表示。地表にあった赤いピンのうち2つが川に落ちる。高速の水塊が触れる側壁で侵食が早く、これが蛇行の屈曲を少しずつ増加させることを示す。 via @NESTA_US
#音楽 ベイルート・ボーカル・ポイントは2010年に結成されたレバノンのコーラス・グループ。男女混声の12名がアカペラで見事なハーモニーを聴かせる。同国のザキ・ナシフ(1916~2004)が書いた曲の例。アラブ音楽と西洋の教会音楽が混ざったような美しい音。 via @QifaNabki
コノハチョウは日本の南西諸島からインド北部にかけて分布し、姿が木の葉に似ていることで知られる。その擬態のレベルが実に高いことを伝える動画。軒先に落ちた枯れ葉にしか見えない個体が、突然羽を広げて動き、また元のような姿に戻る様子に驚かされる。 via @kiranshaw
土星探査機のカッシーニが撮影した土星の3つの衛星が同時に写っている画像。 go.nasa.gov/3GY541A 細い三日月状の衛星は、大きい方から順にタイタン、レア、ミマス。地球の恒久的な衛星は月しかないが、土星には80個以上の衛星がある。このため、月が複数含まれるような夜空も見ることができる。
1504年にレオナルド・ダ・ヴィンチが制作したとされる地球儀の画像 bit.ly/3wrTGq1 および展開図 bit.ly/3EZRjOg 彼の作品とすべきという情報が最近数年間に増加。科学技術や美術で有名な天才が、新大陸の情報を含む地球儀も作ったとしたら興味深い。画像の撮影者は Davidguam 氏。
パラグライダーで飛ぶ人が差し出した自撮り棒に大きなハゲタカが留まったり離れたりするセルフィーの動画。撮影者の英国人の Scott Mason 氏は落ち着いているが、ハゲタカは彼が調教した個体で、彼による人間と鳥が一緒に飛ぶ企画の一コマ。場所はスペイン上空。 via @TheSun
アラスカで撮影された上空に広がるオーロラと低空で立ち並ぶ光柱を含む夜景写真。 flic.kr/p/SXm5ke 光柱は寒冷地の大気中にある氷の粒が地表の灯りを反射して生じる縦に長い光。オーロラとの組み合わせは珍しく、この写真では木のシルエットとも組み合わさっている。撮影者は frostnip907 氏。
タッパーにココアの粉と小麦粉を交互に重ねた層を作り、側方からの圧力による地層の変形を再現した実験の動画。ヒマラヤなどでみられる衝上断層による変形(論文の例 bit.ly/3qArf86)。地質学者の Sandra McLaren 氏が高校生の体験教育用に試行。 via @sandramcgeo
ゴルフのマスターズ・トーナメントでは、参加者が練習でコースを回る際に、16番ホールでボールを池の水面をスキップさせて打つ習慣がある。2020年にスペインのジョン・ラームが、この方法でホールインワンをした際の動画。実に驚異的だが以前にも3人が成功。via @TheMasters
インドで伝統的に使われてきた植物の葉で作った皿の写真集2つ: Surya Prakash.S.A. 氏撮影 bit.ly/30h0pXQ Sumita Roy Dutta 氏撮影 bit.ly/3kwZz0q バナナ、ヤシ、ハカマカズラなどの葉を活用。プラスチック等とは違い自然界と同様のリサイクルが可能なため近年再注目されている。
オランダ・アムステルダムの凍結した運河の上で、女性がフィギュアスケートのスピンを披露している場面の動画。曇天で全体の色彩が白黒に近いが、それも含めて芸術的な映像。スケーターは地元の Linden van Bemmel 氏(@bemmel_l)、撮影者は Saskia 氏。 via @SaskiaBvR
#音楽 カリンバは箱に並んだ細い金属棒を指で弾いて演奏する小さな楽器。オルゴールを柔らかくしたような音が鳴り、野外に手軽に持ち出せる。ビートルズの「ヒア・カムズ・ザ・サン」の演奏。音楽とともに花を含む風景、犬の表情、鳥のさえずりも魅力的。 via @AcousticTrench
日射の有無に対する植物の興味深い反応を示した動画。英国の庭に植えられたチューリップで、日が射してくると花、草、茎が立ち上がる様子がわかる。実際の長さは2時間のタイムラプス動画で、後半は前半の逆回転の映像と思われる。Nico Goodden 氏が撮影。via @NicholasGoodden
スペイン・カナリア諸島のラ・パルマ島で9月19日に始まった噴火は今も続いている。先週撮影された「溶岩三角州」の空撮動画。三角州(デルタ)は河口に土砂が堆積してできる地形を指す語だが、英語等では海に溶岩が流入してできた突出した地形にも用いる。 via @112canarias
ロシア南西部と米国アーカンソー州の湿地で成長したヌマスギの林を秋に撮影した写真。 bit.ly/30oikM0 bit.ly/2YKzBP4 下ほど顕著に太いユニークな木の形は、幹の周りに気根が成長したことによる。紅葉した葉や水面との組み合わせが印象的。撮影者は Ted.ns 氏と William Dark 氏。
国際宇宙ステーションの飛行士が2018年5月に撮影した本州中央部の夜景写真。 bit.ly/3DiJkLL 三大都市圏が特に明るく、海岸部や内陸の主要道に沿って線状もしくは帯状の光が分布する。詳しく見ても興味深く、たとえば渥美半島ではオレンジ色の面的な光が見えるが、これは電照菊の栽培による。
最終氷期で最も寒かった2.3万年前頃のヨーロッパの水系を示した図。北から拡大した氷床と海面低下の影響により、テムズ、セーヌ、ラインなどの川を支流とする巨大な一つの流域が存在。Henry Patton 氏らによる Quaternary Science Reviews 誌のオープンアクセス論文 bit.ly/3DjvubO に掲載。