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トルコ南西部の森の中から夜空を見上げて撮影したタイムラプス動画。木のシルエットの間にできた窓のような空間を天の川が動いていく。ペルセウス座流星群の出現期間で、狭い空を見ているが流星を何度か確認できる。同国の Suleyman Akgunes 氏が撮影。 via @suleymanvisuals
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サウジアラビア西部のタブーク市は砂漠の中にあり、年平均降水量は約30mmしかない。しかし標高が700m台で、冬には雪が降ることもある。最近雪が降った際に、地元の人が伝統的な歌と踊りで祝っている動画。寒そうだが積雪は貴重な水資源で、彼らにとっては恵みの雪。 via @ABC
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アイスランドの北部には、アゥスビールギと呼ばれる幅が約1kmの馬蹄形の窪地がある。空撮写真 bit.ly/3BeXigY 氷河が急速に融解した際の洪水で溶岩台地が侵食されて形成されたと考えられているが、形がきれいで、現地では巨大な馬が脚を置いたという伝説がある。撮影者は Hansueli Krapf 氏。
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チリの港湾都市であるアントファガスタとボリビアの高山都市のラパスの間には、19世紀に遡る鉄道があり、アンデス山脈の内部も通っている。標高3900mを超える高所を走る貨物列車の写真。 bit.ly/37BMdZo 背後には雪に覆われた火山も見える芸術的な風景。撮影者はスイスの David Gubler 氏。
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真っ暗で無風の部屋に置かれた鉢植えの植物を、赤外線で長時間撮影したタイムラプス動画。植物はコショウの苗木で、撮影時間は夜間を主体とする約12時間。外からの刺激がなくても葉や茎がかなり動く様子が興味深い。撮影者は米国の Suzanne Dickerson 氏。via @CameraTrapSue
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米国のシカゴで最近撮影された、結氷したミシガン湖が解氷する様子をとらえたタイムラプス動画。前半は、氷に長い割れ目ができた後に大きな氷の塊が離れていく様子。後半は、湖岸に残った氷が消えていく様子。厳しい冬から春に移行していく時期の風景。 via @NewsNationNow
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米国テキサス州の北部で撮影された、アーチ状に屈曲した雲の下で局所的に生じた降水が青く見えている写真。 flic.kr/p/t4yckg スーパーセルの嵐で生じた降水が雹(ひょう)の形をとっており、その氷が赤色系の光を吸収するために青く見えることが原因。撮影者は同州の写真家の Kelly DeLay 氏。
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海藻が大気中の二酸化炭素を多量に吸収していると指摘した Global Ecology and Biogeography 誌の論文。 bit.ly/3WVN2Vv 上の地図は緑色がワカメなどの褐藻、赤色がノリなどの紅藻の適地。下は生育に適する岩礁の比率。著者の C. M. Duarte 氏らによると、吸収量はアマゾンの熱帯雨林に匹敵。
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青森県の十和田八幡平国立公園にある蔦沼で撮影された、虹と斜面が水面に反射している写真。 bit.ly/34vDua4 紅葉で色づいた植生と虹の色の共通性や、写真の上半分と下半分の対称性が印象的な一枚。撮影者は多数の世界の風景写真をフリーのライセンスで提供している米国の Ken Cheung 氏。
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多数のクレーターが鮮明に写っている月の画像の紹介記事。 bit.ly/3k0Tkir 米国カリフォルニア州の Andrew McCarthy 氏が、自宅の庭に設置した焦点距離2000mmの天体望遠鏡で、45分間に24000枚の月の写真を撮影。その中で良質なものを合成して得た成果。高解像度版 bit.ly/3k5rIbV
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生態系と大気の閒の二酸化炭素のやりとりが季節で変わる様子を示したアニメーション。緑色は森林等による二酸化炭素の吸収で夏に活発。肌色は枯れた植物の分解等による放出で冬に活発。灰色はほぼ収支ゼロ。温帯や冷帯で季節変化が大。ドイツの @Reichstein_BGC 氏が作製。
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トレッスル橋は末広がりに組まれた多数の橋脚で支持された橋で、20世紀初頭までに建造された鉄道橋が多い。米国カリフォルニア州の木製で世界最大の事例の写真集 bit.ly/3cdZhqv 長さ約200m、高さ約60mで2008年まで実際に使用。下の写真の撮影者は el cajon yacht club 氏と Ron Gilbert 氏。
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海食柱は岩が波で侵食されてできた急傾斜の小島。豪州南東沖のボールズ・ピラミッドは高さ551mと世界一高い海食柱。約640万年前の火山岩頸が侵食に耐えている。写真3枚 bit.ly/2RxSjW8 flic.kr/p/P6AMtr flic.kr/p/ek6z4e 撮影者は JillBBruce, Jon Clark, Martin7d2 の各氏。
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カナダ・アルバータ州東部のセント・ポール町で今月12日に撮影されたオーロラの動画。この日は磁気嵐の影響もあり、同州では例外的に明るいオーロラが見られた。この動画でも緑色の光が鮮明で、明るい光が淡い光に比べて激しく動いている様子などがわかる。via @Reuters
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トルコ最南東部のハッキャリ県は、主にクルド人が居住している山岳地帯。そこにあるチロ山(4116m)はトルコで三番目に高い山。その斜面にかかる滝の動画。急な崖の上から注ぐ水が、岩と雪氷の間にできた空間に落下していく迫力のある風景をとらえている。 via @TansuYegen
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アイスランドで撮影されたオーロラが水面に反射している写真二つ。 bit.ly/321s3oG bit.ly/2FmoJge 前者は同国の Alban Henderyckx 氏、後者は米国の Dave Morrow 氏が撮影。オーロラはそれだけでも美しいが、地形と合わせて水面に反射した様子が加わると、一層美しい風景になる。
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日本では桜の花の季節だが、欧米などではアーモンドの花が咲いた際に同様の風景が見られる。実の印象からは意外かもしれないが、アーモンドはバラ科サクラ属の植物。Unsplash で公開されている写真 bit.ly/3u6p65L 花と枝をつなぐ花柄が桜よりも短いのが主な違いだが、全体的によく似ている。
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スイスでは山麓の畜舎で飼育している乳牛を初夏に高山の放牧地に移動させ、初秋に畜舎に戻す「移牧」が行われている。大半の牛は歩いて移動するが、体調不良等により長時間の歩行が難しい牛はヘリコプターで運ぶ。その輸送の場面をBBCが取材した興味深い動画。 via @BBCWorld
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ウクライナ・キーウの聖アンドリーイ教会とその周辺の夜景を地元の Moahim 氏が撮影した写真。 bit.ly/37E2Jvy 高台に立つ教会は18世紀の建造で、緑の色彩が目を引く。周囲の建物や坂道も含めて、キーウでも特に美しい場所とされている。この写真では空の雲や月も風景の芸術性を高めている。
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西欧ではラスコー洞窟の例のように、2万年前頃に制作された動物の壁画がみられる。そこに記号のように描かれた点や斜線が、太陰暦の月を示すという Cambridge Archaeological Journal 誌の論文。 bit.ly/3X5Bqhz 著者の B. Bacon 氏らによると、古代人が獲物となる動物の生育サイクルを記録。
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世界を緯度と経度が各10度の格子で分割し、それぞれの格子の中で最大の人口を持つ場所を示した地図。 bit.ly/2A2rWPX 画像をクリックしていくと高解像度版を閲覧できる。日本で入っているのは東京、仙台、札幌、小笠原村、南大東村で、村レベルが選ばれる意外性もあり大きな反響を得ている。
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カナダ・マニトバ州の中部で撮影された、風で動いている雲の背後でオーロラが光っている夜空の動画。オーロラの大半の映像は、雲がないか少ない状態で撮影されている。しかし、オーロラと雲と組み合わさった場合にも、独特の美しさが生じることがわかる。via @HindAbuelgasim
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気温の低下によりガラスや金属の上についた霜が、芸術的なパターンを示すことがある。Schnobby 氏による写真集 bit.ly/3EPnoZm Paul Williams 氏が英国で撮影した車の上にできた事例 flic.kr/p/jcxhEC パターンはかなり多様で、後者ではボンネットとフロントガラスで異なっている。
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中国の貴州省では石灰岩類が広く分布し、カルスト地形が発達している。そこで撮影された地下の「川」の存在を示す動画。石灰岩の地域では鍾乳洞などの地下の空洞が多く、その下部はしばしば冠水しているが、これだけ多い流水を直接見て確認できる例は珍しい。 via @lsjngs
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アイルランド南部の湖岸で夕刻に撮影されたムクドリの群れの動画。夕焼けの空を背後に、形や濃淡を変えながら動き回る群れの様子が印象的。2分39秒というやや長い動画だが、終盤では森の近くの低空を激しく動く群れが見られるなど、全体を一見する価値がある。 via @ABC